King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

マッハと蕎麦屋と引越し騒ぎ

2007年09月15日 23時39分08秒 | 日々のこと
ここ数日は精神的に不安定かもしれません。
いつもは、マイペースで人に左右されることのない日常
でしたが、ここ数日は夜は外食が続き、人の都合で
動かされたり、用事に駆り出されます。

いちいちそんなことに反応していてはならないのですが、
反発心とか怒りとかそんなものが何らかのパワーになること
はたしかです。昨日深夜に録っておいた『マッハ』を見ました。
これはすごい。久々に体を張る映画を見ました。そして、
そのアクションのすばらしいこと。映画の定番と言えば、
追っかけシーンです。それも、カーアクションが主流ですが、
それを原点の人が人を追っかけるシーンが合成やCGでなく
生身の人間の追っかける迫力を味わいました。

障害を抜けていくところは、ちょっと器械体操のクリアもの
のようですが、開脚スライドで車の下を抜けたり、車を
連続で飛んだりと、もうこれはただ単に身体能力の高さ
という話ではありません。超人の技です。それに、ムエタイの
イメージを変えてくれました。最初に型の様なものをやりますが、
ムエタイにこんな型や秘儀があるとは知りませんでした。

日本に渡ったムエタイは、キックボクシングとしてタイ人はいつも
対戦の前に踊りを踊り、格闘技というより舞踊的な要素の方が強い
ものだと思いました。最初ファイトクラブみたいなところでいきなり
ストリートファイターみたいなのと戦う羽目になり、それを一瞬の
蹴りで倒したシーンは真に圧巻でした。これは、今までの映画
のシーンではない、リアルさと意表をつく展開でムエタイのすごさを
このワンシーンで印象付けました。

この映画を見てしまうともはやジャッキーのカンフー映画など子供
騙しです。打撃のほとんどが実際に打ち込まれていて、もちろん
打たれる役のスタントにでしょうが、キックやパンチが本当に当たって
います。それに椅子や机に当たるシーンや落ちるシーンも実際に
当たっていて、見ていて痛と何度も言葉が出てしまいます。
オート三輪のカーアクションもなかなか見せます。ただ、見せ場のシーン
や高速道路を使ったシーンなどは今までハリウッド映画で何度も
使われたものです。それをオート三輪でやると何でこんなに新鮮に
面白く見れるのか、これはやられたなあと思いました。

ブルース・リーのカンフー映画を最初見たときにもこれはショックでした
が、こちらのトニー・ジャーの方が旬なだけにすごさが衝撃的でした。
NBAのスーパープレーを目の当たりにしたときのようなすごさです。
これは深夜劇場などで無く、劇場で見るべき映画です。こんど
彼の映画が公開されたときには、是非見に行こうと思いました。

昨夜の真っ暗闇の中のランニングがあまりに疲れが無かっただけに
今日も快調に走れるかと思ったら、今日はなかなかスピードに乗れない
走りになってしまいました。走り出したら直ぐに腰の辺りに張りが出て
歩幅や走り方を変えて様子を見ながら色々やりますが、昨日のように
まったく無痛で調子よくという感じにはなりませんでした。結局、09分で
終了です。やはり少しづつ疲れが溜まるのでしょうか。一応、今週は
火曜日にノーランデーを入れたので、明日も走ります。

引越しの手伝いをして、汗をかく前までどうしてこんな事をと
不満たらたらでしたが、終わればあっけなく終わり近所の蕎麦屋で
お昼を食べました。予想以上のうまさでちょっと得しました。
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