めがね 予告編
日曜の午後、
(台風で)危ないから、
特別用がない限り外に出ないでください!
という、
報道番組のアドバイスに従い、
外出をやめ、録ってあった映画を見る。
「めがね」。
監督は「かもめ食堂」と同じ、
荻上直子さん。
小林聡美さんと、もたいまさこさんのキャスティング、
映画全体に流れる空気感と、
かき氷とか、梅干しとか、
食べ物をフォーカスする演出は、
前作と同様。
私事で恐縮だが、私は小豆が好きだ。
小豆は、
できれば自分で煮たい。
こだわりがあるからだ。
特に、火加減。
ゆるめの火でじっくり時間をかける。
芯まで完全に火が通り、
かつ、
小豆の形が崩れずにしっかり残った小豆が好み。
映画のワンシーンで、
もたいさん演じるサクラさんが
かき氷用の小豆を煮るときに言うセリフ。
「あせってはだめ。
あせらずにいれば、うまくいくんです。」
意味深長な一言だ。
自分の小豆哲学と相通ずるものを感じ、
正直、うれしかった。
ロケ地は、鹿児島の与論島とのこと。
行きたいところが、
またひとつ増えた。