King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

老獪スローン ジャズ対サンズ

2010年03月06日 23時59分22秒 | バスケ
2010/03/04

    1   2   3   4   T
UTA 24  25  26  41  116
PHX 34  23  29  22  108

Arena: US Airways Center, Phoenix, AZ
Officials: #49 Tom Washington, #68 Marat Kogut,
#42 Eric Lewis
Attendance: 17912
Duration: 2:41

サンズがホームで出足も快調に得意のパターンで得点を
重ね、いつも10点のリードを保ちそのまま行くものと
誰もが思った試合でした。

しかし、サンズは明らかに走らされて打たされてパターンも
尽きて、主力には疲労が蓄積しているというのは明らかでした。

敢えてこのようなリードを許して最後ちょっとディフェンスを
強化して、持ち前の勝負強さであっという間の逆転を演じた
ジャズのすばらしいゲームでした。

サンズは、主力がベテランであることと、主力の得点源は
スタッダマイアーであり、打たせるだけ打たせても、インサイド
の守りを強化すれば防げない物でもないということで、それより
司令塔の疲れを誘い、満足な控えのガードが居ないことを考慮し
最初から走らせて打たせた作戦は見事です。

まあ楽に勝とうとすれば当然ベテランのヒルがかぎになるのは
どちらも解っていたことと思います。

それだから、ナッシュをかなり長い時間休ませて、最後のQに備えた
のも解ります。

しかし、点差を頼んでベンチメンバーでつないで行こうというのは
解りますが、ナッシュを休ませるのも長すぎました。

後半は明らかにリズムが悪く、ファウルが嵩んでいるのにインサイド
での得点に固執し、本来の走って外から打って点差をつくるものが
でなくて、相手の強引な得点のとり方に付き合う形になってしまい
ました。

それでも打ちすぎて疲れているところに今までインサイドに来ない
ブーザーがインサイドで得点し出すと焦りがサンズに表れ、まんまと
相手の術中にはまってしまったかのようです。

ここぞというときのウィリアムズの活躍で、逆転もしてそれまで
強引とも言えるウィリアムズの点のとり方ががらりと変わり、
急に今までとは逆に周りを使ってきたのです。そして、今までとは
違い少し強めに守り出したところがミソです。守るのもスタウダ
マイヤーのところを強くしていやでも外から打たせて、疲れた
ベテラン陣にそれでも中で入れて行く力はなく、再逆転は叶い
ませんでした。

最後のスローンの笑顔が印象的でした。

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