魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

まだまだ蕾-サン・ヴェラン

2017年03月26日 | ワイン ~2019年
サクラの名所を通ったのですが・・・





まだまだのようですね。つぼみの状態でした。

さすがにまだ誰もお花見客はいない。



マドゥバニです。



春はカレー、いや違うと思う。でもスパイスはしっかりと充填完了。

最近歯の調子が悪いので、食べやすいものへと向かわざるを得ません。
ステーキとか無理そうです。




夜はこれ。




2012 サン・ヴェラン(フェヴレ)
  (仏、ブルゴーニュ、シャルドネ種、白、2千円台)

サンヴェランと聞いてどれだけの人が耳をそばだてるかな?
ブルゴーニュとしてもお手軽で、親しみやすいはずのワイン。でも最近では案外お値段も
上昇しております。


さて、香りはレモン、キンカンなどの柑橘香。ミネラルを伴いまだ存分に若々しい。
白~黄色い花、石灰などもあるのだけど、フルーティーです。

味わいは少し角が取れつつ(酸味が和らぎつつ)、果実味が熟してき始めています。
でもまったく若い状態のうちでしょう。
ほんの微かに蜜っぽさも出始めました。果実味の中にもリンゴのような風味も加わり始めた
といったところでしょう。さくらと同じで蕾状態ね。

ジョセフ・フェヴレはネゴシアンもドメーヌもやっておりますが、派手でしっかりと骨格の
ある赤も良いのでしょうが、実は基本的に白がしっかりしています。
ブルゴーニュのかなり上位の優良なネゴシアン兼ドメーヌです。



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