「多羅尾伴内シリーズ 復讐の七仮面」
1955年 日本 100分
■監督:
松田定次
■出演:
片岡千恵蔵
三浦光子
中原ひとみ
宇佐美諄
山村聡
●あらすじ
片岡千恵蔵の十八番!
クライマックスの名台詞「ある時は…、またある時は…、しかしてその実体は…!」でお馴染みの多羅尾伴内シリーズ。
第8作目となる本作は、大都会に巣喰う秘密結社「白龍会」の非情極まる凶悪犯罪に対し、
敢然正義の闘いを挑んだ多羅尾伴内が、謎を解き、次々と起こる事件を解決して「白龍会」の実体を暴き出す!
(Amazon Prime Videoより)
★感想など
大映時代の多羅尾伴内シリーズを観たら、東映時代のシリーズも観たくなったので鑑賞。
シリーズも後半なせいか、脚本がシンプルになっていて観易くなってきた感じかと。
今回の七変化のうち、気が狂った元軍人の役を片岡千恵蔵が楽しそうに演じているのが特徴的だった。
ただしそのキャラクターに引っ張られ過ぎな感も強いけど、小林少年のような少年助手も登場するなど
どんどんと娯楽要素が増えていっているのが嬉しいところ。
どこまで江戸川乱歩みたいになっていくか、この後のシリーズ作も楽しみだね。
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