
『GAMERA-Rebirth-』第1話「夏の雷鳴」
2023年 日本 25分
■監督:
瀬下寛之
■声の出演:
金元寿子
松岡禎丞
豊崎愛生
木村昴
●あらすじ
1989年夏の東京。
ボコ、ジョー、ジュンイチの3人は、小学生最後の夏休みを送っていた。
貯めたお金をブロディたちに巻き上げられたボコたちは、
取り返そうと向かったゲームセンターで彼らと対決するが、そこで大きな爆発音を聞く。
外に出た一同が目にしたのは…。
(NHKより)
★感想など
個人的にはゴジラよりガメラのシリーズの方が好きだ。
とくに昭和ガメラの敵怪獣たちは、どれもヒドく個性的なやつらばかりで大好きだ。
その中でも一番のお気に入りである、大悪獣ギロンが登場するのを知っていたので本作に興味はあった。
ただアニメなので積極的に観ようとは、あまり思ってはいなかったが。
アニメ化した昭和の怪獣映画は何故かどれも評判が悪かったのもある。
映画版になったゴジラのアニメは、どれも酷評なのでまあ観ないだろう。
深夜に放送したらしい大魔神のアニメは、大魔神とは名ばかりの超クソ評判悪いので
どう転んでも絶対に観ることはないだろう。
と言うかどうも長い連続物が好きではないらしい。自分。
そこにアニメが加わると、もう無理って感じに観る前からなってしまう。
その点本作は全6話だから、そのくらいならまあ良いかなと。
で第一話を観てみたんだが、全然期待が持てない第一話だったんだけど、これ大丈夫か?
まず怪獣がほとんで出てこないのはいかがなものかと言うのがあるが
それ以外にヒドイなと思ったのが、子供たちのエピソード。
小学生の子供たちが高校生くらいのメリケンヤンキーにカツアゲされて泣くが
復讐するために作戦を練り、秘密道具まで用意してまでメリケンヤンキーたちがたむろするゲームセンターに乗り込むのに
リベンジする前に怪獣襲来によってうやむやにしてしまうこの脚本はどうなんだ?
ここまで描いたのなら、秘密道具で少しリベンジさせた後に、怪獣襲来のシーンに繫げればいいじゃん。
そこを描かず、視聴者もスッキリさせないのであれば、じゃああの準備をしていたシーンは何だったとなるだろうよ。
例えこの後の回でリベンジを果たしたとしても、もうその頃にはみんなこの辺のエピソードなんて忘れてるかも知れないし
興味もなくなってるかもしれないしね。
まあこの後の描き方に大いに不安が立ち込めたけど、多分最後までは観れるだろう。
おそらく。
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