林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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三陸鉄道乗り潰しの旅16.

2024-08-21 | 鉄道・旅行

 16.宮古の3時間31分-留置車両取材

結局、盛から宮古まで途中下車せず、
12:23には宮古に到着した。

全く想定していなかったが、
宮古駅の側線には幾つかの車両が留置されていた。
今は盛から久慈までがリアス線に統一されているが、
もともと釜石から宮古まではJR山田線であって、
宮古から久慈が北リアス線、盛から釜石までが南リアス線と、
運転系統が分断されていた関係で、
終端の駅には車両の留置が行われているのだろう。
宮古の3時間31分ではこれらの取材に当てることにしよう。
その前に事前に調べておいた「冨士乃屋」に行き、
昼食として五目ラーメン880円+ミニカレー丼250円を喰う。

駅まで戻って駅舎取材する。
ここは2007年7月21日に訪問積みだったが、
当時は山田線がまだJR東日本管区だったため、
駅舎もJR専用で、当時の三陸鉄道駅舎は本社として使用されている。
当時から2階部分は三陸鉄道宮古鉄道事務所となっていて、
実質的には本社機能を有していた。
現在、改札は元のJR宮古駅に移設されていた。

宮古駅に到着した時にホームから確認したのだが、
駅の反対側には宮古市役所になっていた。
ここから車両取材できないかと自由通路を通って市役所に行ってみた。
市役所の入っている建物は、
イーストピアみやこと呼ばれていて、
保健センターや市民交流センターも兼ねている。
また、建物の前には大きめの駐車場になっている。

駐車場から留置車両を取材する。
三陸鉄道は今は36-700形が主流になっているが、
36-100形や36-200形も留置されていた。

また宮古から盛の区間は東日本大震災の被災でJR東日本からは分離されたが、
盛岡から宮古まではJR東日本管区になっており、
その区間で使用されるキハ110系も2両留置されていた。

ホームで宮古から釜石に向かう36-713には、
ここまで乗ってきた団体列車と同じヘッドマークが掲げられ、
駅員が総出で旗を振っていた。
たぶん、同じイベントでの運用なのだろう。
こうしたことによって集客を狙うのも、
地方の第三セクターの生き残り戦略のひとつなのだろう。
車両取材をたっぷり時間を掛けてやったが、
それでも時間を持て余し、市民交流センターで休憩していた。


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