![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d0/7130dbdebfef884b710698bf6616986c.jpg)
山の中腹にパオを発見。
天山地区に住む、遊牧民族、カザフ族のもの、とのこと。
正式にはパオでなく、モンゴルのゲルとほぼ同型の
フェルト張りのユルトと呼ばれるテント。
カザフというのは「自由な戦士」という意味があるらしい。
ヒツジとウマの飼育を中心とする遊牧民族として知られ、
現在でもかなりの部分が、天山山脈およびアルタイ山脈の一帯で遊牧生活を営んでいる。
なるほど。
確かに、山あいには、馬、牛、
山羊が、キモチよさそうに歩いてました。
カザフの人たちは馬に乗ることを誉れに、騎馬民族であることを誇りとしている、とのこと。
牧畜の技術は特にすぐれていて、肉と毛の両方が利用できるいわゆる新彊細毛ヒツジや、
2000余年前、その強さと美しさによって漢の武帝に「天馬」とたたえられたと伝えられる、イリ馬を生み出した。
カザフ族の人としては、今や、
おいおい、わが先祖の土地に国立公園なんかできちゃったよ~、という心境かもしれませんねぇ。
よその国のことですが、今後もカザフ族の人が安心して暮らせるように、
遊牧生活に必要な「十分な」土地を保護地区として整備してあげることが必要かも。
余計なお世話かな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます