○ 二荒山神社中宮祠 ○ 雪山登山閉山中 ○ ランカトルグカフェ
○ ゆず湯の足湯 ○ 鬼平江戸処 ○ epilogue
その1からの続きです。
○ 二荒山神社中宮祠
それから、二荒山神社に向かいました。
山のふもとの方は訪れたことがありますが、中禅寺湖畔はいつも鳥居だけ見て素通りしていました。
ここにあるのは中宮祠。
二荒山神社は、ご神体が男体山そのもので、ここから奥宮への登山道が続いています。
駐車場はやはりスケートリンク状態。画像からわかって頂けるでしょうか。
降りたその場所から危険なアイスバーン。2人で細心の注意を払いました。
そろそろと拝殿の方へと足を滑らせていきます。(もはや歩いていない)
雪をかぶった社殿はきれいですが、雪解け水がポタポタと垂れつづけて、水滴のタイミングを避けて中に入るのに一苦労でした。
いつも麓の二荒山神社ばかり参拝して、ここは赤い鳥居を横目に通り過ぎるだけでしたが、こちらの方がメインだとのこと。それは失礼しました。
神社の軒先には、つららが下がっていました。
○ 雪山登山閉山中
奥宮へと続く道があったので、行ってみましたが、扉が固く閉ざされています。
登山は10月で終わり、今は閉山中でした。
扉の隙間から、奥を眺めると、そこには冬の間、誰も通らない階段が。
風情がありました。
「雪山登山する人って、なにがいいんだろう?」とアコリンがぽつり言います。
確かに、森林浴はできないし、フィトンチッドも少なそう。
「う~ん、わからないわ」
彼女は夏限定の山ガールでした。
中禅寺湖は、かつて見たことがないくらい空いており、美しい自然を満喫できました。
湖畔のお寺と神社を参拝して、心がすっきりします。
「あ、忍者ラーメン!」「家康ラーメンだって!」
2人で同時に声をあげます。同じ店でした。
「家康の忍者っていったら、服部半蔵じゃない」
「半蔵ラーメンの方がよさそうなのにね~」
と、勝手なことを言いながら、なんだかおなかがすいてきました。
「そろそろ、お昼にしようか」
銀世界はいいのですが、今回は車で来ているため、安全第一で、あまり長居はしないことにします。
ゆっくりといろは坂を降りて行きました。
帰り道の天狗さん。なかなか写真に撮れないのですが、振り返りながら、なんとかパチリ。
○ ランカトルグカフェ
坂を下りると、雪は全くありません。
町は一気に観光客であふれかえっています。
すてきな英国風の教会がありました。日光は、寺社ばかりかと思っていましたが、ちゃんとキリストさまも祀られているんですね。聖地です。
今までの記憶が夢のようですが、雪道を歩いてかじかんだ足のつま先は、まだ冷え切ったまま。
普通のカイロは持参しましたが、足指カイロも持ってくるんでした。
お店はアコリンが選んでくれた、ランカトルグカフェ。
店名を覚えきれなくて、すぐに探しだせず、ウロウロきょろきょろ。
何語だろうと思ったら、造語のようです。
眠り猫のオブジェの置かれた小さな門構えですが、センスの良さが伝わってきます。
階段を上って行くと、あたたかみのあるリノベーション空間が広がっていました。
ここでランチにします。
私はとろ湯波ごはん、アコリンはカチャトーラ。
湯葉をひき肉と半熟卵と混ぜ合わせて、ご飯に載せていただきます。
出汁飴をかけた湯波を鶏そぼろと温泉卵と混ぜ合わせて、雑穀ごはんに載せていただきます。
クリーミーな味わいの創作丼ぶりでした。
ここは東照宮の西参道そば。
道を行きかう人々ウォッチングをしながら、ごはんをいただきました。
○ ゆず湯の足湯
それから益子焼の工房をチェックし、鬼怒川方面へ。
日光と鬼怒川は、一緒の枠のイメージですが、実際に車を走らせると少し距離があるものですね。
川を見下ろす「鬼怒子の湯」に入りました。
はじめ、「きぬこの湯」と耳で聞いて(シルクみたいなお湯なのかな)と想像していましたが、絹子じゃなくて鬼怒子でした。川の名前からだったのね。
ここは公共の足湯。手湯もあります。
素足になって両足つかりました。う~ん、いい気持ち!
ずっとかじかんだままだった足の指が、あたたまってほぐれていきます。
ようやく足の指を動かせるようになりました。
アコリンの足は親指が長いエジプト型、私は人差し指が長いギリシア型。
お互いの足の指を比べてみます。オリエンタルな異文化交流(?)です。
ゆずが浮いていてゆず湯になっており、ほかほかに温まりながら、さわやかな香りを楽しめます。
明日は冬至。一日早くゆず湯を楽しめました。
アコリンは、先ほど雪上で転んだ打ち身を癒します。
眼下には、ダイナミックな岩場を流れる川が見えました。
足湯を出た時には4時半になっていました。
5時には暗くなってしまうため、帰途につきます。
帰り道に、鬼平PAにも寄りたいし!
