朝鮮戦争真っ只中、連合軍、北朝鮮軍、韓国軍兵が偶然同じ村に逃げ込む
ことになり、いろんなハプニングを通じだんだん心を通わせていくという物語。
兵士が紛れ込んだのどかな村も、その村のグッドウィルな村人もまるで
ユートピアのように描かれていていかにもファンタジーだし、
生きるか死ぬかの情け容赦ない血生臭い戦時中に、敵軍と仲良くなるなんて、
それこそ「ありえない」話なんですけど、兵士達の硬い心がほぐれるまでの
時間が、本当に上手く丁寧に描かれていて、
その過程に不自然感は全くありませんでした。
う~ん。うまいですね~。
ワクワクするような恋愛ネタもドキドキするような家族ネタもほとんどなく、
ただただ兵士の心のつながりに焦点を当てたテーマ。
そして悲しいエンディング。
とは言え、退屈感はなく、後味も悪くない。
なかなかやりますね~ あの、映画翻訳の第一人者、戸田奈津子さんをして、
「タイトル画面からエネルギーが満ち溢れている」と言わしめた韓国映画。
さすが、韓国国家的戦略、「映画産業」。
力の入れようが違います。
韓国ムービー、まだまだ元気あり!
トンマッコルへようこそ(2005年)
監督:パク・クァンヒョン
出演:チョン・ジェヨン/シン・ハギュン/カン・ヘジョン/イム・ハリョン/ソ・ジェギョン
「トンマッコルへようこそ」オリジナル・サウンドトラック サントラ, 久石譲 ユニバーサル・シグマ このアイテムの詳細を見る |
お休みの日のお昼にはこれだけの食事は食べ切れませんよね。
美味しいんですよ。美味しかったんですけどね。
この後お寺行って、お墓参りして、お坊さんにお抹茶とお菓子をいただいて。。。
ほんと、お腹いっぱいの一日。
花ごよみ(D-Square内)
住所:愛知県刈谷市中山町2丁目38番地
電話:0566-62-0555
営業時間:11:00~19:00
↑ 紅玉とカマンベールとくるみのサラダ(シンプルなのにおいしい!ポイントはくるみオイルドレッシング!)
マンステールのパイ・ブルサンクリームのグジェール・テットドモアンヌのカナッペ(おしゃれでしょ~?)
玉ねぎとロックフォールのキッシュ(見た目よりさっぱりテイスト!)
白いんげん豆とブロッコリーのマスカルポーネ煮込みマスタード風味(粒マスタードが生きてます)
牡蠣とほうれん草のトマトゴルゴンゾーラスープ(体あったまる~)
シーフードときのこのカレー風味のクレープグラタン(カレーなくてもいいかも!?)
フロマージュブランのパンプキンチーズケーキ(ハロウィーンです!)
私も一度でいいから、仲良しの友達招待して、こんな完璧なお料理でおもてなししてみたいな~
今日の1曲:Coffee Please! by 小沼ようすけ
nu jazz小沼ようすけソニーミュージックエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
クラシック音楽がぼちぼち好きです。
ぼちぼちというのは、クラシックの中にも好きなものもあれば
あまり好んで聞かないものもあるから、100%好きと言い切れないんです。
あまり好んで聞かないもの中に、「ワーグナー」と「マーラー」の作品があります。
この2人による楽曲は、「死」や「絶望」、少なくとも悲劇的イメージ、裏返せば
執拗な「ナルシシズム」のようなものを彷彿させるものが多く(あくまでも
主観ですが)、フルに聴き抜く許容量が自分にはまだないと感じるからです。
『トリスタンとイゾルデ』。
ワーグナーの舞台音楽(1857年~1859年に作曲)。
ゴットフリート・フォン・シュトラスブルクの未完の叙事詩「トリスタンとイゾルデ」をモチーフとして書かれたと言われている。音楽的にもあらゆる音楽の頂点に達したと言われる作品で、なかでも前奏曲の冒頭に現れる調性の曖昧な和音はトリスタン和音と呼ばれ、従来の機能和声の枠を超えた大胆なものである。(ウィキペディアより)
そそられるでしょ~?
いつかは「ワーグナー」です。
というわけで、ワーグナーの最高傑作の一つと称えられるこの作品を
より深く理解するための予習として見た映画、「トリスタンとイゾルデ」。
世界のある地方で常識的に万人が知る物語を映像化されたものを、
常識を知らない人間が見るのは、とてもむずかしいですね。
基本形がわからないから「ひねり」の演出があったとしても理解できないし、
物語の「歴史的存在意義」もわからないから、重要なプロットも見逃して
いるに違いないし、登場人物に思い入れがないから共感仕切れない。
ストーリーは、一言で言ってしまえば、「許されない愛の悲劇」。
中世、宮廷詩人が広く語り伝えた恋愛物語。
マルク王の妃となったイゾルデと、彼女と媚薬の魔力で
結ばれた 騎士トリスタンの悲恋が描かれる。
イングランドやケルトの歴史や文化について何も知識のない私の感想としては、、、
一流の「騎士道」を貫くトリスタンが、たいして美しくもない(失礼!)イゾルデ
への愛のために、あそこまで強く情熱を突き動かされ、
いとも簡単に自分の信念を捨ててしまうことに、全く共感できませんでした。
ま、とは言え居眠りもせず見切りましたけどね。
監督:ケビン・レイノルズ
製作総指揮:リドリー・スコット
出演:ジェームズ・フランコ ソフィア・マイルズ ルーファス・シーウェル
どうでもいいことなんですが。。。
最近なぜか、このブログを訪れてくださる方のカウントが上がっております(オレステス効果!?)。
どんなルートから訪れてくださっているかわかりませんし、何の目的で見てくださってるかもわかりませんが、こんなもんでもいろんな方に見ていただいているとすれば、冷やかしにしろ何にしろ、大変ありがたいことです。今も見てくださってる、そこのあなた!ありがとう。
うすうす感付いていらっしゃる方は多いと思いますが、私は家が好きです。
音楽を聴いたり、本を読んだり、たいしたものはできないけど、ちょこちょこと料理したり、ダラダラ意味のない文章を書いたり、もしくは何もしないでボーっとしていたとしても、家が好きです。
両親は、2人とも興味の先は違うものの「アウトドア派」で、この私のオタクDNAがどちらの家系から受け継がれたものか、疑問です。あの親から生まれたのは間違いないんだろうけど、性格も好みも3人3様で、人って本当に面白いものですよね。
でもね、今日、友達のモッチャンと話してて思ったんです。
こもってばかりじゃだめだなって。
「動き」のある生活しないとね、ってね?!
でも、さて何しようかな。
なんてあれこれ考えながらまた週末こもっちゃうんだろうな、きっと(笑)。
今日の1曲:千夜一夜物語 BY リムスキー・コルサコフ
R・コルサコフ:シェエラザード小澤征爾, ヤルヴィ(ネーメ), ボストン交響楽団, エーテボリ交響楽団, オムニバス(クラシック), リムスキー=コルサコフユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
心が落ち着きます。
東浦町中央図書館。
町立の割りにとてもいい図書館ですね~。
壁の曲線にどこか暖かさを感じます。
この前読んだ、村上春樹さんの「Sydney!」の中に、中古レコード屋に置いてあるレコードを見ればその町の文化水準がわかる、と書かれてましたが、「図書館の質」もその町のを理解する上で結構大きな決定要素じゃないか、と思います。
それにしても、この図書館の壁の曲線と机の並び。どっかの大学思い出すんですよね。
どこだったかな~
愛知県東浦町中央図書館
住所:愛知県知多郡東浦町大字緒川字平成81番地
電話:0562-84-2800
開館時間:午前10時~午後6時
アクセス:JR武豊線緒川駅下車。徒歩15分。(東浦町運行バス う・ら・ら(「図書館北」下車2分)も利用可。)
オーストラリアで買ってきた、
Haigh'sのホットチョコレート。
オーストラリア原産。
甘みもカカオもしっかり。
コクがあっておいしい!
「Haigh's」。 創業1913年。
「Haigh's」
Shop 1, The Strand Arcade, 412 - 414
George Street, Sydney, NSW, 2000
Tel: (02) 9221 6999 Fax: (02) 9221 8922
藤原竜也君主演。
蜷川演劇、始めて見ました。
セリフや動き、全てに迫力がありました。
演出も大掛かりで、舞台に大雨、役者はみんなずぶ濡れでした。
エレクトラ役の中嶋朋子さんも、この人工雨のためか風邪を引かれていたようで、声がかれかれでした。
この大雨が床を叩く効果音で役者の声がかき消され、2階で見てた私には、早口で話される難解なセリフがよく聞こえないところもありました。
何せ、ギリシャ悲劇の、オレステス、エレクトラ、ピュラデスというような登場人物の名前にも全くなじみがないし、「アポロンの神託」なんても、そういえば世界史で出てきたよな~くらいの知識しかないから、ちょっと聞こえないだけでストーリーが追っかけられなくなるんです。
フィナーレでは、天から聞こえるアポロンの声が会場に響き渡るんですが、それと同じタイミングで、世界の国旗を印刷した紙が会場全体にばら撒かれ、「アポロンの神託」が大胆に演出されてました。
名古屋千秋楽。
大入り満礼。
カーテンコールでは、役者の皆さんも蜷川さんも、表情に「やり遂げた感」がにじみ出てて、観客の私も気持ちよかったです。
<キャスト>
オレステス:藤原竜也、エレクトラ:中嶋朋子、ピュラディス:北村有起哉、ヘレネ:香寿たつき、メネラオス:吉田鋼太郎、アポロン:寺泉憲、テュンダレオス:瑳川哲朗
<スタッフ>
作:エウリピデス、演出:蜷川幸雄、舞台監督:芳谷 研
PS.それにしても、今、ここで「ギリシャ悲劇」を演る意味って何ですか?演劇素人の私に、どなたか教えてください。東京ではシアタコクーンが会場だったらしいけど、あそこで見たら迫力あるでしょうね。名古屋で見れるのはすごいうれしいけど、名古屋には演劇用のいい劇場があまりないのが、残念です。
鬼まんじゅう。
おいしくできたので、レシピのご紹介。
<材料>さつま芋 300グラム(皮をむいた状態)
三温糖 60グラム、小麦粉 60グラム、塩 少々
①さつま芋は、はしを切り落とし、1センチ厚さの輪切りにして、皮をむき、
1センチ角位の大きさに切り、たっぷりの水につけて30分間あくを抜く。
② ①の水を切り、砂糖を加え、よくなじむように混ぜ合わせて、20分間位置く。
③ 時々混ぜ合わせ、芋から水分が出てきたら、そこへ小麦粉、塩を入れ、
よく混ぜなじませる。(芋の鮮度や種類によって、出てくる水分量が違うので、
なじまないようなら、水を少量加えるといいらしい。)
④ 蒸し器に水を入れ、クッキングペーパーかふきんをしき、③をスプーンで
丸く小山状におく。
⑤ 蒸気が落ちないようにふきんかペーパータオルをふたにかぶせ、
蒸し器にふたをして強火にかける。ふたは、蒸気が逃げるように
割り箸などをはさみ、ほんの少し開けておく。
⑥ 蒸気が上がったら、弱火にして30-40分間蒸かせば出来上がり。
サツマイモの美味しい季節になりました!
一度、お試しあれ~
今日の1曲:Sometimes I am Happy / Nat King Cole
ポートレイト・イン・ジャズ |
PS. 「鬼まんじゅう」って名古屋限定?
計33ページの原稿が、この命題を解くために費やされている。
なんですと~?
私の大好きなウィントンを「退屈」とは!
ショック!
でもね、読んでみてなぞが解けました。
村上さんが「退屈」と言っているのは、ウィントンの「ジャズトランペッター」としてのプレイ。
私が愛して止まないのは、彼の「クラシックミュージシャンとしての、バロック期のシンプルでノーブルな音」。
クラシックでキャリアを始めて、同時にジャズミュージシャンとしても名声を得た彼は、たぶん、そのまじめな性格と学者としての知性から、アフリカンアメリカンとしてのアイデンティティを「クラシック」ではなく「ジャズ」という手法で確立したかったのでしょう。
ジャズという形態で自己を確立させるために、苦悩しつつ、さまざまな新しい解釈と手法を使って新しいジャスの「器」を試行錯誤しながら実践していきます。
Marsalis Standard Time, Vol.1Wynton MarsalisColumbiaこのアイテムの詳細を見る |
↑ウィントンの試行錯誤企画
Standard Time企画(現在、Vol.6 まで出てます)
その取り組み方が、いかにも頭でっかちで、「心の叫び」で吹くべきところを「計算して」吹いちゃっているところが、村上さんに「退屈」と言わせてしまう所以なのでしょうか。
ウィントン!
これも愛!
ファン故の愛!
エールです。
人には「心」先行の人もいれば、「頭」先行の人もいるはず。
これからも頑張って、頭使って演奏してください。
私に言われるのも、どうかと思うけどね(笑)。
この本の中でピックアップされた10名の方々。
『シダー・ウォルトン』、『スタン・ゲッツ』、『シューベルト』、『ブルース・スプリングスティーン』、『ブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)』、『ルドルフ・ゼルキン』、『アルトゥール・ルービンシュタイン』、『スガシカオ』、『プーランク』、『ウィントン・マルサリス』、『ウディー・ガスリー』
今日の1曲:「アン女王の誕生日のためのオード」永遠の源よ(ラルゴ)(ヘンデル) BY バトル&マルサリス
バロック・デュオバトル(キャスリーン), 聖ルカ管弦楽団, マルサリス(ウィントン), ヘンデル, ネルソン(ジョン), A・スカルラッティ, プレディエーリ, ストラデルラソニーミュージックエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
私は、本を読むのが遅い。
読むスピードも遅いし、何度読んでも内容が理解できないことも多い。
本が結構好きな割に、学生時代「国語」の成績が悪かったトラウマからか、未だ「国語力」に対するコンプレックスから抜けきれず、自分の読解力に自信がない。すんなり理解できないから、同じ文章を何度も読み返すし、少しでも読みやすくするために気になる文章には黄色のマーカーでハイライトするのが癖だ。
平野啓一郎著「本の読み方~スローリーディングの実践」。
「私の本を読むペースはかなり遅い。」
ほんと?作家先生でも?
「知り合いの作家達に尋ねてみると、意外にも『自分も本を読むのは遅い』と言う人がほとんどだった。高橋源一郎さんなどは、今でも本を読むときには、きちんと机について、赤線を引きながら読むとのことである。」
へ~ そうなんですか?
本をナリワイとする方々でも、そんなもんなんですね。少し安心しました。
「魅力的な『誤読』のすすめ」
え~?誤読でいいんですか??
「文化というのは、伝播過程の『誤読力』によって豊かになる」
なるほど。『誤読』という理解の幅の部分が本の可能性を広げるってわけですね。
「速読家の知識は、単なる脂肪である。それは何の役にも立たず無駄に頭の回転を鈍くしているだけの贅肉である。」
うまいこと言いますね~
「言葉というものは、地球規模の非常に大きな知の球体であり、そのほんの小さな一点に光を当てたものが一冊の本という存在ではないかと思う。一つの作品を支えているのは、それまでの文学や哲学、宗教、歴史などの膨大な言葉の積み重ねである。」
さすが!芥川賞作家!
本の後半では、古今の名作を題材に実践的な読書のテクニックを紹介している。
こころ |
①夏目漱石『こころ』、②森 鴎外『高瀬舟』、③カフカ『橋』、④三島由紀夫『金閣寺』、⑤川端康成『伊豆の踊り子』、⑥金原ひとみ『蛇にピアス』、⑦平野啓一郎『葬送』、⑧フーコー『性の歴史Ⅰ 知への意志』。全8作品。
葬送〈上・下) 新潮社 このアイテムの詳細を見る |
「本の読み方」の指南本ではあるけれど、8人の作家への愛すら感じる、実は、作家による究極の読書感想文だと思いました。
クッチョロカフェ。 UFJ本店の南。
ちゃんこのお口直しで、たまたま入ったお店でしたが、ヒットでした!
『カラメルクリームミルク』。おいしい!
お店のスペシャリティは「カプチーノ」らしいです。
お店の雰囲気も落ち着いてていいですね。
お土産でベーグル買ったんですが、その素朴なおいしさに感動しました!
発送もしていただけるようです。
クッチョロカフェ栄店
名古屋市中区栄二丁目4-18 岡谷鋼機ビル1F
052-223-1296
月~土 8:00 ~ 24:00 日 8:00~22:00 無休
PS.ベーグルといえば、マンハッタンの「Columbia Bagle」、「Bagel Nash」。
ハワイ・カハラモールの「New York Bagle」の味が忘れられません。
今も、この3つのお店が存在してるかどうかご存知のかたはご一報ください!
ご存知、若乃花のちゃんこ専門店「若」。
最近は、ずいぶん予約が取りやすくなったようですね。
今日のヒット。『自家製さつまあげ』。
おいしい
ナンバー2!
『炙りまぐろとアボガドのミルフィーユ仕立て』
ちゃんこは、近くのワゴンで作っていただけます。
出来上がり。
それを小皿に取り分けて。
芸能人のお店?と思うと、ずっと期待以上。
ただ、ちゃんこよりちゃんこ以外の印象が強いです。
予約ありがとね。クニさん!
Chanko Dining 若(名古屋 栄店)
住所:愛知県名古屋市中区栄3-10-13 サラスクエア2F
電話::052-242-4527
営業時間 月~土 17:00~3:00(LO2:00)
日・祝 17:00~24:00(LO23:00)
今日の1曲:Under the moonlight by KONISHIKI
Konishiki, KMS Konishiki 125th Street このアイテムの詳細を見る |
宇治ミルク。
無性に食べたくなったんです。
練乳恋しさに。
氷がふわふわでした。
「むらやま」
ご存知、ご当地「大須ういろ」の喫茶部門。
宇治ミルク 670円
「大須ういろ 茶房むらやま」
サンロード店
駅前サンロード地下街
電話:052-583-1760