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烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

砕氷艦“しらせ”を見学する@石狩湾新港

2011-09-03 23:35:02 | Ape & Imp

石狩湾新港に砕氷艦(南極観測船)“AGB5003 しらせ”が初寄港,艦内一般公開の情報.台風接近中ながら,土曜(9月3日)朝には強いエコーは日本海上.石狩湾には未だ達していない.Impは坊主が使用予定,居ても立ってもおれずApeを起こす.帰りのずぶ濡れは覚悟の上.


事前案内の公開時間(9時~;前日に8時~に変更された)より早く着いた事もあって,思ったよりも人は疎ら.天候も今一つだしね.


広い西埠頭に静かに佇む,鮮やかなアラートオレンジの艦体.


基準排水量;12,650㌧は先代;5002 しらせ(以前苫小牧港にて見学)より10%程度の増加に止まるが,見た目はそれ以上に大きく感ずる.
どっしりと腰の据わったダブルハル.圧巻!である.


先代には無かった装備;融雪用散水装置の放水口.
砕氷時,ポンプで汲み上げた海水を放水して雪の抵抗を軽減する.艦首左右に各10箇(画面左外の喫水直上にあと6箇)開口している.


今日の喫水はほぼカタログスペックの 9.2m.積荷の少ない訓練航海で,バラスト航行と思う.満載喫水は10mくらいだろうか?


乾舷,高っ! 艦橋,でかっ! ファンネルの存在感もハンパ無い!

舷梯(タラップ)際で白い第3種夏服の乗組員さんに迎えられ第1甲板から乗艦.先ずはラッタルでなく自衛艦には珍しい普通の階段(勾配はキツい)を登り5層上(05甲板)の操舵室(ブリッジ)へ.


ブリッジはほぼ艦幅(28m)いっぱいなので,横幅が途轍もなく広い.
右舷(スタボー)側に赤いカバーの艦長席.


艦長席からの前方視界.ブリッジは先代よりも高いそうで,眺望はとても良い.艦首が丸いので,前甲板が広大に見える.


ブリッジ中央に位置するメイン・コンソール.操艦の要.
新しい艦なので,操舵系はジョイスティック&ダイヤルかと思いきや,しっかり舵輪. …流石自衛艦.硬派,やねェ (o^ ')b


コンソールのコンパスは着岸時の艦首方位(ヘディング;137°)を示す.


メインコンソールの左にあるMFD.こちらはラミング(go to You Tube ⇒)のログを表示.進出(≒砕氷)距離=前進距離-後進距離.ラミング番号は3000番台.前回(第52次)南極航海時のものだろう.


画面変わってこちらは艦位(艦首方位・傾きなど)と操艦状況(速度・軸回転・操舵角など)の表示.
このほかナビ画面なども表示できるようだ.


左舷(ポート)側,副長(Excel)席からの前方視界.イイなァ,この席!


ブリッジ左舷端より艦尾方向.北西からドリズル(drizzle;にわか雨)が迫りつつある.
ブリッジで説明にあたる士官(オフィサー)に聞けば,台風接近に伴い日程変更,4日の公開は中止.今夕18時出港,日本海を台風に向け南下とか.“大変ですね”と振れば,“本艦は荒天の航行が身上ですから問題有りません.寧ろ係留中に(波に煽られれば)岸壁を壊しかねませんから…” 冗談ながら頼もしい.

01甲板に下り,艦載ヘリの格納庫(ハンガー)へ.
“しらせ”紹介のパネル,現地で使用のスノーモビル(YAMAHA製),南極の石や魚の標本などが展示され,持帰った南極の氷に触れるコーナーもあった.“しらせグッズ”販売コーナーでキャップ・パッチ・ステンレス‘ダブルハル’マグなど購入.
艦載のCH-101ヘリ2機は岩国で機体整備/飛行要員訓練中で,今航海には帯同せずとのこと.会えなかったのが一寸残念.


片隅の自販機(一般公開用かな?)で見付けた道内ではレアな一本,久し振り.飛行甲板眺めつつ.やっぱ,道民(帰化だけど ^^;)の口には“ガラナ”のほうが合うかな.


更に一層下って第1甲板艦尾の観測甲板.案内ロープに秋茜が停まってました.


