King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

開幕戦はやはりスパーズか

2005年11月04日 01時51分36秒 | バスケ
November 1, 2005
SBC Center,
San Antonio, TX
Attendance: 18,797
FINAL   1    2   3  4  T
Nuggets 21  27  24  19  91
Spurs  27  19  23  33  102

NHKの開幕戦の放送はスパーズ対ナゲッツです。
ダンカンの伸びた頭髪とあいまって、締りのない試合を予想しました。
どうやってもどうせ勝てるという感じの一方的な展開を予想したのです。
ところがどうでしょう。ナゲッツがきっちりスパーズを捉まえていつでも
点差を作りそうな勢いです。最初の方はだらけた展開ですが、ナゲッツが
リードしていたときもありました。前半はこんなものかな程度でしたが、
明らかにスパーズの今シーズンが予感される試合展開です。早い選手交代と
今までボーエンのエース殺しが重要な鍵でしたが、もはやそういう技で
なく体力勝負でもかつてのツインタワー時代の破壊力守備力を備えた
新生スパーズをみました。先発こそ先シーズンと同じでしたが、次から
次にでてくる面子がおいおいこんなにそろえちゃったのかよという感じです。

昨年は、新たなツインタワーかといわれた、モハメドなど影が薄くなり
へたをすると使われなくなるのではという感じです。まあベテランが多いから
けが人も出るでしょうし、必要な人材ではあります。ただもう育てていくという
感じはしなくなりました。そして以前にもまして、ディフェンスが強化され
へたにインサイドアウトなどできなくなった感があります。もう中に来た時点で
つぶされたり、元々ナゲッツは外からの強力シューターがいなくてボイキンズの
下手な3Pしかありません。それに形としては、早い展開から最後にマーチンか
カーメロで決めるというスピード重視ですから、その展開になれば波に乗りと
いうこともあるわけです。ただ、カーメロとマーチンでお互いにスクリーンを
かけてチャンスを作るというシーンが多々ありましたが、もっと明確な攻め
パターンを持たないとナゲッツはプレーオフ進出が危ういでしょう。

この日出場停止のヘッドコーチが、ホテルからのコメントということで試合は
満足している、新ディフェンスが機能しているというものがありましたが、その
ディフェンスを砕いて勝利したのがスパーズの新パターンです。フィンリーの
中でも外でも打てる力が如何なく発揮されました。この日はパーカーが得点
リーダーでしたが、これはダンカンでもジノビリでもいいわけです。つまり
誰を中心にでもできる幅があり、その力を持っています。この陣容に匹敵する
のは、ヒートの豪華さだけです。あのスター軍団がチームとして機能するか
どれだけ破壊力があるか見てみたい気がします。ただスパーズのディフェンス
力が並でなかっただけに、これはただ事ではありません。連覇濃厚か。
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