レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

デブゴンの怪盗紳士録

2020年07月07日 23時06分04秒 | コメディ

「デブゴンの怪盗紳士録」
原題:貓頭鷹與小飛象/The Owl Vs Bombo
1984年 香港 97分
■監督:
 洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
■出演:
 洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
 林子祥(ジョージ・ラム)
 葉德嫻(デニー・イップ)
 楊紫瓊(ミシェール・キング)
 田俊(ジェームズ・ティエン)
 馮淬帆(フォン・ツイ・フェン)
 陳欣健(フィリップ・チャン)
 太保(タイポ)
 柯受良(ブラッキー・コー)
 狄威(ディック・ウェイ)
 午馬(ウー・マ)
 馮敬文(フォン・ギンマン)
 馬斯晨(シーズン・マー)

●あらすじ
太めのダンボと痩せのフクロウは、かつてそれぞれ世間を騒がせた大怪盗。
だが今では犯罪から足を洗い、普通の生活を送っていた。
ある日、二人の正体を知るという男の指示により、初めて顔を合わせたダンボとフクロウは、
極秘捜査に駆り出されてしまう。
迷走しつつも指令をこなしていく彼らの行く手には、悪徳組織の魔手が待ち受けていた…
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前回が白人のアレな感じだったので、原点回帰と言うことで香港映画に戻ってみた。
やっぱり80年代のサモ・ハン映画は良いねえ。
話としてはかなり面白くないんだが、それでもお馴染みの面々が画面の中に並んでいるのを見るだけでも
十二分に楽しいね。必要ないところに無駄に高スタントなアクションを混ぜてくるのも嬉しい。
敵たちの役者が田俊、太保、柯受良と揃っている辺り、「五福星」と同時期の撮影かな?
狄威は「プロジェクトA」絡みかも知れないが、元々「チャンピオン鷹」に出てたから
サモ・ハンがジャッキーに貸し出して上げたのかも。
その後も「大福星」とかに出ているのを見ると、狄威はサモ・ハンの人脈なのかも?
それより葉德嫻が出ていることにビックリした。
多分私が一番好きかも知れないジャッキー作品の「サイクロンZ」以来、久々に見た。
この頃から共演していたとは、まさかサモ・ハンの好みか?
まあこの後再婚することになる奥さんと比べても、顔立ちとかキャラが似てる気がするから
サモ・ハンはこういったタイプが好みなんだなと思ってしまう。
それ以外には、序盤のアクション・シーンでサモ・ハンが「ドラゴン怒りの鉄拳」の
ブルース・リーのアクションをパクってみたりとか、楊紫瓊がアクション女優になる前で泣かされたりとか。
そう言えば生徒役のシーズン・マーと言う女優さん。
なんかどっかで見たことあるなあと思ってたら、「大小不良」「七福星」に出てたらしい。
そ言われても全くどこに出てたのかなんて、さっぱり覚えてないけど。
しかしそれ以外にもジャッキー主演の「サンダーアーム/龍兄虎弟」の助監督やってたなんて知らなかったぜ!
閑話休題
だが本作は香港では空前の大ヒットを飛ばし、あの超名作「スパルタンX」とほぼ同じ興行収入を上げたのだ!
本作のどこが何故そんなにヒットした? と言うのは日本人には少々理解が難しいところがあると思う。
ちなみに「スパルタンX」と言えば、誰もが思い浮かべるあの音楽があると思う。
三沢光晴も入場曲に使用していたあの曲の作曲者はキース・モリソンと言うけど、日本人です。
英語音声の海外版にあの曲を勝手に追加して公開していたのは、日本公開版オリジナル。
子供の頃LDでそのバージョンを持っていて繰り返し観ましたねえ。
大きくなってDVDを買ったら、何故か中身は香港版!
あの名曲は勿論なし。それどころか全然雰囲気にあっていない曲で、違和感ありまくり。
今でもあの香港公開バージョンは全然観てないが、良くあれで香港でヒットしたなと思ったね。
でもやっぱり「スパルタンX」は、あの二本日本公開版だべ! とか思い中古のVHSを購入したりもしたが
定価1,500円で売られている”ハッピー・ザ・ベスト”のシリーズで、欲しかった内容に近いのもあるんだね!
これはちょっと買おうと思います。
後それ以外にも、昔一回観ただけの作品も観返していこうかなと思ってます。
実は劇場まで観に行った「七福星」もそうだし、「愛と復讐の挽歌」とか「霊幻道士3」とか。
どれも前回観てから30年くらい経ったりしてるしね(笑)

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