レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ザ・フラッシュ

2023年11月15日 23時53分38秒 | SF/ファンタジー

「ザ・フラッシュ」
原題:THE FLASH
2023年 アメリカ 144分
■監督:
 アンディ・ムスキエティ
■出演:
 エズラ・ミラー
 サッシャ・カジェ
 マイケル・シャノン
 ロン・リヴィングストン
 マリベル・ベルドゥ
 カーシー・クレモンズ
 ベン・アフレック
 マイケル・キートン
 ジェレミー・アイアンズ

●あらすじ
DCコミックスの人気スーパーヒーロー“フラッシュ”を主人公に贈るSFアクション・アドベンチャー大作。
心優しき青年にして超高速移動の能力を持つ地上最速ヒーロー“フラッシュ”が、
亡き母を取り戻すために時空を超えて歴史を変えてしまったことで最強の敵が復活し、
世界に危機が訪れる中、異世界のバットマンやスーパーガールの力を借りながら、
人々を救うために奮闘する姿を描き出す。
主演は「少年は残酷な弓を射る」「ウォールフラワー」のエズラ・ミラー。
共演にサッシャ・カジェ、マイケル・シャノン、ロン・リヴィングストン、マリベル・ベルドゥ、マイケル・キートン。
監督は「MAMA」「IT/イット」シリーズのアンディ・ムスキエティ。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
どうにもマルチバースってのは、面白く感じないなあ。
映画を観る前にあらすじを聞くと非常にワクワクするんだけど、実際観ると何だか盛り上がらない。
実際本作でも、自分たちに都合が悪い事が起きると(例えば仲間の誰かが死ぬ等)
その直前まで時間を戻して、ハイやり直し。それでもダメなら、ハイもう一回。
とかそんなん見せられると、まるでTVゲームのリセットボタンと同じで、
そんなストーリーを見させられても、全く楽しくない。
そういう事が許されてしまうと、ストーリーに緊張感が無くなるから、観客が冷めるのが分からないのかな?
他にもヒーローが戦っている時のCGの使い方が何か下手。
動きが滑らかで不自然さがないマーベル映画と比べると、下手に感じてしまう。
ただ脚本自体は、結構良かったと思う。
まず本作が、あの「ジャスティス・リーグ」の続きだとは思っていなかったので、そこは嬉しかった。
「ジャスティス・リーグ」の内容は、もうさっぱり覚えていないけど、本作を観るに
フラッシュと言うキャラクターは、マーベルで言うところのピーター・パーカーみたいな位置づけなの?
そして若きフラッシュの後見人と言うか、色々と指導とかしているバットマンは、アイアンマン的立ち位置ってこと?
まあそれはさておき、マイケル・キートンのバットマンは、ティム・バートン版と同じにしているところが嬉しかったねえ。
マイケル・キートンが「I'm Batman」と言う名台詞も懐かしいし、バットモービルとかもまんま同じデザイン!
やっぱりバットマンは、ティム・バートン版の「バットマン」が一番強く印象に残っているな。
あとマニアックな嬉しさだったのが、クリストファー・リーヴ版スーパーマンとヘレン・スレイター演じるスーパーガールが並んでいたシーン。
これはヘレン・スレイター版「スーパーガール」制作の時に、クリストファー・リーヴにスーパーマンとしてゲスト出演を依頼したところ
断られちゃったので、実現できなかった幻のシーンなんだよね。
まあ最新のDC映画好きとか、昔のバットマンが好きとか、どこかに興味がある人であれば。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『初森ベマーズ』第1球「ここ... | トップ | 世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

SF/ファンタジー」カテゴリの最新記事