さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

日の出前

2006-11-16 12:45:44 | 風景

数日前から、晴天が続いている。

6時ごろまでは、あたりを霧が包み込んでいたが、日の出のころになると、その霧は急速に取れ始めた。

小野川の堤防に差し掛かると、川の水温が外気温より高いのか、

露天風呂の湯煙のように川面を靄が漂い始めた。

12月ごろまでの冷え込んだ朝に、よく見かける光景だ。

まもなく日の出になる。徐々に東の空が赤を濃くしている。

朝の風景ではこの時間帯が一番いい。

月に祈りをささげ・・・  星に願いをかけ・・・などとは聞くが。

はたして、日の出には・・・・・・・・・・なにを・・・・・。

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変わった木の実

2006-11-15 13:37:58 | 木の実

晩秋のころになると、木の実がぶら下がっているのを見て、

今年こそは、変な実のなるこの木の名前を調べようと思ってから久しくなる。

今だ解からない。

ここ以外のところで見たことも無い。

形は、インゲン豆を30倍ぐらいの大きさにしたような房がぶら下っている。

夏ごろは青いが、今頃には房が真っ黒になる。

節分にはヒイラギやメザシの頭などと一緒に、軒先にぶら下げているのを

見たことがある。

いろいろな方法で調べてはいるが解からない。

また来年まで持ち越しになりそうだ。

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オオヒシクイが来た

2006-11-14 15:17:44 | 野鳥

冬の使者オオヒシクイが越冬に飛来した。

稲敷市江戸崎入干拓地(通称稲波干拓)には、毎年11月の中旬頃になると、

国の保護鳥に指定されている雁の仲間のオオヒシクイが

カムチャッカ半島から、越冬に飛来している。

全国的にも飛来地は少なく、関東地方では唯一の越冬飛来地だ。

この干拓地をポタリングコースにしているので、北に帰る来春3月まの4ヶ月は、

オオヒシクイたちに余り近寄らないよう注意しなくては・・・。

鳥の鳴き声を聞けば遠回りしたりの注意をはらっている。

今朝の確認数は26羽で、長旅の疲れを癒しているのか、のんびりとしたヒシクイたちを見ることができた。

これから毎日のように飛来が確認されるでしょう。

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サクラタデ

2006-11-12 14:12:23 | 野の花

1週間前ごろになるが、堤防から霞ヶ浦の岸辺に降りたら、

房状に米粒ほどの小さな蕾を沢山つけ、まもなく咲こうとしている野草を見つけた。

図鑑で調べたら、水辺などに生育するサクラタデと言う。

今朝には、5mmにも満たない花がいくつか開いていた。

淡い桃色の5つの花びらが小さなサクラを思わせる。

2~3日もすれば花穂が満開状態になるかな。

ここ数日、気温が下がってきているので、野の草色も冬枯れ色に変わって来ている。

サクラタデの花が、今年最後の野の花になるだろうな。

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光を浴びて鮮やかに

2006-11-10 14:41:35 | 風景

6日の霧も深かったが、今朝はさらに濃い霧が発生した。

めったに車の通行が無い農道をポタリングのルートにしているが、時折車の進入があるので、

点滅ライトを点けて走った。

目印が何も無い田んぼの中では、何処を走っているのか、見当さえつかなくなるほどの深さだ。

慣れたルートを走っていたのに、家にたどり着くまでの10kmあまり、さ迷っている感じだった。

知らない土地だったら、方角がわからなくなって迷子になるね。

10時ごろになると霧が晴れて日が差してきた。

霧の上は青空だったんだ。

車を走らせていたら、畑の中に20本ぐらいの紅葉した木が目に付いたので止まって見ると、

植木用に栽培していると思われるモミジバフウ(紅葉葉楓)だった。

陽があたって、赤をさらに鮮やかに際立てていた。

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日の出前

2006-11-09 10:54:55 | 風景

今朝も澄んだ空気が冷たさを感じる。

空には雲ひとつ無く、広~い空が広がる。

日の出前の東の空が、徐々に赤さを増して、まもなく朝陽が顔を出そうとしている。

日の出の方向から、成田への1番機がこちらに向かってきた。

飛行機の高さには、すでに朝陽が当たり、機体がキラリと光った。

機内の乗客は、地上より一足早い、すばらしい日の出を眺めているに違いない。

2番機が続いて向かってきた頃には、朝陽の頭が見え始めて、

見る見るうちに全体を現し、もう眩しくて朝陽を正視することも出来なくなった。

ほんの数分の陽が昇ってくる瞬間でした。

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野バラ

2006-11-08 15:47:58 | 木の実

昨日の荒れ模様がうそのように穏やかな朝だ。

晴れ渡った空と霞ヶ浦が、ブルー一色で一体になった。

堤防沿いに、春には100株に及ぶ野ばらが咲き乱れるが、その花が真っ赤な実に変わった。

11月に入ってから、急に色づきはじめだして、今朝には真っ赤になっていた。

毎年、ドライフラワーに添えるのに、実が赤くなったのを見計らい切り取って持ち帰るのが

私の役目になっている。

切り取るのにも、とげがあるので少々手ごわい。

厚い皮の手袋と手差しを用意しないと怪我をするからだ。

そろそろ切り取る時期になった。

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うわーすごい!!!

2006-11-07 12:39:58 | 風景

車で走っていたら、東京電力の高圧送電線が横切っている道路に差し掛かると、

前方上空の送電線に、人らしきものが目に入った。

高さは100mはあるだろうか、3人が鉄塔と鉄塔間の別々の送電線を渡っているところだ。

あまりにも高い場所の作業なので、表情などは見えない。

設備の点検なんだろうが、南風が強い天候にもかかわらず、

よくもまあ曲芸マガイのことができるな~(((; ゜д゜)))ブルブル。061107_004 061107_002

スゴイの一言です。


墨絵のような

2006-11-06 15:40:11 | 風景

いつもより夜明が遅いなと思いながら外に出てみると、

そのはずだ、霧が周囲を覆い隠していた。

国道を横切るのにも、車が来ないかエンジン音に耳をすまして確認。

左ヨシ”右ヨシ”それ行けー・・・・・。

田圃の直線道路に出ると、さらに霧が深く、視界が50m未満までになった。

走っているうち、霧の細かい水滴がメガネにあたって、先が見えなくなった。

成田に向かう飛行機が、上空を通過していくジェット音だけが響く。

この霧の上は晴れていて、視界は良いのだろうな。

とは言え、大丈夫なのかなー・・・・・?。

霞ヶ浦縁の堤防に出ると、田圃よりは幾分見通しがよくなった。

しかし、それまで走ってき田園風景と同じで、目に入るものすべてが、

色の無い墨絵のようにモノクロの世界には代わりは無い。

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ヨメナ(野菊)が少なくなった

2006-11-04 11:41:11 | 野の花

0611041_1 これはカントウヨメナと言うのかも知れない。

子供の頃には、道端や田圃の畦に沢山咲いていたのだが、

帰化植物の繁殖力が強くて、少なくなってしまったように思う。

野菊と言っても幾つか種類があるので、似たようなものを

一般的には野菊と言っているね。

0611042 野の花のなかでも、春先にトップを切って咲き始めるホトケノザが

咲いていたのには驚き。

本来は3月から5月ごろにかけ、

道端などで花が密集して咲いているのに。