魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

盆と正月がいっぺんに来たようなワイン会

2016年09月03日 | 愛すべき懐かしいワインたち
たま~にですが、こんなこともあります。


先日のサッカー日本代表の敗戦、しかも堂々と負けたわけではない、策略に引っかかった
ような敗戦・・・そのやけ酒としてはあまりにぶっ飛ぶような会でしたよ。



ね、お見事なラインナップ。

クリスタルに始まり、ブルゴーニュとカリフォルニアのシャルドネ対決。
キスラーとコント・ラフォン、スターの造り手。
厚みと蜜の風味、ミネラル感など、とても良いです。


そして赤に移ってサシカイアとCh.ムートン・ロートシルト。


とても若過ぎて困るか?と思いましたが、美味しくいただけました。
サシアイアの方がやや硬いか。

このレベルの味が標準となってしまうと・・・困りますね。




集まったのは10人程度。
今回会場になったYさんご夫妻には感謝です。


メインのムートンですが


2013年は軽いヴィンテージ。逆にそれが幸いしてか、デカンタしたらちゃんと飲めました。
やはり正統派で広がりが美しいです。ずっと飲んでいたいです。

このヴィンテージは結構早くいけそうです。





ちょっと足りなかったのでセラーを拝見したら・・・

何でこのワインのあると~?!


スペイン、プリオラート地区の「パサノウ ラ・モレラ・ド・モンサント」
(パサノー、パサナウ?)

思い出のワインです。これが出た頃(2000年頃?)、すごく良いワインだと感激した記憶があります。
それから十数年を経て、偶然の再会です。

そして・・・やはり素晴らしいワインです。コストパフォーマンスもかなり良いです。
しっかりと濃く凝縮感も落ちていません。これが1999年だとはとても思えないほど元気です。
こうした巡り合いもまたワインの醍醐味でしょう。
さらに人との巡り合いもまた良し、ですね。


楽しい時間はあっという間に過ぎて、とぼとぼと楽しく歩いて帰りましたよ。


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