退艦して艦尾方向に進めば,折しもHACのSAAB(函館便かな)がOKD/RWY14にアプローチ掛けてました.


艦尾に臨めば乗艦時より風は瞭に廻り,艦尾からの風に自衛艦旗(旭日旗)翩翻.
艦底から響く補機の低い呻り,燃油や防錆塗料の重い香り…
辞し難し,然有れど… ドリズルに追われる様に帰路に就く.
Bon Voyage, しらせ!

帰り掛け.ぽつぽつ落ち始めた雨掻い潜り,ほぼオンタイムの昼メシは,久々“はちまき屋”さんで私定番の“しお+きくらげ多め;¥700+30-,薄めコール”
新港でコンデジのバッテリー使い切って,画像有りません.ラヲタにゃ有るまじき体たらく.然有りとてケータイで撮る気にゃ毛頭成れんし.
大将・女将,今日も美味しかった! ご馳走様でした!

はちまき屋さんから数km.帰庵間際にざっと一当て喰らっちまったけど,
赤道越えて心拡がる半日でした.
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ぷちツー;Roll裏パノ,&“天ぷらラーメン”くえすとⅣ;“レストラン双葉”@共和

2011-08-19 23:40:26 | Ape & Imp
目覚めれば“ピー缶(離煙の諸兄,御免)”の空.
819の日とて,そりゃ~乗らざァ成ンめェよ!  ターゲット;“天ぷらラーメン”は決定定事項デス (^^;)ゞ

08:30 B/O;新川・銭函 DPR⇒ R5朝里⇒ R393毛無・倶知安⇒ “裏パノラマライン(広域農道+r604)”老古美⇒ r66岩内⇒R276共和.


久々晴れた毛無,増毛の山は霞の彼方.


あ,コレ新兵器ネ.タンクバッグ;ロードマップも入るし,何たってぷちツー後の御機嫌伺い,南樽市場の惣菜3パックはカタい (o^ ')b


快晴微風・気温高からず.車の通りも少ない“裏パノ”.
            ちょー,気持ちイ~~~~~(o^ ')b

岩内着は13時.狙うは岩内と共和の2軒.“たら丸館”の前に停め,チョイと思案.確実そうな共和のお店を選択.R276に乗り共和町役場の前を過ぎてすぐ(画像は岩内を背に;役場前の交差点からです)


結構大きな構え.テーブル・小上り,30席では利かない.役場隣接と言うことも有ろうか,宴会や法事の仕出もこなすお店のようだ.昼休みを過ぎた時間帯ながら,前客は営業さんと思しき二名様一組・御家族二組7名様.御繁盛の様子.

単品・セット・定食類.豊富な品書検めつつも,ココは決め打ち“天ぷらラーメン(¥950-)お願い!”  言わばこそ.ホールのお嬢さんが“塩味で宜しいですか?”と直ちに誰何に及んだは,成程ソレがデフォなのだろう.勿論です.そっちでヨロシク!
 読み逃した朝刊斜めに暫し.
“お待ちどおさま,天ぷらです” 供された,衒いの無い顔立ちの一杯.


岩内の海洋深層水使用というスープは鶏&豚ガラと思しき清湯.コクが有りながらすっきりとした,函館を彷彿する塩スープ.美味い.中細・緩縮れの麺は加水率低めでややぱっつんとした歯切れ.程好い麦の風味が有りスープの纏わりも良くこれまた美味い.
天ぷらは大振り海老が2本.衣が厚めでタレを絡めて丼に仕立てても美味そうな揚げ具合.揚げ油も嫌味無く,麺を啜り解けた衣とスープをレンゲで追掛ければまったりとした脂の旨味が口蓋に纏わる.
ブラックタイガー(と思う)なのでぷりぷり感はこれまでの4軒で頭抜けるが,その分尻尾の殻が固く,尻尾喰いの私としては一寸不満.まあ,マイノリティーの遠吠えと言うことで (^^;)ゞ

ともあれ美味しく,いただきました.ご馳走様でした.
而して“天ぷらラーメン”,深いワなァ…

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3480255/


復路はR5稲穂峠⇒フルーツ街道⇒銭函・新川ARV.
南樽市場でタンクバッグを一杯にして帰還のぷちツーでした.
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Apeのテールランプを修理する

