レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

マスク2

2024年06月03日 20時08分15秒 | コメディ

「マスク2」
原題:SON OF THE MASK
2005年 アメリカ 96分
■監督:
 ローレンス・ガターマン
■出演:
 ジェイミー・ケネディ
 アラン・カミング
 トレイラー・ハワード
 ボブ・ホスキンス
 ベン・スタイン

●あらすじ
漫画家でいまはアニメスタジオに雇われている小心者の青年ティムは、
ある日ひょんなことから、あの緑色のマスクを被ってしまう。
人格が変わり大胆になった彼は、そのまま家に帰りベッドの中で妻トーニャと愛し合うのだった。
やがて月日は流れ、その時に授かった赤ちゃんアルヴィーが生まれる。
不思議なことに、アルヴィーはマスクを被っていないのに、どうやらスーパーパワーを備えているらしい。
一方、緑のマスクは愛犬オーティスがいつのまにか被っていて家の中は大騒ぎ。
そこへ、マスクの本来の持ち主であるいたずらの神様ロキが取り返しにやってきた。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
いやあ、評判通りのつまらなさだったなあ。
流石レビューサイトで100点満点中、6点をつけられただけはある!
まず誰が主役かがハッキリしてないんだよね。
前作の流れからティムが主役かと思いきや、彼は最初と最後しかマスクをつけない。
しかもその間は、ゆうに1年以上は空いている!
では原題のとおりティムの息子かと言うと、これがマスクの力を使ったり使わなかったりで中途半端。
さらに劇中一番マスクを被るのは、何故か別途の犬だったりする。
一番目的がしっかりしていたのは、神様のロキだったね。
また話のテーマがぶれぶれで、ティムは最初子供なんて絶対欲しくないとか言っていたのに
奥さんが妊娠したらそんな事忘れたかのように、一応は子育てをする。
などなど映画が始まってから1時間くらいは、ずっと何かの話の前振りみたいな感じで
全然メインストーリーが進んでいないような印象を受ける。
と思ったら、そうこうしている内に話が終わっちゃったみたいな感じ。
まあ前作は綺麗にまとまった一作だったから、続編とか必要ない感じだったが、
見事に外したなって感じだった。
ただ全編に渡って貫かれている、まるでピクサーアニメを実写化したような
カートゥーン描写は、観ていて楽しいけどね。
じゃあそういった雰囲気なんだから子供向けかと言うと、映画が始まってすぐに精子が卵子にむかって
突撃するCGとかやりやがるからなあ。
そんなの気まずいでしょ。
やっぱり誰向けなのかも不明なところからも、本作は駄作で間違いないでしょ(笑)
コメント
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