King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

手回し系に注意

2013年07月12日 09時51分28秒 | 珈琲
暑いと色々な人が湧いてきます。

大変だ大変だおいしいコーヒー屋を見つけましたという最近
顧客になった人がやってきます。

でも聞く前からわかってしまいます。

どこそこで聞いてどこそこのコーヒー屋に行って飲んだら
噂通りにガツンとやられましたという話なのです。

共通して出てくるのが、厳選した豆でさらにハンドピックした
スペシャルティグレードの豆のみを使用しているというもの
です。

そして特別な焙煎をしているという独自の焙煎機。

聞けば熱源が変わっているのも結構多い。

極めつけは独自の焙煎で焚火でサンプルロースターを手回しして
焼いている人もいて、豆はどこぞの農園と自家取引だというのです。

焙煎の仕方も焙煎機も独特のストーリーを持ち、一度飲んだら
忘れられないというのです。

ちょっと新鮮な珈琲を飲みだしたら途端に通になりだして
探したらもっとすごい店を見つけてしまったという人達が
お気に入りになる店は大概わかります。

それより普通にフジの5K釜でタンザニアとかモカとかブラジル
ぐらいしかない店でおいしい店を見つけてみてください。

変な特別理論やら独自豆から洗った豆などで武装せず、普通に
普通の機械で昔ながらのラインナップでうまい店が焙煎に関しては
豆の味を引き出している可能性が大きいのです。

もうでもそれぞれに夏を楽しんでいるんだなあと思います。

当店はそういう人達も暖かく迎えますよ。

鼻じらんであしらったりしません。

続きを聞きたければ試飲にどうぞ。

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