King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

イースタンカンファレンスセミファイナルG5セルティックス対キャブス

2010年05月13日 21時36分05秒 | バスケ
2010/05/11

1 2 3 4 T
BOS 20 30 30 40 120
CLE 23 21 19 25 88

Arena: Quicken Loans Arena, Cleveland, OH
Officials: #17 Joe Crawford, #34 Marc Davis,
#57 Greg Willard
Attendance: 20562
Duration: 2:46

ファイナルに残るチームと言うのは、それはもう
オールスターのような人たちがひしめくものになって
しまったというそんな感じが最近していましたが、
この日ばかりはここまでやっていいのかと言う感じ
がしました。

キャブスはシャックを入れた時点で、打倒マジックの
究極の選択がインサイド強化だったのかと感じさせ
ましたが、この日のゲームではそこまで行けるか急に
黄色信号が灯った感じです。

それもそれはすぐに赤に変わりそうな冷たい光です。

この日は後半に入るとキャブスホームなのにシャックが
入れても観客が沸きません。

すっかり守られてもはや攻め手はガードとシャックの
ツーメンピックしかない状況なのが、この日のセルティックス
のディフェンスの要諦を知らしめました。

インサイドにペネトレートしてくる選手は皆無であり、
外からのシュートは外れまくると言うオフェンス破綻し、
エースも見る影なしです。

キャブスはインサイドに強烈な強化とダメ押しとばかり
アントワンジェーミソンまで入れたのに、相手の守りに
見る見る集中力を奪われていきます。

後半の選手の青ざめたような顔は印象的です。

中の守りはセンターにはフリーに打たせたり、シャックは
ファウルで止めると徹底した守り方で、ペリメーターでの
楽なシューティングは許さず、スリーポイントも楽には
打たせません。

そういった中は比較的ゆるくして外への連携は徹底して
破壊したことにより、キャブスの得点は目を覆うばかりな
低得点になりました。

故障しているとは言えレブロンの得点も伸びません。

やはりキャブスの得点源である中距離と外の得点を徹底的に
廃除したことと、中に入れなかったという堅い守りのなせる
技でしょう。

シーズンの100点以上の失点が一転堅い守りに変わり、
セルティックスの恐ろしさを見る思いです。

堅い守りからの返しのスピードの妙も目を見張るものがあり、
この日はなんと言ってもレイアレンの動きのよさが目立ち
ました。

彼のロールからの振り返ってシュートが実によく決まり、
彼の動きを警戒する余り、ディフェンスはぐずぐずとなって
いました。

それでもシャックが出ているときにはインサイドではブロック
もあり、いくらか機能して中は守れていたものの、彼がいな
ければ守りも攻めも成り立たない状況でした。

魂を抜かれてしまったエースと言った感じのレブロンですが、
スピードで突っ込むか外から決めるかといった剛の技しか
持たない彼には、インサイドへの道が閉ざされぴったりと
つかれて外からのシュートも崩れてしまったと言うことで
しょう。

ただ、そこまでに至るまでにシャックのラインだけは生きて
いるのを手がかりにそこからレブロンに繋ぐなどエース回生の
手立てはあったはずです。

しかし、エースたるがゆえにその手立ても指示が遅れて
手遅れになったのでしょう。

今日のセルティックスの出来では、マジックも破ってレイカーズ
も寄せ付けないのではないかと思います。

最後にネイトロビンソン、フィンリーが時間処理をして
いたのが印象的でした。
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