2011-08-18 21:11:37 | Ape & Imp
記事には書かなかったが,6月8日ぷちツー(積丹方面)の帰路,Apeのヘッド&テールランプのバルブが次々切れた.
翌週末早速ショップでバルブ交換してもらったのだが,その時工場長から“テールランプのゴムベース,大分ヘタってるね.ガタつきはタマ切れのモトだヨ!”と忠告頂いた.
パっと見自分で交換出来そうだったのでその場で部品を注文し,6月中には受け取っていたのだが…
… 一寸時間が出来ると,ついつい走りに (^^;)ゞ

盆休みの一日,走りにゃチョット… な空模様. こいつァ潮時, とゆ~ワケで.


テールランプのアッセンブリはナンバープレートのマウントを兼ねているので全体としては結構重い.繰返しの振動でゴムベースがヘタるのは無理からぬ.


先ずはランプ本体(+ナンバープレート)を外すが,ナンじゃコリャ~!
コードとソケット,直結です.カプラーを介していると思ったオレが甘かったorz


これじゃベースが抜けないじゃん!  で,どーしましょ?


こーしましょ!
ゴムベースは単なるインシュレーターで,水密パッキンて訳でもないし.プロの仕事じゃ無いケド,変に配線切って繋ぎ直すよりはネ. 交換の新品にも同じく切れ目を入れて組んでみたが,どーもあんまりシックリ来ない.ゴムベースだけじゃ無く,あちこちヘタっているのかも.
に,しても.コード1本(ホントはテール・ブレーキとアースの3本)に重いAssyぶら下げたまま作業するのは全く好みに合わないのだが q(-.-;)


結局古いのも入れて2枚重ねで組み付けた.見た目はマウントの縁がフェンダーから浮いてしまい余り格好良く無いが,かっちり締まってガタが無いだけ良しとする.
次回ヘタったら,Assyごと交換を考えたほうが好いかも.社外品のLEDテールに換装もアリか?


修理が終わればドライブチェンの張りを調整し(ハブの位置,随分後になったなァ…),


チェンにオイルを呉れて整備完了!  今度は何処を,走ろうか?
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ぷちツー to ニセコ,Apeで初エコー&パノラマライン,序でに“ささや”@岩内で“えび天ぷらラーメン”

2011-07-30 23:27:34 | Ape & Imp
2週続きとなるが良さゲな天気に誘われて.ブロックアウト;08オン・ジ・アワー,新川・銭函ディパーチュア・R5ジョイントは何時もの通り.
脇目を振らず朝里からR393にトラバース.霧の毛無を抜け赤井川/都の逆トを折れればApe未走行区間.中速中心のコーナーは,Impで上ればとてつもなく気持ちイイのだが…

あ゛~~ ! 発動機,伸びません!!
勾配が見た目よりキツいようで,4速はともかく湿気のせいか3速でも思うようにトルクが乗ってこない.ガッと開ければ咽るし. ジッと我慢の上り坂.上りきればトルクも戻り,後は…
ラクじゃ無かったorz,伏兵,峠の樺立トンネル;L=2,001m.
法定速度で走れば普通車ならば所用2分数秒,我が原チャでは4分強.略直線で照明も有り走り易い筈だが… 問題は湿気.
結露した路面からタイヤがスプレー巻上げ視界を遮る.4輪ならばワイパー数回で十二分だがメットにゃワイパー何ぞ無い.左手(クラッチ側;右はフロントブレーキなのでハンドルバーから放したくない)グローブの人差指でシールド拭うこと屡.
狭い(と感じる)隋道の中でヘッドライト回らぬ側方視界は尚更覚束ず,流石に進路は譲り難い.コンプライアンスものかは3分を切る速度で走ったつもりだが,追着かれた皆様には本当に申し訳無し m(_ _)m
トンネル抜ければ下り一方,発動機にも余裕が出来て,ゆったり流すダウンヒル.R276ジョイント,倶知安で給油.r58;倶知安ニセコ線“エコーライン”に入りワイスの脇を抜けてアンヌプリ/イワオヌプリのコル目指し高度を稼ぐ.
alt≒500m,2-wayからモノレーンに狭まる辺りで雲底突入.視程は落ちたが幸い次コーナー迄は見通せる.下がった気温に発動機も機嫌を直し,ほぼ3速固定でナロー&タイトなワインディングをゆったりと登る.コル(alt≒780m)を抜ければ温泉の匂い漂う.


