コンサート後の出演者との懇親会を終え、駅から歩いて
家に向かう途中、正面にまん丸の月が昇り始めたば
かりだった(十五夜は昨日だったかな?)。
降り注ぐ月光は明るくて、辺りの陰影がハッキリしている。
ほろ酔い気分の頬に、爽やかな秋風。
競う虫の音もあいまって、あ~秋だな~・・・なんてひとり言を。
コンサートは、街のお母さん達が企画から準備、そして
会場内の設定まで、すべてが自分達の手造りで開催する
コンサートです。
今日は、倉井克幸の「初秋シャンソンコンサート」でした。
彼は、筑波大学を今春卒業したばかりだが、すでに2007年に
日本アマチュアシャンソンコンクールで優勝している。
忘れたくらい前には、良くシャンソンも聞いていた(あの頃は
ヨーロピアンポップスなんて言っていたのかな~?)
最近は、まったく聞いていなかったので、シャンソンがとても
新鮮に感じた。
シャンソンにはストーリーがありドラマがあると言われます。
彼の歌は、ささやくように、そして語りかけるように、せつなく、
時おり情熱的に歌い上げている。
歌はもとより、コンサートの中でも、懇親会の中でも、ユーモア
を交えたおしゃべりと飾らないそのまんまの人柄は、みなさんに
好感を持たれたのでは。
まだ若いし、これから益々期待できる楽しみな歌手です。
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