名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

<中国2010・6日目>天山天池の先住、遊牧民族。カザフ族。

2010年10月25日 00時00分07秒 | 旅(中国・2010)

山の中腹にパオを発見。

天山地区に住む、遊牧民族、カザフ族のもの、とのこと。

正式にはパオでなく、モンゴルのゲルとほぼ同型の

フェルト張りのユルトと呼ばれるテント。




カザフというのは「自由な戦士」という意味があるらしい。

ヒツジとウマの飼育を中心とする遊牧民族として知られ、

現在でもかなりの部分が、天山山脈およびアルタイ山脈の一帯で遊牧生活を営んでいる。

  

なるほど。



確かに、山あいには、馬、牛、

  

山羊が、キモチよさそうに歩いてました。


カザフの人たちは馬に乗ることを誉れに、騎馬民族であることを誇りとしている、とのこと。

牧畜の技術は特にすぐれていて、肉と毛の両方が利用できるいわゆる新彊細毛ヒツジや、

2000余年前、その強さと美しさによって漢の武帝に「天馬」とたたえられたと伝えられる、イリ馬を生み出した。




カザフ族の人としては、今や、

おいおい、わが先祖の土地に国立公園なんかできちゃったよ~、という心境かもしれませんねぇ。

よその国のことですが、今後もカザフ族の人が安心して暮らせるように、

遊牧生活に必要な「十分な」土地を保護地区として整備してあげることが必要かも。

余計なお世話かな。





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