窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

・ストレステストは電力会社と国の自己満足かな?

2011-11-17 02:50:21 | Weblog
・インフルエンザ患者発生の状況です。

・感染状況の経緯と予報                    
 ・第36週( 9月 5日~11日)   ・・・・2011年シーズンの始まり・・・・         
        ・・・・・       
 ・第44週(10月31日~ 6日)  
 ・第45週(11月 7日~13日)
 ・第46週(11月14日~20日)    ・・・・今週・・・・

・ウイルス サーベイランス状況(第43週)

 A(H1)pdm   42週に1件検出、その後2週連続未検出。
 A(H3)      42週に11件、43週に15件、44週に4件、検出されました。
 B          42週に3件、43週に1件、44週に3件、検出されました。

 ・2011年シーズンの累積分離件数推移です。
               40週   41週   42週  43週   44週  45週
   A(H1)pdm     0     0      1     1     1 
   A(H3)         7    15     21    31    53  
   B             6     6      6     8    13  

 A香港型優勢で感染が広がりつつある状況です。

・定点状況推移(人)
               39週   40週   41週  42週   43週  44週
  2011年定点データ  0.04  0.06  0.06  0.09  0.10  0.12

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第 4週( 1月24日~30日)    31.88人   157381人    176万人
  (ピーク到達)
 ・第34週( 8月22日~28日)     0.01人       43人   (0.04万人)
  (ボトム到達)
        ・・・・・       
 ・第42週(10月17日~23日)     0.09人      433人   (0.43万人)
 ・第43週(10月24日~30日)     0.10人      464人   (0.46万人)
 ・第44週(10月31日~ 6日)     0.12人      580人   (0.57万人)

・患者報告数の予報です。
  ・第45週(11月 7日~13日)     0.15人      725人   7323人

  ・17日                      0.027人              1333人
  ・18日                      0.028人              1380人
  ・第46週(11月 7日~13日)     0.19人      924人   9334人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値)  37175人   

 ・累積患者数の予報。(2011年36週以降)
  ・第46週(11月20日)                41420人  

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差
 ・第42週(10月17日~23日)  0.08人    0.09人    -5.3%
 ・第43週(10月24日~30日)  0.11人    0.10人   +18.8%
 ・第44週(10月31日~ 6日)  0.11人    0.12人   -16.0%

 今回の定点合計報告数は580人で、当ブログ予報は487人でした。

 今回予報誤差はー16.0%になり、予報誤差範囲内でした。

 ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±19.9%です。

・コメント

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は全国で8340人程です。

・定点順位     第42週        第43週       第44週  

  1位   沖縄  2.84人    沖縄  2.07人    沖縄  1.64人

  2位   山口  0.71人    鳥取  0.69人    鳥取  0.93人

  3位   三重  0.39人    山口  0.49人    愛知  0.59人

  4位   福井  0.38人    福井  0.47人    宮城  0.49人

沖縄は第44週で27週連続の1位継続になります。

・鳥インフルエンザ

松江のコハクチョウの死骸よりインフルエンザウイルスが検出されました。

鳥の死骸は7日に発見され、15日にウイルス種別が報告されました。

ウイルスの確認結果では鳥インフルでしたが、弱毒性のH5N2型と判明

H5N1型とはちがって人には感染しないとされていますが、野鳥の死骸には素手で
触らない事が基本になります。

PS

・・福島原発事故関係・・

・・11月16日状況・・

コメント

ストレステストの結果が次々と通産省に報告されているが、判定方法がまだ
決まっていない。

テストはやったものの、合格ラインが決まっていないようなもの。

まったくお粗末なものですね。


聞き及んでいる情報では、今までの地震と津波の大きさの想定は変えずにその
甘い想定に対して「余裕がこんなにあります。」というご報告のようです。

福島の事故の教訓が全く生かされていませんね。

新潟の知事さんが言うように「やらないよりはやったほうがマシ。」程度のものです。

それでは話になりませんわ、関西電力さん。

・・放射線状況

・・・原発北西20km超え地点での推移(文科省発表)

3月15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外)   北西20Km地点
              ・・・300μ・Sv/H(車内)   
   ・・・
10月
13日予測値・・33.9μ・Sv/H  実測34.0μ・Sv/H  予測誤差 -0.3%   
14日予測値・・33.9μ・Sv/H  実測35.0μ・Sv/H  予測誤差 -0.3%   
15日予測値・・33.9μ・Sv/H  実測33.0μ・Sv/H  予測誤差 +2.7%   
16日予測値・・34.9μ・Sv/H
17日予測値・・32.9μ・Sv/H

