バンド解散後の1973年に彼らのキャリアを通してのベスト・アルバム、The Beatles/1962-1966とThe Beatles /1967-1970がそれぞれ2枚組のLPセットとして発売された。
これらは前年に発売された海賊盤の駆逐のためオフィシャルで出されたそうな。
それまでのベスト・アルバムといえば1965年のクリスマス商戦で新譜がなかった事からイギリス編集のベスト・アルバム、A Collection of Beatles’ Oldiesだけで、内容的には1965年までのベストセレクションだったので、今回の2組のアルバムの発売は、当時としては全てのオリジナル・アルバムを持っていたコレクターにとっても買い求める価値のある優れものだった。
本日は通称青盤と呼ばれた1967年から1970年の選りすぐりの作品をCDではなくレコードで聴いてみた。
改めて、よくこの短期間にこれだけの彼らの代表曲が次から次へと作れたものだと感心する。
カラー・レコードは1978年と1982年に出た。手持ちの盤は1982年のオデオン・レーベルの再発盤。
それがどうしたって言われるかもしれないけれど、ターンテーブル上の演奏中の青盤眺めていると懐かしさでいっぱい。