11:30,五色温泉園地 お花畑 駐車場(alt≒750m)着.ここまで走行約110km.好天ならば案内看板の右手奥に独特の白茶けたガレを伴うイワオヌプリのピークを間近に望むのだが…


持参の缶コーヒー片手,ニセコアンベツ川源頭に掛かる橋を渡って展望デッキまでぶらぶらと.“五色温泉旅館”には改装以来ご無沙汰.奥に“別館(素泊のみ)”も出来たんだネ.旧露天湯も復活したようだし,紅葉の時期にでもお邪魔してみようかなァ…

正午リスタート;r58を湯本温泉に向かって下り,ドン突き右折してr66“パノラマライン”に合流.視程も大分回復.チセヌプリ/ニトヌプリのコルに向け,登り返しはほぼ4速でイケる.コル(alt≒830m)でApeの最高到達高度更新.
共和町側の下り,車の通りは多からず,九十九折でも追いすがられる事無くゆったりロールを楽しめた.老古美で来し方を振り返れば,チセヌプリ方向は未だ雲の中.


岩内到着13時ちょい前.目指す“お食事処 ささや”は道の駅(たら丸館)の真向い.


路側帯に停めてお邪魔.前回“くえすとⅡ”からキメ打ち;“えび天ぷらラーメン(¥750-)お願い”,で“天ぷらラーメンくえすとⅢ”(^^;)ゞ


コレ美味いです.“天ぷらを載せたラーメン”ぢゃ無いですね.
スープはラーメンスープではなく,蕎麦の掛け汁出汁を塩味でこのラーメン専用にチューンしてあるようです.麺は加水低め;太さ中手の緩縮れ.一寸柔めの茹上げながら舌触りと程好い麦の風味が心地良く,あっさりとした汁と天婦羅の衣に好く馴染みます.
海老天二本の他,具材はメンマと薬味の小口葱だけ.一口目にふわりと豚を感じて訝しく思ったのですが,食べ進むと海老天の下に豚バラ肉の薄切りが一切れ潜ませてありました.
積丹半島対岸/古平;老舗の此方同様潔いラーメン,美味しく頂きました.ご馳走さまでした!

⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3480259/



店を出て道の駅前のベンチで一服,午後の行程を思案.“裏パノラマ(D604)”をやっつけるテも有ったが,目の前;公園のモニュメント越しに目が引きつけられた建物.そーだ,美術館有ったんだよね.
エントランスに廻ってみれば観覧料(大人¥500-)はリーズナブル.


で,鑑賞してきました.静かな館内,じっくりと.
強い筆・深い色.画家が終生筆を執った地で目見える作に一極の力を感ず.『山ハ空へ モレアガル』. 観て,良かった.

15時岩内発,R276⇒R5で稲穂峠越え.余市町に入ったところででフルーツ街道にトラバース,奥沢に下りて銭函・新川アライバル.ブロックインは18オン・ジ・アワー.
つれあいは近所の友達二人と飲み会へ.作り置いてくれた牛筋カレーとビール(第三)の晩酌.


パノラマの絶景は望めなかったけれど,思わぬ眼福に心開いたぷちツーでした.
コメント (1)
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ぷちツー to 岩内,“天ぷらラーメン”くえすとⅡ;@“ぼたん食堂”

2011-07-23 23:43:29 | Ape & Imp
サマーバイクフェア以来,単車出すにはもう一つの週末が暫く続いたけれど…,  久々,々々! の好天,目標象限,レーダーにアクティブエコーは微塵も無し!


やっぱ,出すッきャ無エゃね~~! つーワケで… 今日の目当ては二つ,小樽と岩内.ブロックアウト;09オン・ジ・アワー.何時もの新川・銭函ディパーチュアでウェストバウンド,ジョイン to R5.

