碑銘
遠き日の石に刻み
砂に影おち
崩れ墜つ 天地のまなか
一輪の花の幻
《感想》
詩人は、彼より先に(1944年)亡くなった妻の幻を、「花」に見ると、かつて記した。
この詩は、純愛詩である。
1945年、彼は、広島にいて、原子爆弾に被爆する。爆心地から1.2kmだったが、奇跡的にほとんど無傷だった。
「崩れ墜つ/天地」は、原爆投下のことである。
詩人の心を占めた二つのものは、遠き日の「崩れ墜つ/天地」と「一輪の花の幻」だった。
この詩を友人に送った翌年、1951年、詩人は自殺した。
THE INSCRIPTION OF A GRAVESTONE
On the remote old day, carving stone, casting shadows on sand, the sky and the ground collapsed.
Exactly in the center, there was a phantom of one flower.
遠き日の石に刻み
砂に影おち
崩れ墜つ 天地のまなか
一輪の花の幻
《感想》
詩人は、彼より先に(1944年)亡くなった妻の幻を、「花」に見ると、かつて記した。
この詩は、純愛詩である。
1945年、彼は、広島にいて、原子爆弾に被爆する。爆心地から1.2kmだったが、奇跡的にほとんど無傷だった。
「崩れ墜つ/天地」は、原爆投下のことである。
詩人の心を占めた二つのものは、遠き日の「崩れ墜つ/天地」と「一輪の花の幻」だった。
この詩を友人に送った翌年、1951年、詩人は自殺した。
THE INSCRIPTION OF A GRAVESTONE
On the remote old day, carving stone, casting shadows on sand, the sky and the ground collapsed.
Exactly in the center, there was a phantom of one flower.