その前に、鬼怒子とパチリ。きぬこは牙が生えていたけど、別に怒っていませんでした。
○ 鬼平江戸処
帰り道、忘れずに羽生PA(上り)に寄ることができました。
わあ、初めての鬼平江戸処です。
前々から来たかったので、テンション上がりまくりの私。
以前取材で訪れたというアコリンに、いろいろ詳しく解説してもらいました。
江戸の町並み風の概観に、柳や松が植えられていて、ムードたっぷり。
京都もしくは明治村に来たよう。
中に入っている店舗は、原作に登場する店名になっているそうです。
数巻読んでいますが、店名をチェックするほどは読み込んでないわ~。
ちょうど開業一周年だそうで、殺陣などの記念イベントが行われていました。
お土産コーナーには、埼玉なのに、伊勢辰とか榮太樓などの商品が並び、お江戸っぽいものがたくさん売られていました。福助どんがキュート!
鬼平のコアなファンが周りに数名いますが、これほどまでに日本国民に人気なんだなあと、あらためて思います。
そういえば、鬼怒子の湯のあとに鬼平PAに寄っているので、なんだか鬼づいています。
こういうザ・ジャパンな場所は、外国人に爆発的に人気が出そうですが、外国人ツーリストはなかなか訪れる機会がないのがパーキングエリア。
こういうテーマパーク的なPAがほかにも増えたら楽しいなあと思います。
やっぱり水戸は黄門様、静岡は次郎長でしょうね。
伊賀や甲賀が忍者屋敷になったら、そのためにだけでも行きたくなっちゃいそうです。
満足して、羽生をあとにしました。
都内について、解散です。
華麗なハンドルさばきで結局最後まで運転をしてくれたアコリン、どうもありがとう。
羽生PAで、いろいろお土産を買いましたが、気づけばみんな食べ物だったー!
○ epilogue
もともとは気分の浄化のために、日光の強力なパワーに触れてこようと思った今回の旅。
中禅寺湖を訪れるたびに(いろは坂の上は別世界だ)と思いますが、今回は雪に閉ざされかけた世界になっており、いつにも増して非日常感にあふれていました。
忘れていた雪の白さと冷たさを思い出して、温泉で温まって。
皮膚感覚を通じて冬の刺激を受けて、気持ちがしゃんとします。
多分これが、今年の旅おさめ。
今年もあちこちに、思い出深い旅ができました。
来年も健康でいられますように。
○ ゆず湯の足湯 ○ 鬼平江戸処 ○ epilogue
その1からの続きです。
○ 二荒山神社中宮祠
それから、二荒山神社に向かいました。
山のふもとの方は訪れたことがありますが、中禅寺湖畔はいつも鳥居だけ見て素通りしていました。
ここにあるのは中宮祠。
二荒山神社は、ご神体が男体山そのもので、ここから奥宮への登山道が続いています。
駐車場はやはりスケートリンク状態。画像からわかって頂けるでしょうか。
降りたその場所から危険なアイスバーン。2人で細心の注意を払いました。
そろそろと拝殿の方へと足を滑らせていきます。(もはや歩いていない)
雪をかぶった社殿はきれいですが、雪解け水がポタポタと垂れつづけて、水滴のタイミングを避けて中に入るのに一苦労でした。
いつも麓の二荒山神社ばかり参拝して、ここは赤い鳥居を横目に通り過ぎるだけでしたが、こちらの方がメインだとのこと。それは失礼しました。
神社の軒先には、つららが下がっていました。
○ 雪山登山閉山中
奥宮へと続く道があったので、行ってみましたが、扉が固く閉ざされています。
登山は10月で終わり、今は閉山中でした。
扉の隙間から、奥を眺めると、そこには冬の間、誰も通らない階段が。
風情がありました。
「雪山登山する人って、なにがいいんだろう?」とアコリンがぽつり言います。
確かに、森林浴はできないし、フィトンチッドも少なそう。
「う~ん、わからないわ」
彼女は夏限定の山ガールでした。
中禅寺湖は、かつて見たことがないくらい空いており、美しい自然を満喫できました。
湖畔のお寺と神社を参拝して、心がすっきりします。
「あ、忍者ラーメン!」「家康ラーメンだって!」
2人で同時に声をあげます。同じ店でした。
「家康の忍者っていったら、服部半蔵じゃない」
「半蔵ラーメンの方がよさそうなのにね~」
と、勝手なことを言いながら、なんだかおなかがすいてきました。
「そろそろ、お昼にしようか」
銀世界はいいのですが、今回は車で来ているため、安全第一で、あまり長居はしないことにします。
ゆっくりといろは坂を降りて行きました。
帰り道の天狗さん。なかなか写真に撮れないのですが、振り返りながら、なんとかパチリ。
○ ランカトルグカフェ
坂を下りると、雪は全くありません。
町は一気に観光客であふれかえっています。