10オン・ジ・アワー,1stディスティネーション;小樽築港・臨港公園の駐車場には早,車列.
単車のツヨミ,空いたスペースに難無く停めたが,寄港中の北前船(復元船)船内見学の待ちは長蛇;ツカミで300名様程.聞けば見学は20名のツアー形式で所用15分程とか.
一寸暗算,300÷20×15=・・・  諦めた! 写真だけにしとこorz


今回の回航は,寄港地間は概ね曳航とのことだが,帆走自航可能を謳うだけに,大きな一枚帆を担うべき帆柱の存在感は遠目にも圧倒的
あ~! 乗船して,ぴたぴた叩いてみたかったァ!!

10時半リスタート;奥沢からフルーツ街道をフルトレース.仁木町然別でR5ジョイント,稲穂峠越え.共和町国富でR276をインターセプト,岩内アライバル13時.


道の駅のPに停め,ガイドセンター(たら丸館)で目当てのお店の場所を伺う.


歩行者天国のイベントで賑わう駅前通りから中小路に折れて少し.


一寸カフェっぽい店構えのコチラ,“ぼたん食堂”
2~6人のテーブル席,6卓くらいだったかな.前客;御馴染と思しき御夫人お二人連れ.
右手角際の卓に落着き,そば・うどん,ラーメン,定食,飯類と揃ったメニューから,キメ打ち,“天ぷらラーメン(¥750-)お願い!”
備付の漫画から“西岸良平傑作集(文庫版)”読みつつ暫し.
3エピソード目を読み始めた頃合で“お待ちどおさま,天ぷらです”と供された件の一杯.賑賑しめな御顔立.


“さて?”とスープを一啜り.お~! 屋号の如し,食堂系ですね (^^)b
鶏がら主体と思しき清湯,明るい醤油色.ほぼストレートな中細麺は加水率低め.少し柔めの茹上げながら程良い麦の風味で生醤油系のアタリがくっきりとしたスープとの相性も好い.“前井食堂”さんの麺ととてもよく似た印象なのだが,此方も自家製麺なのだろうか?

具材筆頭,少し小振りな海老天は,蕎麦屋に多い花を咲かせた物でなく,フリット寄りの揚げ具合.醤油勝ちなスープを含んだ衣,しっとりした海老の身,はりっと揚った尻尾の先まで.スープへの介在は少ないが,レギュラー陣を邪魔せずにアドオンの分をきっちり熟す.
“フツーのラーメンに,海老天載っけちゃいましたぁ”テキな,優しくおおらかなジャンキーさ.
拘らぬ,ざっくばらんな一杯.美味しく頂きました.ご馳走さまでした.

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3480208/

こりゃ~ヤッパリ塩味のコチラへ“くえすとⅢ”は,決定事項です!
(因みに,タイトルに冠してはいないケド,くえすとⅠはコチラ⇒

駅前通りに出れば,縁日っぽい雰囲気にはヤッパリ誘われるよネ.近所のコンビニでノンアルコール調達,地元の蒲鉾屋さんの出店で“いか棒”買ってまったりと.これもまた,美味しゅう御座いました (o^ ')b


14時岩内発,稲穂峠越え.仁木町大江でD1022インターセプト,赤井川村字都でR393ジョイント.“ホピの丘”まで駆け上がりソフトクリームでクールダウン(一寸下の某牧場とは一味違う,さらりとした口溶けです).


毛無を下り,銭函・新川アライバル.ブロックインは17オン・ジ・アワー.つれあい準備のBBQに,直様傾れ込んだぷちツーでした.
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“サマーバイクフェア in つどーむ 2011”で二輪ジムカーナをぷち練す

2011-07-02 22:11:33 | Ape & Imp

拙庵至近の開催とあってバイク(原チャだけど ^^;) 乗りの私には毎年楽しみなイベント“バイク祭り in つどーむ”. 今年は“諸般の事情”で有志による“サマーバイクフェア in つどーむ”として開催された.
お楽しみの一つ,トライアル・ショウは残念ながら今回見送られたがもう一つ,バイク・ジムカーナの選手権試合は今年も併催され,日曜の本戦を控えた練習会に参加させて頂く事が出来た.


コースイン前;後視鏡を外し灯火を目張りしたApe,ぷちレース仕様.ホントは前照をもっと確りツブしたほうがイイんだけど…

完熟走行のトレインに混じりコースインしたものの,前を遮二無二追掛けるだけ.ゴメンナサイ,コース覚えるどころじゃ有りまっしぇ~ん!
時折ピットで水分補給しながらコース上のエントラント諸兄をガン見のイメトレ.あそこで左右,あそこはグルっと.あ~,あそこは其処を廻るのネ!

