気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

アゲハ蝶と彼岸花(赤・白・黄)

2018年09月23日 | 鳥見ついでに花や昆虫
子どもの頃、身近な大人たちから「彼岸花は不吉な花」「毒があるから摘んではダメ」と聞かされました。
写真撮影を始めてから彼岸花が咲く時季が楽しみになりました。
田んぼの畔や土手に咲く独特な形の真っ赤な花は、とても魅惑的な被写体です。
とは言うものの、どう撮れば綺麗に写せるのか、いまだにわからず。カメラを構えて迷うばかり。
タイミングよく飛んできたカラスアゲハを狙って撮ってみました。






雨降りの日が続いたせいか、翅の端が痛んでいます。


高い木の上に、整った翅のカラスアゲハが止まっていました。
羽化して間もないのでしょうか。


一度だけ、彼岸花の蜜を吸いにやってきました。


ナミアゲハでしょうか。
彼岸花でなく、清楚な野の花にばかり止まります。




片方の翅が半分しかありませんが、それでも力強く飛んで花の蜜を吸っていました。
アゲハ蝶の成虫は二週間ほどの命だそうです。
羽化したばかりの整った翅の蝶も魅力的ですが、
短い日々を生き抜いた翅の欠けた蝶たち、強く心に残ります。


彼岸花といえば鮮明な赤い花を連想しますが、
日本に自生している彼岸花の仲間には白い花や黄色い花 もあるそうです。







黄色い彼岸花はショウキラン(ショウキズイセン)という名前だそうです。



毒があると言われる彼岸花ですが、昔は球根を水にさらし毒抜きして飢饉の際の非常食にしていたそうです。
参考:『日本の七十二候を楽しむ-旧暦のある暮らし-』~東邦出版~

▼彼岸花の球根を販売している農園のHP
http://higan.jp/siro.html

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コメント (16)
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