 ・・・3月15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点     推定値・・・265615μ・Sv (265.6m・Sv

到達実績
205.0m・Sv・・・8月31日  予報203m・Sv   予報誤差ー1.0%
228.2m・Sv・・・9月30日  予報227.5m・Sv 予報誤差ー0.3%
252.1m・Sv・・10月31日  予報250.6m・Sv 予報誤差ー0.6%

到達予報
274.4m・Sv・・11月30日  
343m・Sv・・・爆発から1年後
469m・Sv・・来年の11月30日  今後1年間での増加被ばく量195m・Sv  

コメント

ここのところずうっと上昇傾向でしたが今回数値が戻りました

測定器が変動しているのやら、本当に環境放射能が変動しているのやら
よくわかりませんね、原子力機構さん。


・・・原発北西30km超え地点での推移(文科省発表)
   以下、すべて北西30km超え地点

3月15日PM・・・(147μ・Sv/H)   
   ・・・
10月
13日予測値・・20.2μ・Sv/H  実測18.6μ・Sv/H  予測誤差 +8.6%     
14日予測値・・19.5μ・Sv/H  実測18.5μ・Sv/H  予測誤差 -5.4%     
15日予測値・・18.6μ・Sv/H  実測20.3μ・Sv/H  予測誤差 -8.4%     
16日予測値・・18.5μ・Sv/H  
17日予測値・・20.3μ・Sv/H  

 ・・・3月15日15時からの推定積算放射線量

本日終了時点   最大推定値・・・148111μ・Sv (148.1m・Sv

到達実績
110.9m・Sv・・・8月31日  予報111m・Sv   予報誤差+0.1%
125.8m・Sv・・・9月30日  予報125.1m・Sv 予報誤差ー0.6%
140.1m・Sv・・10月31日  予報140.5m・Sv 予報誤差+0.3%

到達予報
153.2m・Sv・・11月30日  
196m・Sv・・・・爆発から1年後
288m・Sv・・来年の11月30日  今後1年間での増加被ばく量135m・Sv  


・・福島市の状況(原発から北西65km地点)(文科省発表)

3月15日・・・24μ・Sv/H  
   ・・・
10月
13日予測値・・1.09μ・Sv/H  実測1.10μ・Sv/H  予測誤差 -3.2% 
14日予測値・・1.09μ・Sv/H  実測1.10μ・Sv/H  予測誤差 -0.3%     
15日予測値・・1.09μ・Sv/H  実測1.10μ・Sv/H  予測誤差 -0.3%     
16日予測値・・1.09μ・Sv/H  
17日予測値・・1.09μ・Sv/H  

・・・3月15日17時からの推定積算放射線量

本日終了時点   積算最大推定値・・・11436μ・Sv (11.44m・Sv

到達実績
9.19m・Sv・・・・・8月31日  予報9.2m・Sv   予報誤差+0.1%
10.1m・Sv・・・・・9月30日  予報10.1m・Sv  予報誤差+0.0%
10.99m・Sv・・10月31日  予報10.99m・Sv 予報誤差+0.0%

到達予報
11.78m・Sv・・11月30日  
14.1m・Sv・・・爆発から1年後
17.8m・Sv・・来年の11月30日  今後1年間での増加被ばく量6.0m・Sv  

以上の長期予報は放射性物質の半減期による減衰効果を考慮しています。

コメント

・・注意情報 ・・

窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で緊急避難、避難
及び計画避難、屋内退避の原発北西方向の対象範囲です。

但し政府の計算方法は安全委員会係数0.6が前提です。
    (安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)

                窓際日記推定   政府計算方式    

緊急避難(100m・Sv以上)・・36km以内   (・・・29Km以内)

 避難  (50m・Sv以上)・・・45Km以内   ・・・38Km以内  

計画避難(20m・Sv以上)・・・58km以内   ・・・51Km以内   

屋内退避(10m・Sv以上)・・・68km以内   ・・・61Km以内   

法律遵守(1m・Sv以下) ・・100km以遠   (・・・93Km以遠)(赤字は数値更新)


窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。

政府の計算は平均値狙いで、窓際日記の計算は最大値を求めるようにしています。

窓際計算の心は「住民サイドに立った計算」ということですね。

以上、御参考にしていただければと思います。

コメント
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