烏合庵奇譚

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渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

“前井食堂”@厚沢部町本町で“みそチャーシューメン”

2009-11-21 21:10:54 | そとめし;ラーメン

上ノ国方面への1泊2日,小雪ちらつく半日作業を終え札幌向き.江差から落部に抜ける道すがら,札幌ローカルのTV紹介で気になっていたコチラ,“前井食堂”さん.
ちょっきり昼ごろ現着,見れば店前の駐車場(5~6台位か?)はほぼ埋まり,今しも鼻先突っ込もうとする1台も.R227 を挟んで筋向いの駐車場(こちらも5~6台?)にレンタのバンを停める.

暖簾潜ればカウンター・テーブル・小上り,既に7割方のお客様.同道と二人,いちばん端近のテーブルに.みそ味はキメ打ちだが,デフォはチャーシューレスとの情報なのでチャーシュー仕様.

厨房は男女合せて4~5人,釜前は当代と思しきおニイさん.ホールのお姉ちゃん共々,皆さんキビキビと気持ち良い.何気に貼られたシーナ隊長“ももんがあ”色紙眺めつつ暫し.


供された“みそチャーシューメン”の面構え.
  … あれ? モヤシが無い ??
TV紹介されたみそラーメンには,挽肉(と人参・玉葱)入りの炒めモヤシがトッピングされていたと記憶するが… 

とまれ,スープを一啜り…  ん! 美味い (^^)b!
鶏ガラ主体と思われるシンプルな出汁に少し甘めの白味噌ダレ.野菜の甘味も感じる.タレに仕込んだナンバン(赤唐辛子)の香味が好みよりはやや立ち気味だが,炒めモヤシが載ったらきっと丁度好い具合になることだろう.
自家製と言う麺は中細全くストレート.やや柔目だが茹で具合ではなく,麺自体の性格だろう.つるつると喉越し良く麦がふわりと鼻に抜け,思わずスープを追いかける.箸とレンゲが止まらない.
チャーシューは歯応え程好くスープと共に噛締めれば肉の旨味がじわりと解け,肩ロース特有の脂身がさらりと甘い.薄味メンマのしゃきしゃきした歯応えも心地良い.
熱い丼・暖かくやわらかな味わいに凍えた指先が解け,強張った肩の力が抜けてゆく.何気無い一杯が,かえって本当に有難い.


ああ美味しかった.ご馳走様! 勘定を払う段で炒めモヤシの一件に合点.チャーシューメンはすべて700円.しお・しょう油ラーメンは500円で,みそは550円だから,モヤシレスでバランスすると言うワケね.でも,モヤシ入りも頂いてみたかったなあ…

それにしても,この出汁・この麺ならば,しおラーメンもきっと私好みに違いない.隣の客人が頼んだ,レトロな黄色いカレーもそそられるし… 当座,こっち方面に業務の予定が無いのが恨めしい q(^^;)

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010502/1025125/

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