King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

タレント性で

2012年02月10日 10時16分25秒 | 読書

先月話題になった芥川賞受賞のこの本ですが、日本人は
この受賞の意味とか芸術性とかより、話題性とか騒がれた
からとかといった方が本を手にとる機会となるようです。
著者の会見の模様が何度もテレビに出て、面白そうだと
ワイドショーがおっかけて、当然本はうれにうれてと
いいことばかりです。



私は、この時期の文藝春秋を毎年買っていますが、これは
当然、芥川賞受賞作品が掲載されているからです。
本屋さんがこれ二作品とも載っているら本が売れないと
こぼしていましたが、それは違います。

文藝春秋が賞をあげたから田中さんが注目されたのです。

本はあれだけテレビで毎日取り上げられたから雑誌がでる
前に結構売れたはずです。

町の小さな本屋さんはこんな姿勢だからと思わせる
発言でした。

本屋大賞とか本屋さんが売りたい本を選ぶ時代になって
いることや本屋さんの手作りポップでベストセラーに
なったりする現代事情などこういう人はしらないので
しょう。

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