魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

負けたけど美味いので許せるのさ

2012年07月20日 | ワイン ~2019年
今まで「なでしこJAPAN」のvsフランス戦を観戦しておりました。

0-2での敗戦。


前半がいけませんでしたねえ。


芝が深くてシューズの大方が埋もれるくらいでした。

ボールが上手く回らず、そして反応して踏み出す第一歩が、芝の重さで遅れ
たような・・・・・そんな感じでやられていました。


しかし、徐々に馴染んできた後半は点を取って欲しかったですねえ。

馴れてからの連携に、そして決定力にいまいちもどかしさがありました。


なでしこはそれをバネにしてきっとやってくれることでしょう。

金メダルでなくとも銅でも銀でも、メダルが取れれば十分だと思います。

いっぱい五輪を楽しむ秘訣は「メダル至上主義」にならないことだと思います。




「あと6日」とテレビで言っていました。


楽しみですね~。




さて、敗れはしたものの、今夜はこれ。

新入荷のお試しです。






2010 ショレ・レ・ボーヌ(トロ・ボー)
   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ種、赤、3千円程度)


ほぼ毎年飲み続けているんじゃないかなあ。
私的定番、ヴィンテージの特徴確認のためでもあるワインのひとつです。


香りですが、焼き菓子やセルロイドがつんと来ます。チェリーやイチゴが支配
的です。他にはシナモン、ビャクダン、八角などの漢方系もあります。


味わいは濃さはそれほどでもありませんが、しなやかで旨味がぎゅっと訴えか
けます。古樽や果実はもちろん、果梗まで熟した感じが伝わる、そんな選果を
したのでしょう。さすがトロ・ボーだなあと感心します。

やはりメチャ旨です。そして2010年は2009年よりも「ブルゴーニュらしい」ヴィ
ンテージであることをあらためて感じさせることでしょう。
酸は気持ち強めで、チャーミングさはあります。

この造り手は私の中では5星なんです。ここが有名な畑を入手し、銘醸ワインを
造ったらすごいことになるでしょう・・・・・といつも思うのです。

毎年のことですが、買ってやってください。よろしくお願いします。



最後にひとつ。

このワイン(ショレ・レ・ボーヌ)が出てきたら、必ず言わないといけない
「ひとこと」があります。(前にも書いたことがあるので、このブログの読者
の方はご存じかな)


ラベルを見た瞬間にひとこと。


「なにショレ?」
と発することがブルマニアの証しなんです。ソンナセカイナノサ~



コメント
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