King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

新たなスキーリゾートを求めて

2019年02月25日 23時54分43秒 | スキー

斑尾で林の中に突っ込んだり新雪に突っ込んでいくような

滑りばかりで、ゲレンデでの練習やまともな滑りをしていない

今シーズンのような感じがしていて、それに雪の降りしきる中

見通しの効かない中を初めてのスキー場を巡ったりとストレスフルの

今シーズンのスキーですが、さて次に巡るのはと考えた時にリゾート感を

感じられるスキーならまたタングラムに行けばいいと思っていましたが、

それではあまりに家族の理解も得られないとあれこれ選定しますが、まず

極上のリゾート感を得るにはベースにホテルがあってそこの前に車を安心して

止められる駐車場があるというどこにもあるスタイルながら実際には当てはまる

所はわずかです。

 

草津噴火以後新しいお気に入りを見つけるため今まで行ってないゲレンデを

目指すという当初の目標と人生は短いので同じ行動をしていてはいけないという

ラジオで聞いた誰かの人生訓からまだ未知のゲレンデを探しますが、次に行こうと

したのは高速のインターから30分程度のところで探しだし俄かに浮んだのが

戸隠高原です。

 

ゲレンデ直結のベースにホテルもあり、コースレイアウトや規模ともに泊まって滑る

だけのものを備えていそうでした。ですが検索していくと私が求めているものと

違うものを感じてそこに予約する気になれませんでした。

 

近くのホテルはなく民宿のようなのばかりです。

 

やっと探したホテルは飯綱高原でした。そして飯綱にも二つのスキー場があり、

どちらも行ったことがないところです。二泊してこの飯綱リゾート、飯綱高原、

戸隠高原と三つを巡る旅としました。残念なのは本格的な温泉がないことです。

 

ここで泊りの時に注意することを書いておくと今までの経験でスキーでゆったりと

リゾート感を得るには高いリゾートホテルなんかより安くておもてなしのこころを

備えたスタッフのいる設備のしっかりとしたものです。

 

一万円以下でもそれに適う所は結構あり、気を付けなければいけないのは安いと

本当に古くてひどいところもあり、ペンションなども煩わしいことの方が多く

設備はひどいという方が大方です。

 

そして、宿泊プランを選べて同じホテルでも料理と部屋でランク付けされるのですが、

決してそういう手に乗ってはいけません。高いプランを選んだからと言って得られる

満足感は高くありません。得られるのは自尊心だけでまんまと戦略にはまってしまったと

いう後悔だけです。

 

そんな意味で今回選んだのはゲレンデサイトのホテルでなくて安くてもそこそこの設備を備えた

所となるとふたつしかなく、そのうち一つは大浴場がないということである方のホテルにしました。

ネットで予約しますが、最近はサイトによっていろいろと値段が違い前のようにじゃらん一択で

良いというわけにはいかなくなっています。今回も前回同様宿のホームページから予約しこれが

最安でした。

 

ネットの情報では三つのスキー場は合併で長野市営となりどこも経営が厳しいという話でしたが、

ホームページを見てみると三つとも独立したページでカラーも違います。最新のデザインで作られた

戸隠の物は垢抜けしていますが、ほしい肝心の細かい情報が伝わりません。他の二つはどちらも

前時代的な古ーいデザインでリゾートの方は自虐的露出のキャラで努力の跡の見える不思議空間の

趣のあるもので一番最初に訪れるのはここにしました。

 

長野に入り高速からもこのスキー場の上部がよく見え近づくにつれあそこで滑るのかという感じに

迫ってきます。長野市内から30分と市民のスキー場と言われますが、立地的には飯綱町であり、飯綱高原と

戸隠高原は長野市営ですが市が直接の経営でなく、社団法人とか第三セクターという一見なにもなさそうな

母体ながら実際には複雑な地元利権とか地元有力者とか構造が下にはあるのでしょう。だから狭い地域に

三つのスキー場がトータル的マネージメントもされずに税金を垂れ流すような赤字経営のまま処分もされず

有効的な集客もされず放置されているのでしょう。

 

散々外国人であふれるスキー場で滑ってきたのでこのような利用者ファーストのスキー場で滑るのは久しぶり

の感じで名前こそリゾートスキー場ですが、町のスキー場という感じと滑っている人が少なく若い人と年寄しか

いないというリゾート感とは程遠いものがあります。

 

