窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

新型インフルエンザ・残り5つの県がピーク未確定

2009-12-23 08:07:14 | Weblog
・新型インフルエンザ患者発生の状況です。

・流行ピークの予報と結果        42都道府県がピークを確定した模様。
 ・第34週(8月17日~23日)      ・沖縄
    ・・・・・・・
 ・第43週(10月19日~25日)     ・北海道
 ・第44週(10月26日~1日)・秋田、埼玉、東京、神奈川、三重、大阪、兵庫、京都  
 ・第45週(11月2日~8日)       ・宮城、岩手、
 ・第46週(11月9日~15日)      ・愛知、新潟     
 ・第47週(11月16日~22日)  ・大分、山口、石川、山形、群馬、千葉、長野、山梨    
 ・第48週(11月23日~29日)  ・滋賀、福岡、香川、宮崎、福井、全国平均 
                     ・佐賀、長崎、愛媛、鹿児島、岡山、高知、岐阜、
                     ・福島、熊本、富山、広島、栃木、茨城、
 ・第49週(11月30日~12月6日)   ・青森、徳島 
 ・第50週(12月7日~13日)    
 ・第51週(12月14日~20日)         
 ・第52週(12月21日~27日)      ・・・・・・・今週・・・・・・・・           


 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
 ・第49週(11月30日~12月6日) 31.82人    153131人   150万人
 ・第50週(12月7日~13日)     27.39人    131972人   132万人

 ・感染倍率       0.88倍


 ・定点あたり報告数の順位(ラスト10)

           11月29日      12月 6日     12月13日

    38      奈良          埼玉          群馬
    39      和歌山         兵庫          京都
    40      京都          和歌山         兵庫
    41      岩手          京都          茨城
    42      兵庫          神奈川         埼玉
    43      神奈川          沖縄          大阪
    44      沖縄          山梨          神奈川
    45      大阪          大阪          山梨 
    46      東京          北海道         北海道
    47      北海道         東京          東京

コメント

東京と北海道がラスト1を争っています。

群馬、茨城がラスト10入りし、和歌山、沖縄が抜けました。

さすがの和歌山も、とうとうラスト10を追い出されました。

沖縄はここにきてまた患者数が増えていますので、要注目です。

ご常連は、京都、兵庫、北海道、大阪、東京、神奈川の6都道府県です。

PS

高いピーク値をつけた県と低いピーク値をつけた県のそれぞれトップ10です。

先週と同様、明らかに44週にピークを持つ県は低く、47週から48週に
ピークを持つ県は高くなっています。

ピークの最低値(東京、28.09)と最高値(福井、95.44)には3倍以上の開きが
あります。


この理由は、いまだに「謎」のままです。

あきらかに東京の感染倍率は、他の県と比較して「小さい」のです。

人口密集地の東京が、そうなる「理由」がわかりません。


・ 低いピークをつけた地域10県と週とピーク値(定点あたりの患者数)です。

 週      34・・・・・・43   44   45   46   47   48   49    
 東京              28.09(最低値)
 茨城                                   32.83
 山梨                             33.08
 京都              34.15
 岩手                    34.5
 大阪              34.77
 千葉                             37.01
 栃木                                   37.95
 神奈川             38.39
 埼玉              39.39

コメント

関東圏が7割を占めました。

関東以北で8割です。

ピーク到達のタイミングはけっこうばらけましたね。

東京からの感染拡大だとは思うのですが、出足がにぶく44週ではピークにならず
47~48週までピーク到達が遅れたようです。


今回は「上昇の風」が2回吹きました。

初回が、44週までの風で、そこでいったん風がやんで再度48週に
また吹いたようです。

それで「全国平均の分布」が頂上が2つに分裂した「富士山」のような形になりました。


・ 高いピークをつけた地域10県と週とピーク値(定点あたりの患者数)です。

 週      34・・・・・・43   44   45   46   47   48   49    
 福井                             (最高値)95.44
 大分                             77.21    
 宮崎                                   69.08
 石川                             65.02
 山口                             64.31
 福岡                                   63.35
 鹿児島                                  61.95
 北海道        61.43   
 長崎                                   59.14
 愛知                       58.70

コメント

48週にピークをつけた南の県が高いピーク値を出しているのが目立ちますね。

6割が南の県ですね。

北海道と愛知はそれぞれ、その地域特有の「ダイナミクス」でピークを付けたようです。

他の県は、感染が「後発スタート」の県で、47~48の「上昇の風」で
ピークを付けたようです。


南の地域は、大阪からの感染拡大だったのでしょうか?

沖縄からの感染拡大ではないと思います。

これは調べてみる必要がありそうですね。


コメント
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