King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

泉谷しげる全力ライブ参戦

2018年11月03日 23時54分25秒 | ライブ・コンサート・展覧会

先日都美にてレオナール藤田をみて、ついこの間目の前で魔界のヴァイオリンを聞き

秋にふさわしく芸術に触れたかと思えば今回は秩父の老舗ライブハウスで

泉谷しげるのライブで盛り上がった。

こんな身近にやってくるなんてと信じられない気持ちでコンビニに貼られたポスターで

チケットの問い合わせ電話を掛けるとまだ券があるといわれ参戦した。

全く知らなかったが、今回が三回目というから驚いた。昨年四月と今年の四月にも

やっているらしい。

その前回は昭和の歌を歌うとして前半はカバーをやり、後に自身のメドレーという

二部構成だったらしい。その時の休憩時に停電があったとかで、それは今回のMCで

会場のボロさをネタにしていた。私も開場前にトイレに行くとグッズ売り場の人の

話でこれが最後となるかもしれない床が抜けるかもと心配していた。

 

それにしてもなぜ三回も秩父に来ることになったのだろう。床が抜けるかもしれないので

飛び跳ね禁止というようなオンボロで決して音響やPAもよくないだろうに。そんなことも

ネタにしながら最初はみんな座ったまま進み、突如そーと立ってと促してそのまま後半の

スタンディングのメドレーとなり、春夏秋冬までが本編だったらしい。というのは他の

会場のセットリストなどを見るとここで自らアンコールと言って次の野生のバラッドに

入ったとなっているからだ。私はそれを知らず、自ら今回もアンコールといったのも聞き取れず

今回アンコールなしなのかと随分不満に感じた終わり方だった。六時開演で五分過ぎて始まり、

八時少し過ぎに終わってしまった。なんかアンコールもなくあっさりしてるなという感じ。

ただ、ひとりギター一本でこの乗りで二時間ぶっ続けというのはもはや名人芸的なものなの

かもしれない。ジュリーのドタキャンなどもネタにするだろうなと予想したら黒い鞄の早口の

歌詞は全てその事を歌ったらしい。最後のやせろーしか聞き取れなかった。その後の喋りで

あああの事を歌ったのかと知れた。何しろこのライブには何十年ぶりかでこの会場に来て、

しかも駐車場が心配だから電車で行った。真っ暗になった駅から暗い道を行くと何やら人が

いる店が見え年寄りの行列ができていた。いつものライブよりさらに年齢層が上の私より

見るからにお年寄りが列を作っていた。

まるで演芸会の入場のような有様だったが、始まるとみんなノリノリだった。ライブなどというと

大概どこも立ち見だが、最初からパイプ椅子が並ぶ会場だった。それに床が抜けるからそーと

やると最初から言っていたのでどれだけ盛り上がるか心配もしたんだが、見事にみんな立ち上がり

最後までスタンディングで終わるというノリの良さだった。泉谷自らここはコーラスが入るから

合図したらやってとか手拍子やワイ染色体のポーズまで客を指導しての面倒見の良いライブだった。

完全に盛り上げるといいつつ、試しにジャンプしてみようとジャンプまで要求し、どうにか

床も落ちづに成功して、終わった。サービス精神なのか出入自由撮影自由と客にカメラで写すことも

それをアップするようにともあおっていた。私は後ろの席だったので写真も撮れず前に押し掛ける

こともなく、アンコールもなしかと静々と帰った。秩父線に乗るのも実に何十年ぶりだろう。

行きも帰りも床が板張りの車両ではなくなっていた。そんなどこかの中古車両なのは変わらないのだろうが

車内放送などは西武戦と同じ発音の英語放送が流れていて隔世の感は強かった。

清志郎がなくなり深川で奉納ライブを泉谷がやりそれを見て以来のライブであり、感慨深い。

ここのところ人生の重大シーンをこなしている感じがしている。

1.業火
2.すべて時代のせいにして
3.1/2ブルース
4.ネオエアー
5.ソウルでかい噺
6.黒いかばん
7.Y染色体のうた
8.春のからっ風
9.つなひき
10.明日も今日の夢のづつきを

11.レガシー
12.突然炎のように!
13.眠れない夜
14.褐色のセールスマン
15.舞い降りる鷹のように
16.春夏秋冬
17.野性のバラッド
18.Come to my bedside


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