DIARY yuutu

yuuutunna toki no nikki

「蜂とゼウス」(Bees and Zeus)(234)『イソップ寓話集』岩波文庫:人を殺したら自分の死で償うのが「天」(「神」)の法だ!

2018-04-14 20:18:26 | 日記
人間たちが蜜を盗むので、蜂たちが怒った。Bees got angry because human beings stole honey of bees.
蜂たちは、人間たちを殺すため、針が与えられるよう、ゼウスに頼んだ。Bees asked Zeus that bees were given needles in order to kill human beings.
しかしゼウスは、蜂たちが、人間たちを殺そうと意図した事が不愉快だった。However, Zeus became irritated when he heard that bees intended to kill human beings.
そこで、ゼウスは、一方で蜂たちに針を与えたが、他方で彼らが人間たちを刺した時、彼らが死ぬようにした。Therefore, he gave bees needles on the one hand, and let them die when they stuck human beings on the other hand.
教訓:君が誰かを殺す気なら、君は死ぬ覚悟をしなければならない。Lesson: If you want to kill someone, you have to be prepared for being killed.

《感想》
人の命を狙うときは、自分の命を懸けねばならない。
「公平」・「公正」の原理だ。
人を殺したら、自分の死で償う。
これは「天」(「神」)が命じる法だ。
Cf. かくて「死刑」は、国家が、「天」(「神」)に代わる資格を持つ場合のみ、許される。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中原中也(1907-1937)「昏睡... | TOP | David Lodge 「蒸し暑いとこ... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 日記