King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

アリゾナの太陽よ昇れ、サンズ対スパーズ

2009年02月01日 23時31分12秒 | バスケ
Team   1   2   3   4   T
Spurs  32   25  32   25   114
Suns   31   26  27   20   104

2009/1/29
Arena:US Airways Center, Phoenix, AZ
Officials: #29 Steve Javie , #31 Scott Wall , #58 Zach Zarba
Attendance:18,422
Duration: 2:34

前半は、がっちりの四つ相撲の様相で、サンズがシャックをとったのも
この同リーグの敵を打ち負かすためという見方が大勢です。
その効果は前半だけ見れば、確かにかつての爆発的なオフェンス力を
捨ててまで臨んだ価値があったという試合運びでした。

ですが、後半のだらしなさはやはりシャックを入れても駄目じゃんという
もので、全てがセンターの失速というわけではなく、原因は、バルボウサ
リチャードソンのところにあったように思います。

それとベンチの指示なのか、不可解なファウルも理解できません。
全然ゲームの流れ的に意味のないところでファウルが連発します。
それが全てボーエンに対する連続ファウルとなっています。
これはエースキラーの本領発揮なのか、相手はさっき言ったバルボウザ
リチャードソンのところなのです。

これで完全にリズムを狂わし、リードを許してしまうのですが、そうなって
からの攻撃は全てナッシュとスタッダマイヤーのツーメンゲームになり、
それではあんまりということで、センターへボールを入れたりするのですが、
もうすでにシャックは集中力ゼロ状態です。

これなんかベンチの指示と作戦の失敗の表れでもあるようであるし、
ポポビッチにしてやられたということもできるかと思います。
目立った作戦ではないですが、バルボウザとリチャードソンを止めれば
勝てるという地味であり確実な戦略の勝利です。逆にサンズは、インサイドに
切れ込んでくるジノビリとパーカーをまったくとめられません。

パーカーなどは、依然は直線的にしか攻められなかったのがこの日は
余裕を見せて、左右の揺さぶりから突っ込んでくる技の多様さも見せました。
それもディフェンスの対処が他チームに比べおざなりなサンズの欠点でしょう。
それでも以前の爆発的なオフェンスを持っていれば入れられてもすぐに
取り返すという、常に前向きな姿勢が見られたのです。

しかし、今は完全にハーフコート主体のチームとなり、ファーストブレイクも
時には必要なのに、この日はまず見られませんでした。ベテランのヒルの
スティールでひょっとしたら追いつくのかと思わせる場面もありましたが、
その他の攻めに精彩なく、追いつけませんでした。
付け焼刃では、老兵を倒せないという試合でした。
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