レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

龍の忍者

2024年02月11日 17時50分13秒 | 功夫/空手/武侠片

「龍の忍者」
原題:龍之忍者/NINJA IN THE DRAGON'S DEN
1982年 香港 95分
■監督:
 元奎(ユン・ケイ)
■出演:
 李元霸(コナン・リー)
 真田広之
 太保(タイポ)
 田中浩
 黄正利(ウォン・チェンリー)
 染野行雄

●あらすじ
真田広之が出演した香港カンフー・アクション。
父の仇を探して中国に渡ってきた青年が、そこで元伊賀流忍者の男などと出会いながら、悪の教団の一味を叩く。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
これ香港と日本の合作なのかと思ってたらそうじゃなくて、完全なる香港映画だったんだね。
製作会社は呉思遠(ウー・シーユエン)の(思遠影業公司)シーゾナル・フィルムなので、バリバリの香港映画。
撮影場所は台湾かなあ?
片田舎を舞台に、やってることは完全にいつもの香港映画。
「新死亡遊戯 7人のカンフー」みたいな五重の塔でのぶら下がりアクションとか、
火遁の術と称しながら、ガソリンの量を完全に間違えている池大炎上シーンとか、相変わらずのやり過ぎっぷりがヤバイ。
とは言えそのいつもの世界に、真田広之が完全に馴染んでいるのが凄い。
と言うより、当時の香港映画の主演級と比べても全然遜色ないくらいだ。改めて凄い。
他には香港側の主演である李元霸(コナン・リー)は、アクションも勿論凄いのだが
髪型とかコメディ的な演技とかが、完全にジャッキー・チェンを意識しているのが、時代だなあと感じるね。
監督が元奎(ユン・ケイ)だけにアクションはのっぴきならない事になっているが
かわりに脚本がかなりイケてなく、展開に難があるのが問題だが
当時の香港功夫映画が好きな人なら、問題ないであろう。
太保(タイポ)の出番もかなり多いしね。

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