窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

新型インフルエンザ・42都道府県がピークを確認

2009-12-20 07:56:54 | Weblog
・新型インフルエンザ患者発生の状況です。

・流行ピークの予報と結果        42都道府県がピークを確定した模様。
 ・第34週(8月17日~23日)      ・沖縄
    ・・・・・・・
 ・第43週(10月19日~25日)     ・北海道
 ・第44週(10月26日~1日)・秋田、埼玉、東京、神奈川、三重、大阪、兵庫、京都  
 ・第45週(11月2日~8日)       ・宮城、岩手、
 ・第46週(11月9日~15日)      ・愛知、新潟     
 ・第47週(11月16日~22日)  ・大分、山口、石川、山形、群馬、千葉、長野、山梨    
 ・第48週(11月23日~29日)  ・滋賀、福岡、香川、宮崎、福井、全国平均 
                     ・佐賀、長崎、愛媛、鹿児島、岡山、高知、岐阜、
                     ・福島、熊本、富山、広島、栃木、茨城、
 ・第49週(11月30日~12月6日)   ・青森、徳島 
 ・第50週(12月7日~13日)    
 ・第51週(12月14日~20日)          ・・・・・・今週・・・・・・  
 ・第52週(12月21日~27日)           


 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 ・第49週(11月30日~12月6日) 31.82人    153131人   150万人
 ・第50週(12月7日~13日)     27.39人    131972人   132万人

 ・感染倍率      0.90倍 -> 0.88倍

 ・患者報告数の予報です。
  ・20日                       3.02人               14.5万人
  ・第51週(12月14日~20日)    23.00人   110807人    110.8万人

  ・21日                    2.93人               14.1万人
  ・第52週(12月21日~27日)    18.61人    89648人     89.6万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1656.5万人   100人中13.0人
  (第28週以降の合計です。)      

 ・累積患者数の予報。
  ・第51週(12月20日)               1656.5万人  100人中13.0人
  ・第52週(12月27日)               1746.1万人  100人中13.7人

・入院状況
 ・入院         12923人(12月15日現在)     入院率   0.082%
 ・重症化          828人(12月15日現在)    重症化率  0.0053%
 ・死亡(含む疑い例)   122人(12月17日現在)     死亡率   0.00076%

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差

 ・第48週(11月23日~29日) 39.95人   39.63人    +0.4%    
 ・第49週(11月30日~6日)  37.63人   31.82人    +17.9%    
 ・第50週(12月 7日~13日) 27.13人   27.39人    -1.4%    

 今回の定点合計報告数は131972人で、当ブログ予報は130163人でした。

 今回予報誤差はー1.4%になります。

 第34週から今までの平均予想誤差は±18.5%です。

・コメント

 入院患者数は本日累積で13583人になります。(平均予報誤差は±3.4%です。.)

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は111万人程です。


 累積患者数1656.5万人で、全人口の100人に13.0人が感染しました。

 そのうち未成年者は1307万人で、100人に53.7人が感染したことになります。

 累積患者数の平均予報誤差は±4.4%です。


PS

 第49週では成人の患者数がへりました。

 どうやら第48週が成人のピークのようです。

 これで未成年、成人ともに「下降モード」に入ったようです。


・週ごとの発生患者数の年齢別分布にもとづく計算

         42週   43週   44週   45週  46週   47週  48週  49週
成人(%)   17.2  17.6   17.3  19.5  20.5  18.4  25.3  25.5
未成年(%) 82.8  82.4  82.7  80.5  79.5  81.6  74.7  74.5

詳細に調べる為に、%から患者数に直します。

一週間に発生した患者数(万人)
         42週   43週   44週   45週  46週   47週  48週  49週
成人     14.3  20.1   26.6  29.8  33.6  31.8  47.8  38.3
未成年    68.7  93.9  127.  123. 130.  141. 141.  112.

未成年者のピークは47週と48週の境目のようです。

全国平均が48週にピークですので、それより若干先行してピークに到達していた
模様です。

成人のピークが48週ですので、未成年より4日ほど遅れただけで
ピークになったようです。

未成年がピークをつけるメカニズムと、成人がピークをつけるメカニズムの相違が
この「4日程」の遅れを作っているようです。


それにしても、感染研の「第49週報」の「一週間に発生した患者の年齢別の
推移グラフ」はいただけません。

48週までの表示の方が「ずっと見やすく分かりやすい」のに、なんでわざわざ
「改悪」するのでしょうね、感染研さん。

「わざと情報が伝わりにくくした狙いは?」などと、いらぬ詮索をしてしまいますよ。



コメント
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