リフトは三本でコースはその両脇にあるだけというシンプル構成で上から順番に上級中級初級と区分けも

至って簡単なものです。スキーウェアに着替えてブーツに足入れするだけ汗がでる暖かい日でした。

当然下までガリガリでもう雪質とか新雪などと言えるものが味わえない時期となってしまいました。

信州中野インターから30分程度で着いてしまい、一日券も50歳以上シニアで2200円と格安です。

 

でも一時間も滑れば全てのコースは滑れてしまい、最初初日に飯綱リゾートと飯綱高原をはしごすることも

考えましたが距離やリフト料金的にも可能ですが、このガチガチの雪質では体力消耗は激しく気分もがつがつ

次のコースを欲する感じにもなりません。

 

早めに昼にして家族をホテルに送っていきました。

ホテルは大概チェックインは3時ですが、早く行っても直ぐに部屋に入れることが多いのです。

ビル街を抜けて高原にくると白樺林や湖と一気にリゾート感が増し、私のように律義にひとつひとつ

端から滑るなんてことはしなくて長野市内の気の利いたホテルに宿をとり温泉とゲレンデを選ぶのも

良いかもしれません。

 

とはいえ雪道や山道を毎日仕事のように山に通うのもリゾート気分ではないですし、一番はベースの

ゲレンデ直結のホテルで過ごすのがベターです。

でも長野市民は温泉と新雪を気軽に楽しめる環境がありそそる住環境です。

前回の斑尾ではまともにコースを滑るより林の中で遊んだので普通の滑りをするのが久しぶりで

ガリガリのコースはより硬く感じるのでした。

モーグルコースができていて調整中滑走禁止と札が立っていて使えないようでした。誰も滑って

いませんがデラ掛けお願いしますとも書かれているのでデラ掛けして降りることにしました。

すると段々滑る人が現れ中にはジャンプ台まで使用する人も現れました。

 

元モーグル選手の宿があり、スクールもやっているというのを見たのでその人のコースなのでしょうか

一番上のリフトの中間駅で降りると繰り返し練習できるのでしばらく常駐しました。その他林間コースが

あったりなかなかシンプルな構成ながら色々な滑りができ一日いてもたった2000円で十分堪能できました。

上のリフトが1530で終わり暑くて体力消耗も激しいのでそのまま降りて上がりました。宿に行っても温泉

ではないので来た道を引き返し天狗の湯という沸かしの温泉に行ってみることにしました。

 

ここは来る時に通った湖のところにあり、ノルディクウォークのコースがあったり氷上穴釣りをする人が

いたり冬でも温泉に訪れる人は多いようでした。来るときには氷上にテントが張ってありましたが、入浴時

には一面の氷の湖で露天風呂から見る景色はとてもきれいでした。温泉はプールのような匂いで満ちており

毎日通っているかのような感じの人が多く、にぎやかでした。リフト券で割引ができるとなっていてどこの

リフト券とかいてあるのですが、飯綱高原や戸隠高原などはICチケットだから持ち帰れないのにどうするんだろうか。

私の券も引き渡して割引となり、買った券も手渡して入浴です。売店ではいろいろ手作りのものがあり

思わず買いそうになったけどこれから宿に入り直ぐ夕飯なのでどうにか思い留まりました。

 

宿に向かうと宿を検索した時に出てきた他の宿の名が出てきてああここかあと懐かしいような感じです。

ただ予想した通り、ペンションはどこも寒々とした風情で規模ともになんとも心細い感じで雪の中で

佇んでいました。白樺林に湖と高原の景色は非日常感にあふれていてリゾート感満載です。

宿に向かう途中に飯綱高原スキー場があり、リゾートよりお店の数とかにぎやかな感じです。明日滑りに

来るからなとあいさつしつつ、通過すると直ぐ宿でした。宿から一キロちょっとくらいです。

宿に着くと宿には歓迎看板に団体名があり、三つの大学が泊っているようです。

まあ外国人の団体よりいいかと思いつつ実際夕食時はおなじ食事会場になりびっくりでしたが、そんな

三つの団体の割には少ないんじゃないかという人の数でした。ホテル内の売店は品数と種類ともに少なく

かといってコンビニなどの店は周囲になくもはや寝るしかないというリゾートは始まるのでした。


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