林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

青春の旅立ち-草津線と名松線の旅7.

2017-09-12 | 鉄道・旅行

 7.柘植の静寂と大混雑の関西本線

柘植まで乗ってきた113系は少しの間駅に停まっていたが、
乗客を乗せると11:00に草津に向けて再び走り出した。
柘植は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有し、
更に側線もあるという中核の駅であるが、列車が居なくなると当たりは静寂に包まれた。
十分に駅取材したあと、駅前を散策することにした。
ここでの乗り換え時間は42分で駅前には1件だけ喫茶店があるのだが、
松阪で昼食予定だったのでここでは食事はせず、駅付近を散策した。
近くに池があったので行ってみたが、ただの普通の池だった。

 

芸能人の旅番組では何気なく行った場所に新たな出会いや感動が待っていたりするのだが、
実際の旅では駅前を散策しても特に何も起こったりはしない。
特に何もないということを確認するに行くのが本来の旅の姿なのかもしれない。
もう暫く行くと辺り一面田んぼになり、その先には名阪高速道路が見える。

 

大和街道を越え、玉林寺の手前まで行ってそろそろ列車の時間が気になりだし、戻ることにする。
駅に戻って入場し、2番線、3番線の島式ホームで関西本線上り列車の到着を待つ。
関西本線は名古屋からJR難波までの174.9kmの路線で、
名古屋から亀山までがJR東海、亀山からJR難波までがJR西日本の管区となり、
JR東海の区間とJR西日本の加茂からJR難波までは電化されているが、
亀山から加茂の区間は非電化であり、
JR西日本がローカル線区向けに開発した気動車キハ120系が充当されている。
ホームで待っていると紫の関西本線塗色を纏ったキハ120系がやってくる。

 

これに乗り込んで吃驚したが、車内は立ち客がいるほど混雑していた。
非電化区間で1両での運用だったためそれほど混んでいないだろうと鷹を括っていたが、
実際には旅行客が多くかなり混んでいた。
23分で亀山に到着、ホームの反対側にはキハ25形1500番台、1600番台2両編成が停車していた。
これはキハ25形の紀勢本線、参宮線用の車両である。
乗り換え時間は13分あったが駅舎から遠いホームでの乗り換えだったこともあり、
車両取材のみで11:16始発の紀勢本線で松阪を目指す。
2015年に落成したばかりで乗り心地も良く、49分の旅はゆったりとしていた。
12:05に松阪に到着し、昼食を喰うために改札の外に出る。
松阪では昼食休憩を含めて1時間4分の乗り換え時間を設定していた。

コメント
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