「ザ・ヒットマン 血はバラの匂い」
1991年 日本 84分
■監督:
石井輝男
■出演:
西城秀樹
七瀬なつみ
中条きよし
丹波哲郎
●あらすじ
ヤクザ抗争によって恋人を殺された防大生・高梨(西城秀樹)が、復讐に燃えた「狂気のヒットマン」と化し、
2大組織に対して「殺戮ゲーム」を仕掛けた!
ヤクザたちに次々と罠を仕掛け、冷酷に殺害していく高梨と、
その高梨を陰で操る謎のフィクサー(中条きよし)、
そして事件を追い、高梨を執拗に追い詰めていく刑事(丹波哲郎)。
それぞれの事情を抱え、3人の男たちは数奇な運命に導かれていく・・・。
(ファミリー劇場より)
★感想など
これ結構面白かったぞ!
Vシネのイメージって、低予算でつまらないと言う認識だったんだが
本作は劇場版と言ってもいいくらいのクオリティがあり、普通に面白かった。
まず主演の西城秀樹は東映Vシネのイメージなぞ全くないから、逆に新鮮。
しかも西城秀樹自身は香港映画に主演してたりもするので、アクション映画は慣れている。
西城秀樹とアクション映画。これが中々良い感じにマッチしているのよ。
西城秀樹主演の香港映画、長らく観てないがこれを機に観ることにしようかな。
続いてヒロイン側で出ている七瀬なつみ。
名前からもしかしてと思ってたら、やっぱりTBSのドラマ「ぽっかぽか」の田所麻美役だよね。
彼女に関しては「ぽっかぽか」の”はは”役のイメージが強かったが、若い時はセクシー路線もやってたんだね。
実際本作でもおっぱい出してるし。
”はは”になる前の独身時代は頑張ってたんだねと言うことで(笑)
他にも丹波哲郎の存在も大きいから。彼が出ているだけで一気にVシネ感がなくなり劇場版の風格が出てくる。
この辺は流石大物俳優と言ったところだね。
こう言った普段Vシネに出ない面々が、これまた普段Vシネを監督しない鬼才・石井輝男の手によって
ガン・アクション、濡れ場、爆発シーン等を中心に、とにかくテンポ良く話が進むため
これ結構面白かったぞ!
ラストのスタッフロールの背景が、何故沢山のヌード画像なのかも含めオススメのVシネである。
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