11時半から1時間のインターバル.腹拵え;交差点渡れば(系列含め)未食のラーメン屋さんが有るのだが,それを喫せば恐らく,アドレナリンの収まらぬメタボに2時間のシェスタは必至.半夏生とて軽食スタンドのたこ焼きでスポドリを濁す.


午後のヒートは漸くコースが頭に入ったものの,シード選手に到底歯が立たないのは固より自明.後に入ったKid's勢の頭さえ抑えてしまう始末. スミマセン,々々 m(_ _)m

やっと少しは乗れて来たかな,と思えばリミットの16時.汗,だくだく.
オフィシャル/エントラントの皆様,有難うございます.明日の本戦,良いレースと成ります様.
お先に失礼いたします.重ねて,有難うございました!

何時ものぷちツーは右手首が疲れるけれど,今日は左人差(+中)指が強張ったぷちエクササイズでした.
  シャワー上りのビール(キリンラガー)が,ガツン! とウマいッ!!
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ぷちツー;Roll @毛無,虫養いは“みかん”@南樽市場すぐそばで“昔らーめん(塩で)”

2011-06-21 21:56:25 | Ape & Imp
前回ぷちツーの帰り際,一偏に球切れしたヘッド/テールランプは土曜午後ショップにて修理.メカ君気を利かせ,チェンにオイルを廻してくれた.

翌日曜はゆったり目にApeを起こし,何時もの新川・銭函ディパーチュア.R5朝里から毛無を目指す.展望台まで,上って下りてもう一度.
ワインディングの上りはほぼ3速固定.高めの気温物とせず,今日はエンジン伸びがイイ! チェンオイルも利いたかな?
入りを控えてクリッピングで開ければ,出口まで加速領域で廻り切る.立上ればスグ,頭打っちゃうんだけどネ (^^;)ゞ 
後続四輪諸兄,御気遣い難気無し m(_ _)m


展望台に停めれば,ジャケット脱がなきゃチト暑い.ウェストバッグの温まった缶コーヒーで一服.
奥沢に下り,南樽市場(日曜定休)の空いた駐車場脇にちょこんと停めて,すぐそばの此方.


正午一寸前,前客数組:10名様ほどと入違いの入店.素直にカウンター端に案内される.此処のトコお気に入り,“昔らーめんを塩で”お願い.テーブルの薬味類検めつつ暫し.





“お待たせしました,‘昔’の塩です”
器・設え,懐古的なる御顔立,然してお味は留らず.レギュラーよりアタリと油は控え目ながら旨味・風味は確りと.中細縮れの麺が合う.
さらさらさらりと喰い切って,程好く満足,ご馳走さん!
後の走りに凭れない,ぷちツーの虫養いにはお誂え (o^ ')b

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3482557/

知ってとは言え休みの市場恨しく横目,勝納川縁で食後の一服.
奥沢から展望台に取って返し,朝里に下りて札幌向き.わりと早かったのでショップに一寸顔出してから帰庵.

初夏らしい陽気に体も解れ,右手首下り気味のぷちツーでした.
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ぷちツー to 積丹; 昼メシは“堀食堂”@古平/浜町で  “天ぷらラーメン”

2011-06-08 22:11:28 | Ape & Imp
日曜.目覚めれば久々穏やかに晴れた空.
ウェブのレーダー画面;北海道周辺にアクティブなエコー無し.Apeは前日チェンとエア圧の調整を済ませたばかり.
こりゃ,起こしてやらなきゃ可哀想でしょ.と,ゆーワケで…

08:15 ブロックアウト,ウェストバウンド.いつもの新川・銭函ディパーチュアでR5に載り,南小⇒畚部はフルーツ街道にディビエート.スペースアップル余市で一息ついたらR229にトランジット.
美国を過ぎて婦美の高台に上れば雪形残る積丹岳が青空に映える.


r913をインターセプトして入舸到着は11時半.小高い駐車場に停め,狭くて暗い人道トンネル抜けていつもの島武意海岸.夏に向け深みを増す積丹ブルーが素晴らしい.


