13.津山の昼食と中鉄北部バスの旅
岡山駅9番線、10番線で津山線、桃太郎線の気動車を車両取材し、
09:50岡山始発の快速「ことぶき」に乗り込む。
この列車は以前にも乗車したことがある。
車内は思ったよりも混雑していた。
岡山から津山までは1時間10分の旅である。
岡山近辺はまだ住宅地が広がっていたが、
少し走ると里山風景が広がっていた。
濃い緑と雲の多い青空に夏を感じる。
11:00ちょうどに津山に到着する。
津山には何度か来たことがある。
姫新線の乗り潰しでも立ち寄ったし、
津山まなびの鉄道館訪問のために来たこともある。
今回はここから更に中鉄北部バスで柵原ふれあい鉱山公園を目指すのだが、
津山から最寄りの吉ヶ原バス停までは1日5本しかなく、
その朝イチのダイヤが11:52津山発なのである。
乗り換えの52分の間に昼食を喰うこととして、
事前に調べていた「東姫楼」という中華料理店を目指す。
去年までの計画では、「とん喜」というとんかつ店に行くつもりだったが、
ここが2023年1月29日に移転してしまったため、
その代替としてこの店を探したのだ。
駅を出て吉井川を渡り、鶴山通りから出雲街道を右折したところにある。
ここでやきめしセット935円を喰った。
やきめしは関東でいうチャーハンのことで、所謂半チャンラーメンのことである。
鶴山通りから出雲街道を左折したところは“ソシオ一番街”というアーケード街で、
「津山出身 ウエストランド 井口浩之さん河本太さん
M-1グランプリ2022優勝おめでとうございます」という横断幕が掲げられていた。
昼食を喰い、再び津山駅に戻った。
津山駅に到着したのは11:42a.m.で、バス到着予定の7分前である。
乗り場を確認するため、駅前観光案内所を尋ねる。
津山はウエストランドだけでなく、B’zの稲葉浩志さんの出身地でもある。
駅前には特大パネルが設置され、そのことをアピールしていた。
津山駅の駅前には「SAKU美SAKU楽」の顔はめパネルが設置されていた。
観光案内所でもらった時刻表によると津山駅発は11:52になっていたが、
時間になってもバスはやってこなくて少し不安になった。
2分遅れで高下行きがやってきた。
やってきたバスは少しクラシカルな・・・古いタイプのバスで、
首都圏ではなかなか見ないタイプの路線バスである。
吉井川沿いをずっと進み、ダイヤより1分遅れで吉が原バス停に到着する。
吉ヶ原バス停は柵原ふれあい鉱山公園の真ん前であり、
廃止になった片上鉄道吉ヶ原駅の駅前に位置していた。