ビートルズのオリジナル・アルバムで最も不人気なアルバムはやっぱりこれですかね。
1969年に出たアニメ映画のサントラ盤、Yellow Submarineですかね。
サイド−1はビートルズが演奏する6曲で構成されているが、タイトル曲のYellow SubmarineとAll You Need Is Loveは既出曲。さらに残りの4曲はアウト・テイクからの収録。もちろんビートルズの曲はアウト・テイクでも侮れないレベルの出来ではあるが…
更にサイドー2はジョージ・マーチン作のオーケストラを用いた7曲のインスト・ナンバーとなると興味は薄れるばかり。
私もサイドー1はたまに聴くことがあるが、サイドー2となると聴いた記憶が定かでない様な状況で、本日トライしてみることに。
なるほど、かってのアメリカで出たHard Days’ NightとHelpのサントラ盤に挿入されていたオーケストレーションの入ったこれぞサントラって感じの曲ですね。その時はビートルズのオリジナル曲の合間にそれぞれの曲が挿入されていたが、今回のYellow Submarineのアルバムは、インスト・ナンバーがサイド−2に全員集合!
つまりこれって今で言うタイパ、タイム・パフォーマンスがいいと編集ですね。YouTubeの動画を早送りで見るって感じの、いちいちレコード針を上げ下げしなくともビートルズの曲がまてめて聴けて、インスト・ナンバー聴きたくなければサイド−2は全て省略!
考えようによっては未来志向で編集されたアルバムって事ですね。