「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明」
原題:黄飛鴻/ONCE UPON A TIME IN CHINA
1991年 香港 128分
■監督:
徐克(ツイ・ハーク)
■出演:
李連杰(リー・リンチェイ)
關之琳(ロザムンド・クワン)
元彪(ユン・ピョウ)
鄭則仕(ケント・チェン)
張學友(ジャッキー・チュン)
午馬(ウー・マ)
任世官(ヤン・サイクン)
●あらすじ
英米列強が幅を利かせ、動乱の時代を迎えていた中国大陸。
祖国の将来を憂いている黄飛鴻をよそに、武道家たちは自分の名を上げようと挑んでくる。
そんな中、治外法権をカサに着る英軍は中国人を奴隷として海外へ連れ去ろうとしていたが、
洋行帰りの叔母がその騒ぎに巻き込まれるに至って黄飛鴻の怒りは頂点に達した。
だが、英軍の陰謀を叩こうとする彼の前に、最強最大の武道家イェンが立ちはだかった!
中国の英雄・黄飛鴻をツイ・ハーク=リー・リンチェイのコンビが、まったく新たに映像化した作品。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
元々は趙文卓版黄飛鴻を全て観ようと思ったんだが、パート4はなんだか3の続きっぽかったし
「天地大乱」は何度も観てるけど、「天地黎明」と「天地争覇」は大昔に観ただけ。
そしてなんだか「天地黎明」を最近もう一回観たくなっていたので、シリーズ全部観ることにした。
シリーズ中一番功夫シーンが多いと言われている本作だが、特に印象に残る功夫シーンが少ない。
中盤の船上での闘いだけは中々良いが「天地大乱」程ではない。
本人も試写を観て騙されたと言ったという元彪の扱いが不憫でならない。
キャラクターも良くないので、感情移入も非常にし辛い。
功夫面も本作は李連杰だけが生かされているので、元彪の活躍シーンがない。
非常に勿体無い使い方である。
と言うより徐克が李連杰以外を大事にしてないなこりゃ。
ワン・チャイ第一作は上映時間も長いが、全体的にはそれなりである。
キャストは豪華なので、そういった点で楽しむといいかも。
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