King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

パナマの甘さに

2013年08月06日 09時19分57秒 | 珈琲
じっくり深く焼いてトロッと甘くなる豆を割と揃えてきましたが、
浅煎りでも甘い豆もこの際味わいたいとパナマを焼いてみました。

手持ちで一番甘さを感じられる豆といえば、モカハラーボールドグレイン
です。

しかし、これだとこの季節には少しくどすぎる感じがするし、冷房の
効いた部屋で飲むにもちょっと抵抗があります。

そこでさわやかな酸味の珈琲にのがれがちですが、あえてそこは
甘さの違いにこだわって飲むのが通というもの。

じっくりと濃い珈琲と浅煎りのコントラストがくどい暑さに勝ための
活力を生みます。

きゅうりの糠漬けを食べる日本人。

ほとんどが水分の青臭い実に一味変化を加えたものは海外にも
ありますが、さっぱり感とシャキッとした歯ごたえを残したものは
なく、日本人の繊細で感性豊かな精神文化を感じます。

それと同様、この時期の珈琲の好みにもただ黒く焦がしたような
豆のアイスなどを飲まずに、季節の移ろいを感じられる味を色々
楽しんでもらいたいところです。

そんな甘味に違いを見出して楽しむ夏のホットにぜひこのパナマの
バルマウンテンをお楽しみください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 野天湯へゴーとピラティス | トップ | ちょっとはずれている »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

珈琲」カテゴリの最新記事