CDやレコードを実店舗で買わなくなって久しい。
ほとんどの場合、ネット通販に頼る。
重い腰を上げて、ハードオフに繰り出し100円の中古レコードを漁る事もあったが、気になる中古はほとんどネットのオークションを利用する。
買取ショップの担当の査定が厳しく、所有者もレアの中古廃盤の場合は、オークションに出したほうが高く売れるケースが多いからだ。
島流し状態の現在、所有している音楽の再生装置は、ウィンドウ7を使う古いデルのデスクトップに内臓されているCD-ROMと数千円のPC用アクティブ・スピーカーだけと言う貧相な再生環境である。
そのため、わざわざ通販を使ってCDやレコードを購入することも無く通販もご無沙汰となっている。
通販の魅力は、時間をかけてわざわざ実店舗に出かけなくとも、家まで1-2日で配達してくれるのと、纏め買いすると価格も実店舗で購入するより割安でさらに送料もいらないって事だろうか。
おかげで、都心の一部の大型店舗を除けば、この十年間で街のCDショップは廃業もしくは倒産という悲しいこととなった。
実店舗といえば、昔は3種類使い分けていた。
一つは近所のレコード・ショップで、この場合は音楽雑誌などで前もって調べて、購入確定の新譜レコードを買うために出向き、他のレコードには見向きもしない。

旧譜であっても定番中の定番ビートルズのアルバムは当時何処のショップでもおいていた。

エルトンの“ピアニストを撃つな”は、発売日に速攻で購入。
レコードの販売は再販制度をとっており、小売店では値引販売が出来ないため、当時は10枚集めれば1枚もらえるクーポンを購入ごとに配っていた。
これは大体何処のレコード・ショップでも同じ仕組みなので、近所のショップを利用。そうすれば、通常のプロモ以外にカレンダーとか大型ポスターを特別にもらえるメリットがあった。
また、店主と顔見知りのため、購入しなくとも視聴も時々させてくれた。
店主:パープルいいの出したよ。ちょっと聴いてみる?
ジャジャジャジャ、ジャーン~ ジャジャジャジャ、ジャーン~
私:こっ、これがパープルの新譜、バーンなのか!
あいにく他のレコードを買うことを決めていたので、予算の関係でパープルのバーンは却下。
二つ目は、ターミナル駅のショッピング・モールにあった、チェーン店を持つ中規模のショップだった。このモールには、同じ規模の異なるショップが2件入っていたので、近所に売っていない新譜もしくは旧譜レコードを探しによく出かけた。

イエスの3枚組みは近所のショップでは、買う人がいないので仕入れていなかったみたい。

ムーディーブルースの旧譜も近所じゃ無理。
こういう時が一番楽しく、一期一会の世界と言うか、色々迷った挙句何処からとも無く“俺を買ってくれ~”というような妖気に導かれまったく違うジャンルのレコードを買ってしまったり、ジャケ買いに走ったりと思っても見ない購入となった。
家に持ち帰って聴いてみる。
何これ!って感じたレコードもあったが、その場合は納得いくまで聴き返し、それでもだめなら、押入れ行き。
しかしながら、おおむねわたしの直感で選んだものに間違いが無かったと思っている。
三つ目は、都心の繁華街にある専門店もしくは、レコードだけではなく楽器や楽譜なども大量に売っていた楽器店系列のストア。

エルトンのデビュー、古いアルバムだったので、都心の専門店でゲット。最後の一枚だった。
楽器店系列のストアでは、高価なフェンダーのエレキに手を触れようものなら、早速店員が近づいてきて、どのような物をお探しでしょうか?となるので楽器のエリアから退散。
何件か大手のショップをはしごすると一日があっという間に終わってしまった。
番外として、70年代末にいったアメリカのタワーレコード。

