レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ハイキック・エンジェルス

2020年08月17日 11時23分23秒 | 功夫/空手/武侠片

「ハイキック・エンジェルス」
2014年 日本 90分
■監督:
 横山一洋
■出演:
 宮原華音
 伊藤梨沙子
 川本まゆ
 長島弘奈
 青野楓

●あらすじ
「ハイキック・ガール!」の西冬彦監督が原案・脚本を務め、
美少女たちのハイキックにこだわり描き出すガールズ・アクション・ムービー。
出演は小学5年生の時に空手の全国大会で優勝するなどトップクラスの実力を持ち、
モデルとしても活躍する現役女子高生、宮原華音のほか、伊藤梨沙子、川本まゆ、長島弘奈、青野楓。
監督は「映画版 ふたりエッチ」の横山一洋。
アクション映画部の5人の女子高生たちが、誰もいない廃校で
新作映画「ハイキック・エンジェルス」の撮影を開始する。
するとそこに大勢の男たちが侵入してきた。
逃げ場を失った5人は、不届きな男たち100人を相手に壮絶な戦いを繰り広げる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
こういった映画を邦画で作ろうという試みは大賛成である。
邦画カラテ・アクションとしては、元祖にして最高峰の志穂美悦子の存在があるので、
その後継者を目指す映画作りを是非して欲しいものである。
だが日本で功夫・空手映画を作ろうとすると、
何故お色気要素を入れるのだろうか?
「燃えよカンフーガール」にしても「くノ一五人衆VS女ドラゴン軍団」にしても、どちらも主演はAV女優。
だからそういったシーンを織り交ぜる。
本作も女子高生が短いスカート履いてパンチラ三昧でキックするところが売りなんでしょうか?
そう言えば「くノ一五人衆VS女ドラゴン軍団」はまだ観てないなあ。
監督が香港でスタント経験豊富な谷垣健治で、ジャッキーのなんかの映画を完コピして作ったとか言ってたから
楽しみではあったんだよね。そのうち観よう。
さて本作の彼女たちだが、アクション担当の三人の技がそれぞれ変えているのはメリハリを付けるため面白かった。
主演の宮原華音はブルース・リーのファンのため台詞や動きを真似したり
「ジャッキーVSユキーデ」みたいなアクションをしてやるぜとか言ったりするが、キャラクターが恐ろしく寒い。
脳みそまで筋肉と言うか馬鹿過ぎて、見ていて共感が持てない。
一方最強の相手役としてキャスティングされた青野楓の方は、強いんだけど個性がないつまらない役。
だけどラストにまとめていた髪がほどけて某角川映画のパクリをするシーンは可愛かったけど。
しかし一番可愛く見えたのは川本まゆかな。
まあ脚本の方もどうにもな感じで、敵の方も女子高生たちには興味がなくて自分たちから何もしなければ無視してくれるのに
自分たちから相手にわざわざ喧嘩を吹っかけにいっているだけなので、戦う必然性がないんだよね。
まあ日本でこういった映画が作られているだけでも最高だよね!

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