今朝は-11度と冷え込みました。
現実はトテモ春を感じる気候ではありませんが
春を彩る「雲平」という立春の前後にだけ発売される
この土地独特のお菓子があります。
材料は、もち米を焼いて粉にした焼味甚(やきみじん)に
上白糖とでんぷんを加えて粘りを出し、熱処理して作り上げるお菓子だそうです。
色付けした材料を組み合わせ、金太郎飴と同じ作り方で
3mm位に薄く切って乾燥して仕上げてあります。
彩り美しいお菓子ですので、私の属しております茶道会の立春茶会で
薄茶席に毎年使われています。
今年も2月4日立春の日に茶会が催されます。
このお菓子を目にしますと、外気はまだ寒いのですが
春が近いナ~と思わず心が華やぎます。
茶室で、彩り鮮やかなお菓子と薄茶をいた
だく至福の時間を大事にしてください。
結界は青竹の手作りです
お点前は家元から高弟が毎年おいでくださり趣向を凝らした濃茶席・点心席も用意されています
薄茶席はほっと息を抜く趣向で地元のお菓子が使われています
堅苦しく感じているうちは身に付きませんが気楽過ぎてもいけませんネ
私にとっては生涯教育という言葉がぴったりの道です
この茶室はホテルの所蔵している茶室です
大寄せが出来るよう広間ですが障子で区切って用途に応じて使用できるようになっています
利用者が案外いらっしゃる様ですヨ
精神を磨くには環境も整っていた方が気持ちが入り易いですネ
いろんな色に染めた棒状の材料を花の形にまとめて、まとめた太い材料を均等に細く延ばしていくトテモ熟練を要する技で一子相伝で今のお菓子屋さんは4代目だそうですヨ
伝統は継承していく大変さも垣間見た気がしました
ran様はやはりお茶の先生でしたか、そんな雰囲気でした。
茶室の写真、拝見しているだけでも心が洗われる気がします。
私のコメントはいつも自分の思い出ばかりですみません。歳のせいですね。
その思い出と申しますのは、24歳の若き日に赴任先札幌で初めての習い事に行ったのが「お茶の教室」でした。
お弟子さんは、妙齢の女性ばかりで男性は私一人でした。
ある日のこと、私の稽古の番になり、ふすまを開けて茶室に入ったとたんに転倒してしまい、転び方も派手で滑稽だったのか、先生・女性群に大笑いされてしまい、始めようと思うとまた全員が大笑い。いつまでたっても笑いが収まりません。
ついに私の稽古はそこでお仕舞いでした。
正座に慣れていなかったので、足がしびれたまま入ってしまったんです。
その頃はまだ純情可憐な○青年でしたので、恥ずかしくて、その教室はそれっきりになってしまいました。
あの時続けていればよかったなーといつもその場面を思い出します。
長い長い思い出でした。すみません。
決して不自然なことではありませんし恥ずかしいことでもありませんヨ
良くあることですから・・・
私は利休さんの茶道の理念をトテモ勉強したい時期が長くありました
それで意外と長く続いたのかもしれません
振り返りますと日本の伝統文化のすべてが網羅されている事に気がつきました
「花は野にあるように」の茶花の基本もルーツは利休さんです
茶席の床に飾られた清楚な野の花に限りなく心が惹かれました
衣食住すべからく気がつけば茶道に繋がっていて・・・
年のせいでしょうか今は気負わないで生活の中の茶道を気儘に楽しむのが好きになりました
家元から叱られるかも知れませんが自分流しています
雲平というお菓子きれいなおかしですね。
本当に春の訪れを感じさせてくれますね。
心が和みました。ありがとうございました。
たまにお抹茶をいただくと本当においしいです。庭園などにお茶室などがあるとよっていくようにしています。
最近、日中は暖かいですが朝は冷え込みますね。こちらも今朝は-5℃でした。
でも少しづつ春に向かっているのかな。
茶室。すばらしいですね。