King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

マニュフェストはいずこ

2014年11月30日 19時06分15秒 | 日々のこと
今月もあと数時間。

来月の季節のブレンドは『第四楽章』です。

これは毎年恒例。さらに新年の『雅』までもう決まって
いるので、そんなあたふた感もなく月末を迎えました。

それでも月末と日曜と重なり色々と忙しい日でした。

午後郵便局に発送のため向うと旧キンカ堂跡地の建設中の
建物が完成していて中にだるまがいることから誰かの選挙事務所
と知れました。

よいよ選挙かという感じ。

なぜこんな年末に急きょ選挙となったのか、いまだに納得できる
説明も政党の都合も理解できるものはなく、本当に政治とは
誰のためと思うのでした。

テレビや新聞などでも各党のスローガンとか公約とかが見受けられ
ますが、今回はどこもマニュフェストという言葉がなく、あれは結局
はやりものだったのかとその都合の良さを感じるのでした。

秩父市内もそんな選挙を感じさせる風景と街宣車やらどこの政治団体か
知れない市政を批判する音声をスピーカーで流す車などがにぎやかです。

もうすでに選挙区の予測をする人もいます。

それをここに書くことも色々とはばかられるので書きませんが私は
その予測には反対てした。

このアベノミクスを問うのであれば、結局一部の人しか恩恵を受けない
と明らかになったアベノミクスでは景気好循環は望めないでしょうし、
周りで賃金が上がったという話すらありません。

そもそもパートとか非正規労働者が増えたのは限られた正社員を
守るために小泉政権の時の改革のためです。

結局庶民生活はその時からちっとも改善しておらず、首を切られて
年末ホームレスが増えて派遣村なる物ができたのも記憶に新しい
ところです。

そんな非正規雇者に将来的展望も含めて好循環が起きると考えて
いるのなら随分楽観的な考えだと言えるでしょう。

野党も実現不可能なことを平然というのも相変わらずであり、
もし立候補者が全員当選しても自主憲法など制定できるはずも
ないのにそれが公約だと言い切っている政党がいたり、増税阻止を
訴えていてもその代りにどういう財政再建策なり景気浮揚策なりを
だしていない片手落ちの主張などばかりです。

当然、誰も興味も現実味も感じない選挙ですが、実は有権者として
政治にかかわれるのはこの時だけであり、全員が現政権ではだめと
投票すればやはり増税阻止はできるのです。

それでも前回政権交代を実現しても結局規制を打破して改革が
出来たかというと全くの期待外れだったし、それどころか何も
決められないさまを見ているのでやはり国民はどうにもならないと
しらけきっているのが現況でしょう。

次々と目抜き通りに空き地が増える秩父ですが、そこに立つ建物が
選挙事務所というのはなかなかシュールな風景です。
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