当時カー・ラジオから、WHAT A FOOL BELIEVESが連日のようにオンエヤー。

シカゴのHOT STREETSからシングル・カットされたNO TELL LOVERも流行っていた。
日本の大手書店の文庫本のように、10枚20枚と所狭しと平積みされた数多くの新譜、それ以外にも旧譜のストックも充実して、初めて行った時は夢みたいだった。
確かに国内盤と比べるとレコードやジャケットの質は見劣りするが、手垢の付かないよう、すべての商品にシュリンクがかけられ、日本で発売されていない新譜がいち早く安価だったため、20数枚を始めて大人買いとなった。
正月でも来ない限り、ジョージのオール・シング・マスト・パスやイエスのイエスソングスなどの購入は無理であった昔、その限られた小遣いで一期一会の感覚で1枚のレコードの購入となると、結構緊張したものである。
現在、使えるお金に少し余裕が出来ると、クリックするだけで簡単に通販で購入出来るので、それほど必要でないものまでつい余計に買ってしまう悪癖が出てくる。
そんなに買い集めてどうするのって話で...
現在の島流しの状態が悪癖を直す唯一の特効薬みたいで (汗)
ほとんどの場合、ネット通販に頼る。
重い腰を上げて、ハードオフに繰り出し100円の中古レコードを漁る事もあったが、気になる中古はほとんどネットのオークションを利用する。
買取ショップの担当の査定が厳しく、所有者もレアの中古廃盤の場合は、オークションに出したほうが高く売れるケースが多いからだ。
島流し状態の現在、所有している音楽の再生装置は、ウィンドウ7を使う古いデルのデスクトップに内臓されているCD-ROMと数千円のPC用アクティブ・スピーカーだけと言う貧相な再生環境である。
そのため、わざわざ通販を使ってCDやレコードを購入することも無く通販もご無沙汰となっている。
通販の魅力は、時間をかけてわざわざ実店舗に出かけなくとも、家まで1-2日で配達してくれるのと、纏め買いすると価格も実店舗で購入するより割安でさらに送料もいらないって事だろうか。
おかげで、都心の一部の大型店舗を除けば、この十年間で街のCDショップは廃業もしくは倒産という悲しいこととなった。
実店舗といえば、昔は3種類使い分けていた。
一つは近所のレコード・ショップで、この場合は音楽雑誌などで前もって調べて、購入確定の新譜レコードを買うために出向き、他のレコードには見向きもしない。

旧譜であっても定番中の定番ビートルズのアルバムは当時何処のショップでもおいていた。

エルトンの“ピアニストを撃つな”は、発売日に速攻で購入。
レコードの販売は再販制度をとっており、小売店では値引販売が出来ないため、当時は10枚集めれば1枚もらえるクーポンを購入ごとに配っていた。
これは大体何処のレコード・ショップでも同じ仕組みなので、近所のショップを利用。そうすれば、通常のプロモ以外にカレンダーとか大型ポスターを特別にもらえるメリットがあった。
また、店主と顔見知りのため、購入しなくとも視聴も時々させてくれた。
店主:パープルいいの出したよ。ちょっと聴いてみる?
ジャジャジャジャ、ジャーン~ ジャジャジャジャ、ジャーン~
私:こっ、これがパープルの新譜、バーンなのか!
あいにく他のレコードを買うことを決めていたので、予算の関係でパープルのバーンは却下。
二つ目は、ターミナル駅のショッピング・モールにあった、チェーン店を持つ中規模のショップだった。このモールには、同じ規模の異なるショップが2件入っていたので、近所に売っていない新譜もしくは旧譜レコードを探しによく出かけた。

イエスの3枚組みは近所のショップでは、買う人がいないので仕入れていなかったみたい。

ムーディーブルースの旧譜も近所じゃ無理。
こういう時が一番楽しく、一期一会の世界と言うか、色々迷った挙句何処からとも無く“俺を買ってくれ~”というような妖気に導かれまったく違うジャンルのレコードを買ってしまったり、ジャケ買いに走ったりと思っても見ない購入となった。
家に持ち帰って聴いてみる。
何これ!って感じたレコードもあったが、その場合は納得いくまで聴き返し、それでもだめなら、押入れ行き。
しかしながら、おおむねわたしの直感で選んだものに間違いが無かったと思っている。
三つ目は、都心の繁華街にある専門店もしくは、レコードだけではなく楽器や楽譜なども大量に売っていた楽器店系列のストア。

エルトンのデビュー、古いアルバムだったので、都心の専門店でゲット。最後の一枚だった。
楽器店系列のストアでは、高価なフェンダーのエレキに手を触れようものなら、早速店員が近づいてきて、どのような物をお探しでしょうか?となるので楽器のエリアから退散。
何件か大手のショップをはしごすると一日があっという間に終わってしまった。
番外として、70年代末にいったアメリカのタワーレコード。

当時カー・ラジオから、WHAT A FOOL BELIEVESが連日のようにオンエヤー。

シカゴのHOT STREETSからシングル・カットされたNO TELL LOVERも流行っていた。
日本の大手書店の文庫本のように、10枚20枚と所狭しと平積みされた数多くの新譜、それ以外にも旧譜のストックも充実して、初めて行った時は夢みたいだった。
確かに国内盤と比べるとレコードやジャケットの質は見劣りするが、手垢の付かないよう、すべての商品にシュリンクがかけられ、日本で発売されていない新譜がいち早く安価だったため、20数枚を始めて大人買いとなった。
正月でも来ない限り、ジョージのオール・シング・マスト・パスやイエスのイエスソングスなどの購入は無理であった昔、その限られた小遣いで一期一会の感覚で1枚のレコードの購入となると、結構緊張したものである。
現在、使えるお金に少し余裕が出来ると、クリックするだけで簡単に通販で購入出来るので、それほど必要でないものまでつい余計に買ってしまう悪癖が出てくる。
そんなに買い集めてどうするのって話で...
現在の島流しの状態が悪癖を直す唯一の特効薬みたいで (汗)