リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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OSI・L Kristerson アシストオペ(松岡オペ中)

2006-03-04 13:13:55 | Weblog
続いて後半は私が執刀する手術でした。
症例は上顎右側犬歯部、第二小臼歯部のインプラント2本をGBR法とサイナスリフト(上顎洞底挙上術)でしたが、オペ前の打ち合わせではサイナスリフト部は、1ステージか2ステージ法かは骨密度の状態によって決めるということで始まりました。実際歯肉をハクリしたとき、小臼歯部の骨がインプラント体の初期固定を得るには難易性があるということで、2ステージ法となり、上顎洞の粘膜をハクリ挙上し人工骨を入れ、犬歯部遠心頬側部のGBRを行っただけで、インプラント埋入は骨置換が出来上がる6ヶ月後となりました。
 難しい手術でしたが、クリスターソン先生とサイナスリフト経験豊富な木下先生のアシストで安心して手術が行えたのでよかったです。

OSI・L Kristerson アシストオペ(木下先生オペ中)

2006-03-04 12:58:13 | Weblog
私の所属してるOSI(OSSEO SKARP INSTITUTE)の最高顧問である、スウェーデンのラース・クリスターソン先生が平成18年2月下旬から来日されていましたので、この期を逃さず3月3日、当院にてアシスタント手術をしていただきました。
 当院にてクリスターソン先生にオペの指導を直接していただけるということで、
それをきいたOSI北海道の木下先生がインプラントオペ経験豊富なのにわざわざ都合をつけ、当院で手術をクリスターソン先生に見てほしいということなので、木下先生に私の患者さんの一人をお譲り致しました。
 10時から打ち合わせ、前半11時スタートの手術(前半:木下先生執刀 後半:私)でしたが、前半の手術の症例は上顎右側切歯部インプラントをGBR法(骨増生)を併用する手術の予定でしたが、クリスターソン先生のご提案により急遽、下顎枝部よりも移植骨の採取を行うことになり、移植骨と人工骨を混ぜたGBRを行いました。予定より1時間ほどオーバーになった手術でしたが、インプラントの予知性を考えると患者さんには時間的なご迷惑をおかけしましたが、結果はよりよい手術だっとと思います。
 写真は木下先生のオペの様子