横綱・白鵬こと、ダヴァジャルガル。優勝はしたけれど・・・・・。
それも、全勝で、というオマケつき。
とはいうものの、なんとも、ダヴァらしい、汚い手口が、今場所も明らかになった。
言わずと知れた、14日目の、照ノ富士戦。
ダヴァの取り口にしては珍しく、腰をキチンと深くおろし、照ノ富士を土俵の外へと押し出した。
勝負は、ついた・・・・・はずだった。
だが・・・・・・・。
ダヴァは、ヌッと立ち上がるや、左手で照ノ富士の胸を強く、ドン!と、突いた。
負けたと判断して、全身のチカラを抜いて立っていた照ノ富士は、思わず土俵の外へ落ちかけ、全身が転げ落ちそうになった。
痛めている左ひざ、足首、太ももを、また今日も、したたかに打ち付けたら!?
明らかにダヴァは、ソレを狙ってのダメ押し手口。
今までも、記事の中に書き込んできたが、ダヴァのやりくちは、単に相手力士に勝つだけでなく、次の場所以降にも当たった場合を考えて、相手に恐怖心を植え付けておくことを常に意図している。
苦手意識を持たせる効果など、軽~く超えた汚く、危険極まりない手口。
うまくすれば、押し倒した際や、転げ落ちた際に、ケガをしてくれればなおのこと良い。一石二鳥だ!
そうとしか思えない、毎度の取り口。
それでなくとも、昨日までの今場所(夏場所、はたまた5月場所という呼び名)、西の横綱の番付けになったため、土俵上でテレビカメラに映る位置が、常にいままでと違って、右側に立つことになった。
そのため「凶器」ともいえる、立ち上がりざまの、右ひじの動きが、今までと違い、非常に見えにくくなってしまった。
これまでも何度か、記事で指摘してきたが、痛みは無いはずなのに、右ひじには常にぶ厚い、2重に巻き付けたサポーターをして、それで「かち上げ」のワクを超えた、プロレスまがいの「ひじ打ち」!を放っていた。
相手力士の、左目、左頬、アゴ、左のど、左首に狙いを定めてぶち上げていた。
ソレをもろに喰らって、入院、治療をせざるを得なくなつた嘉風(よしかぜ)など、多数いる。
ここまで、ダヴァは、左右の足や足首は痛めているとは言明したことはあったが、右ひじの痛みや故障をクチにしたことは、一度も無い!
痛みがあるならば、サポーターは巻いたにせよ、ソコを意図的に相手にぶち当てて、さらに痛みを増大させる馬鹿はいない。
土俵入りの際には、巻かず。勝負が終われば、時に、どっかりと座った土俵下で、巻いていたサポーターをはずす。
この偽装、疑惑。
ダヴァは、言った。
「痛みは、本人しか分からないものなんですよ」
この野郎!
新・大関になる高安ならぬ、髙安。
彼の「かち上げ」に、不自然さは無い。許容範囲の、「かち上げ」だ。
ダヴァの今場所は、露骨なひじ打ちこそ、見えにくくなったが、張り手は、ほぼ毎日。
その手で、恐怖心と、畏怖(いふ)を相手力士に植え付けさせようとしていた。
土俵上で、昨年から、明らかに、チカラと技の衰えは、ダヴァにのぞく。
バタバタとした、足さばき。こらえきれないから、強引な手口を駆使する。
そして、あの初日から見せた、奪うように受け取った懸賞金の束を、つかんだまま、左から右へのブン回しという仕草の、下劣の極み。
至る所で見せる、人間としての品位の無さ、傍若無人の言動を、所属部屋の親方どころか、保志信芳こと、八角理事長も、何一つ今まで注意ひとつ、しないまま。
ダヴァ、頭(ず)に乗って、本日、一夜明け会見でも、前代未聞のことをやらかした。
ダヴァの後ろを見て戴きたい。彼が出ている、テレビ・コマーシャルの会社や、彼の名を冠した催しのスポンサー名が出ている幕を、背後に掲げての会見。
おいおい!
こんなこと、許されているのか?
今まで、コマーシャルに出ている人気力士でも、昇進会見などで、ここまで露骨にやった力士は、皆無。
ダヴァの見切り発車だったにせよ、八角理事長、良いのか!?
八角に発覚しても、屁でもない?
誰も、注意しないから、ダヴァ、このように、やりたい放題。掲げて良いのかどうか、協会に確認なんぞ、取ってはいない。
このままじゃあ、日本国籍を取得して、「帰化」なんぞしなくっても、「一代年寄り株」を手に、親方となり、相撲部屋をおこせると、いまだに思い込んでいるのではないか!?
最近になって、また1人、将来のために内弟子を採ったダヴァ。
現モンゴル人国籍横綱のなかで、帰化している者は、いない。
日馬富士(はるまふじ)、鶴竜(鶴竜)。共に、日本に来ていたモンゴル人女性を妻にし、いまだ、モンゴル国籍のまま。
ダヴァは、日本人女性と結婚、入籍。が、モンゴル国籍にかたくなにこだわっており、養子縁組も帰化もする気無し。
ゼニカネは、ある。
ならば、ドルジのように帰国して、不動産業、興業など、慣れぬ起業をして、儲ければ良いものを、そこんとこは悪童のくせに、母国籍にこだわっている。
もし、この悪童が、国籍を変えぬまま、部屋がおこせたもんなら、先の2人の横綱も、やれてしまう。
もはや、決まりもなにも、有ったもんじゃない。
八角がだらしないばっかりに、この傍若無人な言動がまかり通ってしまっている側面もある。
さらに、だ。
今場所は、行司采配による「待った!」が、いつもの場所より、多く耳に付いた。
何度も、クチ酸っぱくして「手を付いて!」と行司が注意しているのに、全力士が、その声を無視するかのように、マイペースの仕切りと、立ち合い。
両手をキチンと、双方が土俵の土に付けていれば、何の問題もないのだ。
ソレをしないから、待った!が頻発する。
あの、宇良(うら)や石浦でさえ、両手両こぶしを付かないザマには、ガッカリだ。
来場所も、行司の皆さんはどんどん叫んで、立ち合いの正常化に勤めて戴きたい!
八角以下がだらしがないから、待った!が、頻発、続出しているのが、分からないのだろうか・・・・・。
今は、客が詰め掛けてはいる。
協会が、何の努力もしていないのに・・・・。
すぐ、元の木阿弥になるのに・・・・・。
当たり前の所作が出来ない力士たち。
見放される日は、そう遠くない!