すてきな英国風の教会がありました。日光は、寺社ばかりかと思っていましたが、ちゃんとキリストさまも祀られているんですね。聖地です。
今までの記憶が夢のようですが、雪道を歩いてかじかんだ足のつま先は、まだ冷え切ったまま。
普通のカイロは持参しましたが、足指カイロも持ってくるんでした。
お店はアコリンが選んでくれた、ランカトルグカフェ。
店名を覚えきれなくて、すぐに探しだせず、ウロウロきょろきょろ。
何語だろうと思ったら、造語のようです。
眠り猫のオブジェの置かれた小さな門構えですが、センスの良さが伝わってきます。
階段を上って行くと、あたたかみのあるリノベーション空間が広がっていました。
ここでランチにします。
私はとろ湯波ごはん、アコリンはカチャトーラ。
湯葉をひき肉と半熟卵と混ぜ合わせて、ご飯に載せていただきます。
出汁飴をかけた湯波を鶏そぼろと温泉卵と混ぜ合わせて、雑穀ごはんに載せていただきます。
クリーミーな味わいの創作丼ぶりでした。
ここは東照宮の西参道そば。
道を行きかう人々ウォッチングをしながら、ごはんをいただきました。
○ ゆず湯の足湯
それから益子焼の工房をチェックし、鬼怒川方面へ。
日光と鬼怒川は、一緒の枠のイメージですが、実際に車を走らせると少し距離があるものですね。
川を見下ろす「鬼怒子の湯」に入りました。
はじめ、「きぬこの湯」と耳で聞いて(シルクみたいなお湯なのかな)と想像していましたが、絹子じゃなくて鬼怒子でした。川の名前からだったのね。
ここは公共の足湯。手湯もあります。
素足になって両足つかりました。う~ん、いい気持ち!
ずっとかじかんだままだった足の指が、あたたまってほぐれていきます。
ようやく足の指を動かせるようになりました。
アコリンの足は親指が長いエジプト型、私は人差し指が長いギリシア型。
お互いの足の指を比べてみます。オリエンタルな異文化交流(?)です。
ゆずが浮いていてゆず湯になっており、ほかほかに温まりながら、さわやかな香りを楽しめます。
明日は冬至。一日早くゆず湯を楽しめました。
アコリンは、先ほど雪上で転んだ打ち身を癒します。
眼下には、ダイナミックな岩場を流れる川が見えました。
足湯を出た時には4時半になっていました。
5時には暗くなってしまうため、帰途につきます。
帰り道に、鬼平PAにも寄りたいし!
その前に、鬼怒子とパチリ。きぬこは牙が生えていたけど、別に怒っていませんでした。
○ 鬼平江戸処
帰り道、忘れずに羽生PA(上り)に寄ることができました。
わあ、初めての鬼平江戸処です。
前々から来たかったので、テンション上がりまくりの私。
以前取材で訪れたというアコリンに、いろいろ詳しく解説してもらいました。
江戸の町並み風の概観に、柳や松が植えられていて、ムードたっぷり。
京都もしくは明治村に来たよう。
中に入っている店舗は、原作に登場する店名になっているそうです。
数巻読んでいますが、店名をチェックするほどは読み込んでないわ~。
ちょうど開業一周年だそうで、殺陣などの記念イベントが行われていました。
お土産コーナーには、埼玉なのに、伊勢辰とか榮太樓などの商品が並び、お江戸っぽいものがたくさん売られていました。福助どんがキュート!
鬼平のコアなファンが周りに数名いますが、これほどまでに日本国民に人気なんだなあと、あらためて思います。
そういえば、鬼怒子の湯のあとに鬼平PAに寄っているので、なんだか鬼づいています。
こういうザ・ジャパンな場所は、外国人に爆発的に人気が出そうですが、外国人ツーリストはなかなか訪れる機会がないのがパーキングエリア。
こういうテーマパーク的なPAがほかにも増えたら楽しいなあと思います。
やっぱり水戸は黄門様、静岡は次郎長でしょうね。
伊賀や甲賀が忍者屋敷になったら、そのためにだけでも行きたくなっちゃいそうです。
満足して、羽生をあとにしました。
都内について、解散です。
華麗なハンドルさばきで結局最後まで運転をしてくれたアコリン、どうもありがとう。
羽生PAで、いろいろお土産を買いましたが、気づけばみんな食べ物だったー!
○ epilogue
もともとは気分の浄化のために、日光の強力なパワーに触れてこようと思った今回の旅。
中禅寺湖を訪れるたびに(いろは坂の上は別世界だ)と思いますが、今回は雪に閉ざされかけた世界になっており、いつにも増して非日常感にあふれていました。
忘れていた雪の白さと冷たさを思い出して、温泉で温まって。
皮膚感覚を通じて冬の刺激を受けて、気持ちがしゃんとします。
多分これが、今年の旅おさめ。
今年もあちこちに、思い出深い旅ができました。
来年も健康でいられますように。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます