日光レイクサイドホテル。
創業は、明治27年。
正面は中禅寺湖。背後には華厳の滝。
奥日光を観光する上ではベストの立地条件。
お庭もモダンに整備されています。
(お部屋のイメージはこちら)
日光レイクサイドホテル
栃木県日光市中宮祠2482
0288-55-0321
日光レイクサイドホテルのお風呂は離れにあって、
このような渡り廊下の先にあります。
途中には貸切風呂もあります。
お湯は、
日光湯元よりひいた、乳白色の硫黄泉。
このお湯は源泉掛け流しとのこと。
窓からはお庭と
お庭の先には中禅寺湖。
露店風呂があったら尚いいんですけどねぇ。
夕食はホテルの近くでお蕎麦。
日光名物と書いてあったので、
舞茸天そばを注文する。
日光では舞茸が取れるのかな。
舞茸がもう少しカラッと揚がっていてもいいな、
と思ったけど、
舞茸のきのこのアロマが十分に漂うおいしいお蕎麦でした。
舞茸天そば 1,050円。
観光食堂
栃木県日光市中宮祠2480
0288-55-0054
さて、帰りは優雅に遊覧ボートででも帰ろうかな、
と思っていたら、
この日は強風で湖を遊覧するボートが欠航とのこと。
残念。
ホテルまで歩いたとしてもそれほどの距離もないはずなんだけど、
せっかく東武日光フリーパスも買ったことだし、
バスに乗って帰ることにして、
バス停で、
前に並ぶカップルにどれだけ待っているか何気なく尋ねると、
「もう1時間待ってます!」とのこと。
ここもか!!!
日光での交通機関といえば、自家用車かバス。
で、
今回日光で乗ったバスについて
それぞれの区間でどれほど時間がかかったかまとめると。
〇東武日光駅→中禅寺湖 ⇒40分(定刻通り)
〇中禅寺湖→湯元温泉 ⇒3時間15分遅れて到着→(通常30分のところ)2時間15分かかった
〇中禅寺湖ボート乗り場→中禅寺湖 ⇒2時間半遅れて到着→(通常10分のところ)1時間半かかった
マジですよ、これ。
信じられる?
しかも、そもそも本数が少ないから、いくらバスが来ても満員のため乗車拒否されることもしばしば。
日光といえば、世界遺産を抱えた日本を代表とした観光都市。
その日光での交通事情がこれで果たしていいのかな。
もちろん、地元の市民生活との兼ね合いもあるのでしょうが、
観光客の一人として訴えたいのは、
遠方から時間をかけてやってくる観光客にとって、バスを待つ3時間がどれだけ無意味なものか、
日光観光局の方々に真剣に考えて欲しい!
ということと、
そして、日光の自然のために、延々と続く車から吐き出される排気ガスがいかに問題か、
ということです。
前出のカップルの会話。
「日光ってさ、上高地みたいにマイカー規制なんでやらないのかな。
こんな動きづらい観光地ってないよね。
また来たいって思うどころか、いますぐ帰りたい、って思うもんね」
私もちょうどそのとき、上高地のこと思い浮かべてたので思わず心の中で共感してしまったのですが、
日光は上高地以上に地元で生活する人が多いから、
全く同じようにはできないかもしれないのだけど、
だからといって何もしないでほったらかしにしておくと、
ドレスデンみたく、ユネスコから世界遺産から登録外されかねませんよね!
日光にまた訪れたいと思っている観光客として、
日光市の英断、
ココロの底から切に願います。
栃木県知事殿、日光市長殿、関係各所観光局殿、
観光客の立場に立ったご英断、
期待します!
結局、あまりの渋滞にうんざり。
バスを途中下車、中禅寺湖北岸を歩く。
強風のためあらゆるボートが欠航のため、
乗り場はガラガラ閑古鳥状態。
人が少ない湖周囲を歩く。
男体山。
のどかな秋の夕暮れ時。
旅2日目。
山に湖に
山に湖に自然を堪能した1日となりました~
湯元温泉から龍頭の滝まで8キロ。
アップダウンがそれほどないので快適なハイキングコースだ。
とはいえ、そろそろブレイクタイム。
茶店でお団子でも。
滝見の席が幸運にも空き、
滝を見ながらお団子をほおばる贅沢。
風流だなぁ。
と、
ここで一句。
「滝見つつ 団子ほおばり パワー充填」
センスない。
龍頭之茶屋 (りゅうずのちゃや)
栃木県日光市中宮祠2485
0288-55-0157
戦場ヶ原自然研究路入り口。
湯ノ湖方面から来てる自分にっては出口となります。
つまり、
龍頭の滝に近づいてるってことか。
川の流れも速くなってきた。
クマさん・猿さんのお宅から
おいとまいたします。
滝も近づいてきたね。
今日歩いた道、
中宮祠-湯元歩道というのか。
湯元からここまで7.5キロ。
とりあえず。
竜頭ノ滝園地!
滝までもうすくだ。
戦場ヶ原。
続きます。
白樺が出現して
雰囲気が一変。
戦場ヶ原は、
400ヘクタール広がる湿原。
位置によって、
生息する生物も、
植物も違います。
いいでしょう?
男体山。
ワタスゲ。
カモも優雅に泳ぐねぇ。
昔々、
中禅寺湖を巡って男体山の神と上州赤城山の神が
へびとむかでを引き連れて戦ったという伝説から、
戦場が原という名が名づけられた。
さて、
龍頭滝まで1.4キロ。
あと少し!
戦場ヶ原。
日光国立公園内にある高層湿原。
標高は約1,390mから1,400m。
正面の、
男体山の噴火によって湖ができ、
その後の噴出物で湖が埋められ、
戦場ヶ原ができたのか。
なるほど。
戦場ヶ原という地名は、
山の神が
この湿原を舞台に
争いを繰り広げた
という伝説に由来している。
伝説が生まれそうな
雰囲気が漂う。
湿原だけに、
水も流れる。
男体山。
標高2,486m。
神が宿っていそうな静けさと雰囲気。
日が当たると
雰囲気もガラリと変わる。
金色のじゅうたん。
ワタスゲという植物らしい。