トンネル戻ればそろそろ昼時.海栗解禁は承知だが,如何成喰うなら出盛りが吉.今日のところは自重,々々 (^^;)
愛馬に一蹴り喰わせて,ちょいと帰るは古平浜町.街並の小路をR229から山側に折れて一町半,趣有る店構えの此方


十二時半,暖簾潜れば前客様無し.右に小上り3卓,左カウンターの端近に落着く.品書見れば蕎麦・丼物,カレーライスに定食類.“食堂”の名に相応しい揃え.そして有りました,ありました.ラーメン類の一角,今日のお目当て“天ぷらラーメン 800円”.ひとつ,お願いします.

岡持ち提げて出前に出掛けるおばちゃんを背中で送り,カウンター横に張られたシーナ隊長(来てたんだ,知らなかった.前井食堂さんの時もそうだったけど…)の雑誌記事眺めながらTVから流れる喉自慢の歌声と天婦羅の揚がる音聞きつつ暫し.


出前から戻ったおばちゃんが朱の角盆に載せ供してくれた件の一杯.
純朴一途な御顔立.御覧の通りのお味です.
衒いも無いあっさりとした塩味.美味い海老天が載るのだから,蕎麦のカエシを一滴しすれば尚更面白かろう,と一見の身は思い上るのだが…
旧き港町の老舗食堂に,良くぞ残れる斯くも潔いこの一杯.活目して一滴残さずいただきました.ご馳走様でした!
次は是非,“わかめラーメン”いただきにお邪魔しますね.

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3480011/

古平を出たところでリザーブ領域に入り余市で給油,そのままR5.
小樽マリーナ,“Seacle(シークル) カフェ 『館』”のソフトクリームで一息.
(ハーバービューの雰囲気が佳し.一寸バターの風味がある,しっかりしたソフトクリームです)


いつもの銭函・新川アライバルでブロックインは16 オン・ジ・アワー.

 Odo; (10,000+)3,042.7 - 2,842.0 = 200.7 km Trip.
 Fuel; 200.7km / (4.07+1/80)L ≒ 34.2 km/L.
今期4度目にして,初めて凍えず走れたぷちツーでした.


補追;天婦羅の載ったラーメン:
清洋軒さんで“日華らーめん(此方は掻揚げです)”頂いてから一寸御執心ではあります.
アンテナ張って入感した,道内では岩内の二軒と古平一軒.何れも港町なのは音に聞く陸奥“天中華”の浜伝いなのだろうか?
端を古平で頂いたのは他意も無く,ぷちツールートの都合故.然有とてこれが最適解だったのかも知れない…. 兎にも角,
次は岩内,殊に醤油仕立ての此方を是非頂きたいものです.
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2011;GWぷちトリップお宿編 其之壱:

2011-05-07 14:36:06 | Ape & Imp
“ひなの宿 新見温泉ホテル”@蘭越町字新見の出で湯を堪能する


蘭越市街からr268を11km.冬期間通行止め中の新見峠のゲート直前,ニセコ新見温泉郷.2軒ある湯宿のうち,今回は道道に面した“新見温泉ホテル”にお世話になることに.2万5千分地形図では宿のすぐ裏手を 500mの等高線が走る.


いかにも“鄙びた”風情の玄関を潜ると若女将がにこやかに出迎え,部屋に案内してくれた.
道道越しに目国内の谷合を望む,2階・八畳の座敷.窓際に洗面の設けられた三尺の入側.厠は共同(ウォッシュレット有り),昔ながらの湯宿の趣.質素ながら掃除も行届きとても“あずましい”.洗面の蛇口は水のみだが,湧水を引いているのだろう,円やかで美味い.
ただ“この時季は(冬眠明けの)カメムシが入り込むことが多いので,見掛けましたら備え付けのガムテープで…”と対処を請われた(実際,三度ほど使用した).
然も在りぬ,周りの山林はまだ雪深い.虫とて暖の恋しいは宣なるかな.出来れば全て逃したかったのだが.

