霧ヶ峰高原のニッコウキスゲ
今夏も霧ケ峰高原のニッコウキスゲが稜線をオレンジに染めています
毎年、広々とした景観が広がる「ビーナスの丘」のニッコウキスゲをご紹介してきましたが
カメラをどの方向にむけても鹿の食害予防の電気柵が写って残念な想いが残りますので
今年は傾斜地ではありますが富士山が望める場所「富士見台」の様子をご紹介してみます
高原のニッコウキスゲは現在八分咲きでこれから見頃を迎えるところです
△印をクリックして是非拡大画面で現在のニッコウキスゲの様子をご覧ください
画像は14枚でまとめてみました
当初春先の気象のせいだと言われていましたが実は鹿の食害だったのですネ
ここ数年は電気柵に守られてニッコウキスゲが沢山見られますが自然景観は残念ながら・・・です
生き抜くために鹿はどうしているのでしょう・・・
かなり広範囲な電気柵で防護されていますから食料は激減しているでしょうネ
鹿の立場で考えて事は在りませんでしたヨ
ビーナスの丘周辺は特にニッコウキスゲの自生が多い場所ですから厳重に二重の電気柵が設けられており仕方がないとは思いつつも食傷気味になります
昨年鉢伏山からの帰りに出会った立派な鹿の姿を思うと防護柵のない自然は鹿の食害で全滅しても不思議ではない気がします
鹿の天敵は存在しないのですネ・・・
このままでは残念ですがマツムシソウも全滅ですネ
今年は見られて良かったと思う反面、鹿さんは大丈夫なのか気に成ります、
何処かで代わりにお腹いっぱい食べられればいいのですが?
山肌を黄色に染めて咲くニッコウキスゲをもう一度見てみたいと思っているのですが、鹿退治をしないと無理だと思います。
霧ケ峰高原はボランティアの方々の手によって柵が設置されていますので鹿の食害にあわず見事な花を見せてくれていますね。