中華圏の売れっ子、台湾の俳優でありミュージシャン、
王力宏(ワン・リーホン)君。
機内誌の広告。
今度は何の広告に出てるのかと思いきや、
なんと!
Hyundai自動車!
そりゃないぜ、リーホン!
なぜ、ホンダやマツダじゃなく、Hyundaiなのか!
なんて思ってしまうのは、了見が狭い?
でも、なんか悲しい。。。
別にいいけど、なんかさびしい。。。
契約切れたら、Japanese Carをよろしく!
さて、名残惜しいけど、西域ともこれでお別れ。
これから上海に入って、明日名古屋に戻ります。
中国東方航空MU5634便。
ウルムチ→上海、18:45発 22:55着。
この路線はよく遅れるんですよ、との寒さんの予測通り、
結局、出発は7時過ぎ。
さて、今日のうちに上海に到着できるのか!
ウルムチの空港。
人口180万都市の空港とは思えないほど立派な空港でした。
さすが、国際的観光地ってこと?
ホリデーシーズンのせいなのか、いつもこうなのか、
チェックインカウンターはものすごい混雑。
空港で売られていたぶどう。
ウルムチ名物は、やっぱりぶどう。
ウルムチからふるさとへ帰省時のお土産。
名古屋で言うなら、
味噌煮込みうどんのセットか、世界のやまちゃん風味のポテチ、
というところでしょうか?
ちがうか。
本ツアー最後の晩餐はウルムチで。
上海到着は夜中になるため、4時スタートの宴会。
禁酒中の身、お酒は「極力」飲まないようにはしていますが、
今日は記念すべきシルクロードツアー最後の夜でもあるし、
中国ウルムチのビールの味見もしとかなきゃ(?)ってことで、
ビールで乾杯!
やっぱ、こういうときの一杯はおいしい。
ちなみに、味はさっぱり、のど越しスッキリ、色も黄金色、
まるでコロナのような感じでした。
さっきお昼食べたばかりで、
みんなお箸が進まない感じでした。
ツアー中にお誕生日を迎えられた、お2人のために
添乗員のSさんが用意してくださった、ウルムチ製ケーキ。
この、遥かなるシルクロードで迎えるとは、
2010年のバースデーはなかなか思い出深いものとなりましたよね。
お二方、お誕生日おめでとうございました。
そして、ツアーお付き合いありがとうございました。
人の善意に触れると、しあわせな気分になること、改めて発見。
ウイグル族の民族楽器。
そういえば、ベゼクリク千仏洞で男性がしぶく弾いておられたのは、
ラワープという楽器。この中にあるかなぁ?
ウイグルの楽器には、
タッブ、サントウール、リジャック、サタール、ドタール等、
いろいろな弦楽器があるらしい。
このみやげ物屋の社長が奏でるこの楽器。
なんという名前か忘れましたが、
(Takada-san、弾いてみました?)
その、五臓六腑に伝わる?物悲しい響きにココロ動かされ、
この楽器、ではなく、
楽器がフィーチャーされたCDを買ってしまいました。
その土地土地には、その土地に合った食べ物と同様、
土地に合った楽器が存在するものですね。
新疆ウイグル自治区博物館。
旧館は1956年、新館は2005年5月にオープンしたばかり。
新彊で出土されたミイラ、石器、織物、文書など多数展示されている。
中でも新彊古代ミイラ陳列コーナーの“楼蘭の美女 ”は、
3800年以上前のもので日本人が名付けたものらしい。
(現地ガイドの寒さんと、博物館内のチャーミングな日本語ガイドの女性)
3200年前のハミの女性ミイラ、2800年前の男性、女性のミイラが展示されている。
かつてここに、ヨーロッパ人種、モンゴロイドやこの混血種が生活していたことを紹介している。
その他、アスターナ墓地から出土したナン、餃子、ワンタンや月餅!
菓子類の食文化も紹介されている。
見ごたえあります。
ウルムチの大英博物館。
必見です。
天山天池でおいしい空気を思い切り吸い込んだ後のおいしいランチ。
ここのお昼、おいしかったです。
日本人の口に合うのかな。
ホタテの炒め煮となすのケチャップ炒めに、焼きビーフン。
なんとなく馴染みのある感じでしょ?
北京ダックを包む皮みたいなのに、スパイスの利いた羊肉と野菜の和え物を包んでいただきます。
これ、見た目はあれですが、とてもおいしかった!
それから、右は卵焼き。
これも日本で食べるのと同じ、ふんわりとしたおいしい卵焼きでした。
今日は時間がタイトで夕食もすぐ食べることになるから、
お昼はちょっと控えめにってことで。。。
山の中腹にパオを発見。
天山地区に住む、遊牧民族、カザフ族のもの、とのこと。
正式にはパオでなく、モンゴルのゲルとほぼ同型の
フェルト張りのユルトと呼ばれるテント。
カザフというのは「自由な戦士」という意味があるらしい。
ヒツジとウマの飼育を中心とする遊牧民族として知られ、
現在でもかなりの部分が、天山山脈およびアルタイ山脈の一帯で遊牧生活を営んでいる。
なるほど。
確かに、山あいには、馬、牛、
山羊が、キモチよさそうに歩いてました。
カザフの人たちは馬に乗ることを誉れに、騎馬民族であることを誇りとしている、とのこと。
牧畜の技術は特にすぐれていて、肉と毛の両方が利用できるいわゆる新彊細毛ヒツジや、
2000余年前、その強さと美しさによって漢の武帝に「天馬」とたたえられたと伝えられる、イリ馬を生み出した。
カザフ族の人としては、今や、
おいおい、わが先祖の土地に国立公園なんかできちゃったよ~、という心境かもしれませんねぇ。
よその国のことですが、今後もカザフ族の人が安心して暮らせるように、
遊牧生活に必要な「十分な」土地を保護地区として整備してあげることが必要かも。
余計なお世話かな。