おっとっと,余談々々.何はともあれお湯です,お湯! つーワケで,先ずは内湯から.
内湯は二つ(1号&2号湯)あって其々男女に供されるが,夜10時で入替る.この日は1号湯が男湯に充てられていた.この時季は源泉掛流しだが,夏場には湯温を調えるため若干の湧水を加えると言う.
先ずは泉質分析表を一瞥.カチオン(+イオン)ではカルシウムが突出,次いでナトリウム.アニオン(-イオン)は硫酸イオンが圧倒的に多い.所謂“含芒硝-石膏泉(カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉)”である(新旧泉質名対照表 by 環境省 は,コチラ⇒).芒硝の強い湯にからきし弱い私には注意すべき泉質と思われるが…
湯汲みでたっぷりと掛け湯して,無色透明の湯をなみなみ湛える湯船にイザ!

おぉォ! 濃いッ!! 酸性硫黄泉のぴりぴりとか,フミン系アルカリ泉などのつるつる(又はヌルヌル)感といった直截な肌当りとは一味違うイオンの力をひしひしと肌に感じる.素晴らしい泉質! だが,芒硝より石膏が強いとは言え矢張り私は余りの長湯を自重するのが賢明だろう.


湯船で体を温め1号湯併設の打たせ(湯量は多く落差もあってなかなか利くので,四方ブロック造りの閉塞感は如何にも惜しい.明り取りがもう少し大きめならば…)に凝った肩を打たせたら,部屋に戻って一休み.満を持して野天湯に向かう.


野天は混浴だが脱衣所は男女別で湯着が備えられており,女性専用タイム(17~20時)も設けられている.泉質は内湯と同じ.
然程大きな湯船ではないが,裏山の雪景色を借景に浸る掛流しは正に至福.こう言う野天ではシャワーやカランは私には必須でないが,上がりの更湯が汲める湯汲みが設えられていれば,それこそ申し分無い(と,贅沢なつれあいが申して居りました).

いやあ,佳いお湯でした! じんわり解けて良い具合に腹も減り,夕餉がとても,楽しみだ.
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2011;GWぷちトリップ往路編:

2011-05-03 19:52:39 | Ape & Imp
霙まじりの中山峠を抜け,ニセコの山懐へ

ゆったりと目覚めたGW初日.薄陽の中にImpを引き出せば庭の白木蓮は蕾が膨らむ.


今回のぷちトリップはニセコ方面への1泊2日,往路は特にイベントを設けず宿のいで湯を堪能する腹なので,午前10時に押取り刀の出立.
R230;定山渓を過ぎたあたりで雲行きが怪しくなり,落ち始めた雨は上るにつれて霙まじり.ライン上に氷雪は無いが,センターライン付近には所々シャーベットが残っている.スタッドレスを履いたままで良かった.
雪の残る中山峠;道の駅駐車場に乗り入れたものの風雨が強くクルマを下りる気にならず,喜茂別まで下り“郷の駅 ホっときもべつ”のラーメン屋さんで虫養い.


R276→r478・343→R5と繋いで蘭越は13時半.宿に入るにはチト早い,つーコトで久し振り,黒松内“道の駅 トワ・ヴェール・ドゥー”までオーバーラン.お気に入り;スモークベーコンを求め発泡クーラーに納める.


因みに,此方のイートインではこのベーコンと,同じくトワ・ヴェール製のチーズを使ったクリームシチューを頂くことができる(単品で400円くらい;ベーカリーコーナーのパンとのセットメニューもある).
具材のカットが小さめでシチューよりはチャウダーと言った印象.華も押しもない顔立ちなので“え~? コレでよんひゃくえん~?”と思わず口走りそうになるのだが,一口啜れば納得.極々シンプルで控えめな味付けながら,“良い素材を使えばアタリマエの料理はこんなに美味しいんだ!”と言う見本のような一皿に仕上がっている.所謂“グルメ”とは凡そ縁遠いのだが,この味を規範に自身の普段の料理を磨きたいと思わせてくれる,オススメの一品です.


取って返したR5,目名峠付近からニセコ連峰西半を望む.
今日のお宿は真正面,目国内岳(Alt=1,220m)の中腹.蘭越から白樺山とのコル(新見峠)を目指し,r268にImpを進める.


ペンケ目国内川沿いの九十九折れを抜け冬季通行止めのゲート直前,お宿到着はチェックインタイムの15時丁度.
お湯とお料理のレポは,かみんぐす~ん?(タメるなってばッ!)

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