さてさて、日が経つのは早いもんで、もう、もたもたと打ち込んでは休み、他の取材と記事を打ち込んでいるうちに・・・・5月30日の「ガーナ戦」が終わってしまった。
合宿をつぶさに、「現場」で見つめ、メモしたうえ、写真も撮っていたので、間違いなく、負けるはずと確信していた、
で、予想し、危俱していた通り、負けた。
最大敗因のひとつを挙げれば、ゴール・キーパー、川島永嗣の、ザル振り。
動体視力が、完全に衰えており、蹴り込まれたボールの弾道に付いていけない。見えていない。見えていたとしても、反応が、遅い。
「悔しがって大声出したり、大げさな身振りをするぐらいなら、キチンと取れや」
かつて取材した釜本邦茂が、川島についてこう言って、苦笑していた。
今に至るも、そのまんま。
合宿でも、キャッチ率、2割。あとの2人も、ほぼ同様。
取れる範囲、正面と、ジャンプして、届く範囲だけ。他は、すべてダメ。
川島の、抜けない悪いクセ。斜め前に弾き返すこと。
すかさず、走り込まれ、蹴り込まれ、いとも簡単に「ゴッチャンです!」とばかりに蹴り込み、ネットが即、揺らされる、
ま、親善、親善、親善試合。 とはいえ、日本の熱狂サッカーファンは、勝ちを求めたうえで、その展開の良い内容も求める。
ソレ言っちゃあ、今大会は、かなりキビシーかも知れない。
今月6月14日、開幕する「2018 サッカー ワールドカップ」ロシア大会が迫るなかで、先月の5月21日から、ぶっ通し、連続7日間。
千葉県秋津サッカー場で行われた、「男子サッカー日本代表」 西野朗(あきら)新監督体制下での、初の合宿名義の、連続練習。
その間、1日だけ、小雨がしとしと降り続いたものの、あとは雨風、なし。
好条件の天候だった。
先に、書き忘れないうちに、書いておく。
自称「サッカー」解説ならぬ、「怪説者」が、自分の目で観に来た者は、都波敏史(つなみ さとし)だけ。
彼は、23日の小雨振る日に来場。
観客席で、透明なビニール傘をさしながら、その場で、VTRカメラを横に、♪ピッチ、ピッチ、チャップチャップグラウンド、ラン、ラン、ランのランニングも含め、練習意図をそこで解説していた。
だが、他は、見当たらず。
とりわけ、「ガーナ戦」で、ガーナりたてまくっていた松木安太郎は、今回も来ず。
それでいて、さも見てきたかのように、くっちゃべり倒した。
「自分は、解説者ではないですね。しいて言えば、日本代表の応援団長とでも言えば良いでしょうかねえ」。
そう、笑顔浮かべて、自らの立場を「解説」する、松木。
素顔は、気軽で、気さくで、良いひとではあるけれどさあ・・・・・。
また、合宿中の5月26日、早朝のフジテレビの番組で、「西野新監督のサッカーを語る」として、出た、永島昭浩。
姿見かけていなかったので、おそらく・・・・と想いながらも、一応、マネージメントしている会社へと、問い合わせた。
女性担当マネージャー。
「あのお・・・・テレビ出演に関しては、吉本興業さんが担当していますんで、こちらでは、分からないんです」
吉本かあ・・・・・
担当までたどり着くのに、時間もカネもかかる。や~めた。
で、その番組、録画して、あとで見た。
明らかに、行っていないままで、したり顔で、くっちゃべりまくっていた。
もっとも、聞き手である、自称、「スポーツジャーナリスト」の生島淳。
彼は、あらゆるスポーツを取材しまくり、精通しているかのように装っているが、そのなかに「ラグビー」も入っている。
だが、わたし。
生島を見かけたのは、かつて秩父宮ラグビー場で行われた試合後の、記者会見の場で、たったの1度きり。
いやあ・・・・みんな、みんな、テキト~なショ~バイしてますなあ。
その辺り、VTRカメラかついで取材に来ていた、民放のベテランのカメラマンに、裏事情を聞いた。
実態はすでに知っていたが、変化、あるかも知れないと想って。
彼、苦笑いを浮かべて、話し出した。
「ここに取材に来ているディレクターに、この合宿の様子を聞きながら、合宿の模様のVTR収録テープをスタジオで見るんですよ。それで、自分も行った気になって、しゃべるわけです。まあ、ほぼ全員が、その繰り返しですねえ」
やっぱりかあ・・・・・。
見ないで、ナニを知ることが、出来るのであろうか。
かつて、自分がサッカーをやっていたとはいえ、監督が変われば、その戦術も、ガラリと変わる可能性が大きい。
ましてや、西野に代わって、初めての合宿。
好天に連日恵まれたのだからせめて1日ぐらい・・・・・
毎度、毎度、このまんまじゃ「詐欺怪説者」揃いだよなあ・・・・・。、
昔と、全然、変わっちゃあいねえなあ・・・・・・・。
さて、今回の練習には、間を置いて、3日間、フルに見て、メモしてきた。
珍しく、と言っていいだろう。記者控え室で、さぼっている者は、ひとりもいなかった。当たり前のこと?
いえいえ、いつもは、数人いたから。
いつものチンタラ、ダラダラ、談笑ぶりを外から見られたくないためか、なんと、「プレス受付」のガラスドア前面に、白い大型紙を貼り付け、外からは見られないようにしていたのには、あきれた。
サッカー番記者の仕事は、どんな練習をして、それがどのような効果と狙いが有ったのか、選手はどのような動き振りを見せ、どんな状況にそれぞれがあるのか?
ということを記事化するべきなのに、いまだに勘違い、
練習後の、参加選手で、無視、スルーせずに、コメントに応じた者の、言葉を載せるのがメインの仕事だと想い込んでいる。
チンタラ連習して、足痛めているのを隠し隠し、コメントで「いえ。もう、痛み、ありません。大丈夫ですっ」と言ったら、そのまんま疑わずに、その言葉を疑わず、記事化するバカ記者までいる始末。
誤報が多い、フットボールなんたらは、今回もまた、選手起用の当落を予想。
岡崎慎司は、当落線上におり、落選大との予想記事を、見るからにデブス女が書いた。
が、はずれた。
なのに、翌日は知らんぷりして、ほおっかむり・・・・・・。
サッカーファンから、信用無くしてるのも、もっともだよなあ。
さて、「第2弾」では、本田圭佑ら選手の、まったく報じられていない実態を書く